ぶつぶつ日記
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2003年01月17日(金) イラク詣で

先年、スペインに行くことにした時、
行く時期がちょうどクリスマスにあたることから、
私は現在モロッコに行っているPとCのカップルに連絡をすることにした。
クリスマスなら、マドリに戻るんじゃないかと思ったのだ。
彼らとはカイロで知り合い、マドリッドで1ヶ月半以上、
彼らのピソにホームステイをさせてもらっていたし、
その後2人の間にはレイラという女の子も生まれているので、
子供の顔も見てみたい。
クリスマスシーズン、確かにスペインに戻ることは戻るが、
クリスマスは妻の実家であるバレンシアで、
マドリにいるのは26,7日だけだと言う返事。
その後、年明けまでイラクに行くと言う。
「イラク〜?」とは思ったものの、
Pはアラビア語が専門、Cは記者というカップルなので、
それほど疑問にも思わなかった。
子供は、マドリ郊外の閑静な住宅街にあるPの実家にでも預けるのだろう。
私のスケジュールとして、26,7日は知人を訪ねてクエンカに行くことにしていたので、
かなりタイトなスケジュールになりそうだった。

しかし、マドリに行く直前になって、
結局イラクには行かないことになったから、いつでも大丈夫だよ、
という連絡がPから入った。
それを信じてスペインに入ってから大分日がたってからPに電話すると
(前半、私はガリシアを満喫していたので誰にも連絡する気にならなかった)、
携帯は留守番電話、家の電話は誰も出やしない。
何度かトライしたが、結局連絡がつかなかった。
残念だな〜と思いつつ帰国し、
日本から「もしかしてイラクに行っていた?」
というメールを打つと、どんぴしゃり、
「昨日イラクから戻った。」という返事が来た。

それにしても、今この状態のイラクにそんなに簡単に入れるのかな?
やっぱり仕事が仕事だからかな〜と思っていたところ、
いつも送られてくる田中宇さんのメールに
「イラク詣で」のことが書いてあった。
現在、アメリカの攻撃に備え、
イラクはあらたな「人間の盾」計画をしているらしく、
記者やアラビストだけでなく、NGOなども
比較的簡単にビザが降りるらしい。
そうして、ヨルダンのアンマンに行けば、
そこからは陸路でバクダッドに入るための
輸送ルートが成立しているとか。
「これだな」、と思った。
イラクのプロパガンダは外国人に到底通用しているとは思えない内容だったが
(田中氏も苦笑気味)、
あいかわらず、世界は流動できて、情報戦。
そしてアメリカの思惑の外で、様々なパイプが瞬時にのびる。
北朝鮮問題にしろ何にしろ、
そうそう思い通りにはならないわけだ。
世界がアメリカの思い通りにならない時、
アメリカの後ろを付いて歩いている日本はどうするんだろう?
自分たちで、考えないとね。


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