ぶつぶつ日記
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2006年06月26日(月) バスラの図書館員

またまた書評です。
この話は戦火のイラクで本当にあった話。

バスラの図書館員ーイラクで本当にあった話ー
ジャネット・ウインター 晶文社
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4794920423/250-0135595-8552219?v=glance&n=465392

イラクの古都バスラの中央図書館には、
歴史ある蔵書も含め3万冊の本がありました。
その本を、戦火から守る女性の話です。
本当に短い話ですが、
本を愛する者は誰でも、
胸がいっぱいになってしまうでしょう。

本好きの人にはぜひ読んでもらいたいです。
というか、買っていただきたい。
この絵本の利益の一部は、燃えてしまったバスラの中央図書館を
再建する手助けに使われるそうです。
アメリカという国は好きではありませんが、
その中でも、色々な活動をする人たちがいて、
そういうことをする、出来るという意味で、
アメリカは大したものだと思わせられます。
この本自体、全米図書館協会がバックアップしているようですね。

いつか、再建されたバスラの中央図書館に行ってみたいです。
一日も早く、イラクに平穏が取り戻せますように。


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