ぶつぶつ日記
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2003年10月02日(木) ベツレヘム

相変わらず混迷が続くパレスチナ。
今朝の新聞に、パレスチナ、イスラエル双方の市民のインタビューが載っていた。
いつも、現在のベツレヘムの写真を見ると、
にわかにはそれがベツレヘムだとは、信じられない気持ちになる。
自分が見たのどかなベツレヘムとは、全く違う町のようだから。
活気があって、でものんびりとしていて、
青い空に万国旗がひるがえっていた、私の訪れたベツレヘム。
それが今では、観光で訪れ人もほとんどなく、
イスラエル軍の攻撃で壊れた建物は、
修復もほとんどされていないようだ。

兵器で、蹂躙されるということ。
戦後に生まれ育った私には、想像もできないことだが、
ベツレヘムを見る時、
そのすさまじさが、少しだけ実感できる。
私たちがリュックを背負ってのんきに歩いた道は、
戦車のキャタピラの下で、きしんでいただろう。
パレスチナ人に混じってそぞろ歩いた狭いスーク(市場)は、
破壊されてしまっただろう。
道を聞いたサイダリーヤ(薬局)は、今もあるんだろうか?

積み重ねられた歴史は、
兵器の前で一瞬に破壊される。
壊すことは、あまりにも容易い。


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