ぶつぶつ日記
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| 2004年04月11日(日) |
一般人の多数派として、思うこと |
今回の邦人拘束に関する日本人の意見を見ていると、 なんだか、ここにも馬鹿の壁があるなーと言う気がしてくる。 支援する人々がエキサイトすればするほど、 一般人のたくさんの人の気持ちがなにやらテンション低くなっている、 そういう感じがしませんか?
人間にはいくつかの種類があると思います。 自分の思いに正直に、後先考えずに行動できる人は少数で、 普通は、色んなしがらみにがんじがらめになって、 また、惰性に流されて、 自分もした方が良いと思うことでも、できない人がとても多い。 前者が、今回の場合は拘束されてしまった人たちで、 後者が、圧倒的多数の普通の人たちだと思います。 前者の人たちがいなければ、世界は殺伐とした利益を追求するだけの世界になるでしょう。 でも、後者の人たちもいなければ、前者の人たちの行動も、難しくなって行くと思いませんか?
本来、拘束されたのが政府の人間であっても、民間人であっても、 ジャーナリストであっても、無鉄砲な旅行者であっても、 仕事で赴任していた人であっても、勉強している人であっても、 皆みんな、等しく助けなくてはいけないのです。 拘束されている人が「〜だから」、助けなくてはいけない!のではなくて・・・。
今回の場合、支援する方々が、あまりにも拘束されている人たちの行動を 前面に押し出している所、 これが、なにやら一般人の反発を招いているような気がします。 大多数の人は、どこかでそういうことをしなくてはいけないとわかっていても、 出来ないのです。 そして行動できる人のことをうらやましく思っています。 うらやましいと言う気持ちは、裏を返せば妬みや嫉みに通じてしまいます。 今回は、その典型例を見ているような気がしてならないのです。
自分達だってイラクのことは何とかしたいと思ってる。 でも、出来ない。 それには自分なりの理由があって、家族のことだったり、仕事のことだったり。
でも、こういう一般人の気持ちを、 考えが狭いだとか、だから凡人は・・・とか、 そういう風に思ってしまってもだめなのです。 なぜなら、最初に書きましたが、 使命感を持って行動できる人間なんて、本当に少ないのです。 そして、こういう積極的に行動出来ない人たちを動かしていかなければ、 どんな運動も大きくはなっていかない、 所詮は、自分達の内輪だけのものになってしまうのです。 そして、本来は派兵反対だった人たちの票も、 取りこぼしているかもしれません。
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