ぶつぶつ日記
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ついに、というか、やっぱり、というか、 イラクで邦人が襲撃され、亡くなってしまった。 外務省や、国の発表を聞いていると、 何が何でも自衛隊を派遣するために、 ありとあらゆる詭弁を使って、今回のことを説明しようとしている 気がしてならない。 テロではない、強盗目的だった、 日本人を狙ったという情報はない・・・。
今回のことに関しては、確かに強盗目的だったのかもしれない。 日本人と認識してはいなかったかもしれない。 だが、外国人は、全て同じ標的であることも、 また事実なのだ。 それがジャーナリストだろうが、大使館員だろうが、 国連だろうが、NGOだろうが、なんだろうが・・・。 そして、軍隊はまず、憎むべき存在であることもまた、 避けられない事実なのだ。 ラマダン中、カイロのだんなの実家に里帰りしていた友人は街中で何度も、 「ヤバーン、アスカリ(日本、軍隊)」と言う言葉を セットで聞いたという。
日本人は何かと言うと、中東は親日で・・・という。 確かに、平時にはそうである。 けれど、平時でなくなったら、 そんな甘い考えはすぐに吹き飛ばされる。 日本は、アメリカに追従ばかりする=自分たちと敵対する、 そういう国の1つなのだ。 そしてもう1つ、中東の人たちの感情を複雑にするのは、 アメリカに破れ、戦後一から復興し、 世界でも最も豊かになった国、日本への憧れ。 自分たちも、そうなりたい、でもそうなれない、 そして、日本はいつも、自分たちを助けてはくれない・・・ そういう思いを持っていること。
毅然として、テロと戦う、と政治家は言う。 けれど、その最前線の危険に正面から立つのは、 自分たちでは絶対にない。 そして自分の親族でも、友人でもない。 先日イラクに行った視察団は、大して「視察」もせず、 引きこもり状態だったという話しすらある。 そして、安全って、一体???
自衛隊を派遣するなら、安全地帯などという言葉を使うな、 と思う。 戦地に行くのだ。 そう明言すべきだと思う。 言葉を濁し、詭弁を使い、国民をだますな、と思う。
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