ぶつぶつ日記
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相変わらず混迷が続くパレスチナ。 今朝の新聞に、パレスチナ、イスラエル双方の市民のインタビューが載っていた。 いつも、現在のベツレヘムの写真を見ると、 にわかにはそれがベツレヘムだとは、信じられない気持ちになる。 自分が見たのどかなベツレヘムとは、全く違う町のようだから。 活気があって、でものんびりとしていて、 青い空に万国旗がひるがえっていた、私の訪れたベツレヘム。 それが今では、観光で訪れ人もほとんどなく、 イスラエル軍の攻撃で壊れた建物は、 修復もほとんどされていないようだ。
兵器で、蹂躙されるということ。 戦後に生まれ育った私には、想像もできないことだが、 ベツレヘムを見る時、 そのすさまじさが、少しだけ実感できる。 私たちがリュックを背負ってのんきに歩いた道は、 戦車のキャタピラの下で、きしんでいただろう。 パレスチナ人に混じってそぞろ歩いた狭いスーク(市場)は、 破壊されてしまっただろう。 道を聞いたサイダリーヤ(薬局)は、今もあるんだろうか?
積み重ねられた歴史は、 兵器の前で一瞬に破壊される。 壊すことは、あまりにも容易い。
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