ぶつぶつ日記
DiaryINDEX|past|will
全ての人に平等に訪れるものがあるという。 その名前は、「死」。 王様も法王も、物乞いも、人も動物も、死からは逃れられない。 でも、死ぬ瞬間というものは、平等じゃない。 穏やかに死んでいける人、苦悶のうちに死ぬ人、 自分が死ぬことを意識せずに、いきなり命を奪われることだってある。 そして、同じ場所で死んでも、 その死は全く、平等じゃない。
初めての犠牲になった、二人の日本人外交官。 襲撃されたスペインの諜報機関の人々。 毎日襲撃され、少しずつその数を増しているアメリカの死亡者。 そして、カウントされることもなく死んでいるイラクの人たち。 いまも、混沌の中に投げ出され、その中で死んで行くアフガンの子供たち。
2人と7人と、何百人かと。 数千人と数万人と。 私たちはその数に、目を奪われるのだろうか。 数が多ければ多いほど、その死は見えなくなっていく。 まるで、誰も死んでいないかのように。
|