ぶつぶつ日記
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2004年05月23日(日) 翻弄される人々

拉致被害者のお子さん5人が帰国してきた。
その中で、立場的に厳しい曽我さんのご主人と娘さん2人は、
自らの意思で、ピョンヤンに残ったらしい。
それは、とても切ない選択、
切ない光景だった。

曽我さんのだんなさんは、もしかしたら、
娘たちだけでも、日本に送りたいと思ったかもしれない。
でも、病気の父親を一人残して、
自分たちだけ、日本に向かうことも、
娘さんたちにはできない決断だっただろう。

横田めぐみさんと、私は大して年が違わない。
私が、のんきに育っている間に、
14歳の彼女は、どんな日々を過ごしたのか。
家族はどんな思いで、帰りを待ちつづけているのか。

拉致した当の本人たちにしてみたら、
体のいい政治の駒。
どれだけ援助を引き出せるか、
どれだけ日本を譲歩させられるか。
家族の気持ちなど、どうでもいいこと。
なぜなら、そうなったのも「全て」日本が悪いから、
という論理なんだろうと思う。
その手前勝手な論理に、翻弄されているのは、
何の罪もない、私たちと同じ、
ごく普通の人たちだと考える時、
切なさは、いや増す。


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