ぶつぶつ日記
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2004年04月04日(日) つながる道

同じくらいの年で子供を持っている人と話していると、
なんだか、追い詰められているような感じがする人も多く、
痛々しさを感じることがある。

独身の気楽な私が考えるに、
私達が子供の頃に比べて、今の子供達の人生は、
いくらでもやり直しが利くような気がする。
昔は、中学・高校・大学と、とにかくまっすぐに進まなくてはならなかった。
大検などもなかったし、社会人が高校や大学に戻ることなども、
よほどのことがない限り、まれだったと思う。
でも、今の子供は、たとえ中学高校(もしかしたら小学校?)で
落ちこぼれてしまったとしても、
自分が気がつきさえすれば、学びの場に、いくらでも戻っていける。
お金をかけた分だけ、学歴が高くなっているという今の子供。
でも、そんなのはどこの国でも同じこと。
だからこそ、金持ちはいつまでも金持ち、
貧乏人はいつまでも貧乏人、という国がどれだけ多いことか。
でも、と私は思う。
日本は、全部が全部、そうなわけじゃない。
自分で働いて、大学に戻る事だって、大学院に行くことだって可能。
もちろん、いわゆる「エリート」にはなれないであろう。
でも、大体が「エリート」って、それだけで幸せですかね?
どんな一流企業に勤めたとしても、終身雇用もあやふやだし、
もしかしたら、その企業自体が危ないかもしれない。

小学校受験の塾の話を聞いたら、
義務教育創成期の頃の話を思い出した。
「1つの教室で同じ時間に同じことをすることを教える。
それは、良き工場労働者を作るためのカリキュラム。」
少なくとも、そんなにきちきちと受験をさせて一流大学に入っても、
なんだか大物にはなれないような、そんな感じ・・・。

子供がしたいと思うことと、
親がさせたいと思うこと、
子供が小さい時って多分、その境目がとてもあやふや。
親を喜ばせたくて、親がさせたいと思うことを
子供はしたいと思っていることも多いようだ。
でも、子供と親って一身胴体じゃない。
親の不安だけで、子供を振り回すのは、
どちらにとっても、なんだか危うい感じがする。

子育てに失敗したって良いじゃない?と思う。
元気に生きていてくれれば、
親が一生懸命に生きていれば、
いつの間にか、曲がった道もどこかの明るい方につながっていく。

どの道が幸せかは、どうせ死ぬ時にしかわからないのだし。


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