ぶつぶつ日記
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2003年12月03日(水) 命の重さ

全ての人に平等に訪れるものがあるという。
その名前は、「死」。
王様も法王も、物乞いも、人も動物も、死からは逃れられない。
でも、死ぬ瞬間というものは、平等じゃない。
穏やかに死んでいける人、苦悶のうちに死ぬ人、
自分が死ぬことを意識せずに、いきなり命を奪われることだってある。
そして、同じ場所で死んでも、
その死は全く、平等じゃない。

初めての犠牲になった、二人の日本人外交官。
襲撃されたスペインの諜報機関の人々。
毎日襲撃され、少しずつその数を増しているアメリカの死亡者。
そして、カウントされることもなく死んでいるイラクの人たち。
いまも、混沌の中に投げ出され、その中で死んで行くアフガンの子供たち。

2人と7人と、何百人かと。
数千人と数万人と。
私たちはその数に、目を奪われるのだろうか。
数が多ければ多いほど、その死は見えなくなっていく。
まるで、誰も死んでいないかのように。


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