ぶつぶつ日記
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雨が降ったりやんだり、 気温が上がったり風が強く吹いたり、 なんだか落ち着かない天気だった。 夕方、ぶらっと表に出てみると、 空にはくっきりと虹がかかっていた。 こんな風に虹を見上げたのは いつのことだっただろう。 思い出せない。 母に虹が出ていると教えると、 まるで少女のように表に飛び出していった。
あの虹の端はどこから始まって、 そしてどこで終わっていたのかな。 何人の人が虹を見上げていただろう。 その人たちは皆、幸せだろうか。 飢えることもなく、爆撃で家族を失うこともなく・・・。
虹はすぐに消えてしまった。 私たちの記憶からも、たくさんのことがすぐに消えてしまう。 虹は消えても、虹を見たことを忘れないように、 忘れてはいけないことが、たくさんあるだろう。
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