ぶつぶつ日記
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2004年10月17日(日) 学校=安全、ではない場所

大阪の池田小事件が、日本中に衝撃的だったのは、
もちろん、亡くなった子供たちの多さもそうだが、
本来、安全であるべき、いや、安全だと盲信されていた
学校という場所で、凶行が行われたことではなかったかと思う。
子供が安全に、学べる場所。
大人たちが、安心して、子供をあずけて置ける場所。
それが、学校のイメージだったのだと思う。

荒れる学校というのは、世界中で問題になっていることで、
アメリカだけではなく、複数の国で、銃の乱射事件が起こっているし、
門の正面に警備員が立っていない学校というのが、
むしろ少ないくらいかも知れない。

けれど、戦時下でもないはずなのに、
学校の教室で勉強していて、
軍の発砲する流れ弾にあたり、
子供が、傷ついたり、命を落したりするような国は、
多分、パレスチナくらいしかない。
しかも、それらの学校のほとんどは、
国連の援助の元に運営されている学校なのだ。

今月の12日にも、一人のパレスチナの少女(11歳)が、
授業中に流れ弾に当り、次の日に死亡した。
取材中の日本人記者は、その学校でやはり銃撃にさらされた。
そんな風に命を落したり、障害を持つようになってしまった児童は、
今年に入って一人や2人ではない。
今月5日には、立ち入り禁止区域に入り込んでしまった、
しかし制服姿の13歳の少女が、
全身15か所以上を撃たれて死亡している。

理由は、いつも同じだ。
パレスチナ側のテロリストの銃撃、それに反撃するため。
事実はわからない。
そうなのかもしれない。
そうじゃないのかもしれない。
どっちにしろ、犠牲になるのは、
「まだ」テロリストではない子供たちだ。

なぜ、死ななければならないのか。
なぜ?
むなしい問いだけが、正義を叫ぶ声にかき消される。
そして、いくつもの命が、今も消えようとしている。

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10月17日(日)毎日新聞に、
詳しい記事が載っています。
興味のある方は、図書館などでご覧になってください。


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