ぶつぶつ日記
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ソマリアだったか、ルワンダだったか・・・。 長い年月を現地にとどまり、医療活動をしているイタリア女性がいた。 良家の子女として生まれた女性特有の自己犠牲精神を持ち、 結婚もせず、一生をその土地の人たちにささげていた。 過酷な生活状況の中、70歳を越していたけれど、 なお大変美しい人だった。
彼女の活動で命を救われた人もたくさんいて、 彼女に感謝している人もたくさんいる。 現地スタッフとともに働き、寝起きし、贅沢もせず、 彼女の私物はもらったスカーフだけ・・・そんな生活。 彼女が帝国の手先として自分達を採取するためにそこにいるのではなく、 自分達のために何かしたい、だから彼女がそこにいることを 理解していた現地の人も多かっただろう。 しかし、こんな女性でも、ある日彼女の病院内の自室で、 頭部を撃たれて死亡しているのが見つかった。
今回拘束されてしまった邦人の親御さんが、 「イラクの人のために働いていたことを理解してほしい。」って言ってた。 彼らが、イラクのために働いていることを、 わかってる人は、そんなことは最初からそんなテロ行為をしないのだ。
聞く耳持ってない人間がいて、 だからこそ、危険地域は、『危険地域』なのだ。 法も倫理も、通用しないことがあること。 無事に帰還できることを祈っているけれど。
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