時計がなくなってしまった。 この一年、思い出を刻み続けてきた時計が。
もう、戻ってこないかもしれないと呆然と思った。 その時、わたしはどうするのかわからない。
一緒にいたいなとは思うけど、 気持ちがわたしの場所にあるのかわからない。
だって、なんにも言ってくれないから すぐ、大丈夫大丈夫って、
そう軽く言われるたびに、すごく不安になる気持ちが わかっているのかな
わたしは想いが深まるばかりだけれど、 あなたは、想いが浅くなっているような気がする。
なくなった時間以上のものが、これから手に入るのだろうか。
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