ぶつぶつ日記
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2003年01月12日(日) ちくわぶ

おでんが好きだ。
1年経っても帰ってこない計画性のない娘に会いに、
母が一人でカイロに来ることになった時、
食べたいものナンバーワンにあげたのもおでんだった。
そして一番好きな具は「ちくわぶ」。
レトルトのおでんだね+真空パックのちくわぶを
母がエクストラでリュックに詰めて持ってきたのは言うまでもない(笑)。

ちくわぶってなんだろう。
こんなに好きなのに、実はよく正体がわかっていない。
その上、どうもこの具は関東地区(もしかして東京か?)限定らしいのだ。
関西や九州、北海道出身の人にも
「ちくわぶ?何それ?」と聞かれたことがある。
ちくわぶのないおでんなんて、
ピラミッドのないエジプトだ!!!
と私は思ったりするが、
そう思う人は割合的に少なそうである。

よく、違う地方に育ったもの同士が結婚すると、
味噌汁の味から肉じゃがの肉、
雑煮に煮物、どちらの味を採用するか揉め事になることもあるらしいが、
どちらがより正しいと言うことではなく、
「そういうもの」なんだよなあと思う。
関東のうどんの汁が真っ黒なことを
まるで見るのも嫌なように話す関西出身の人も多い。
確かに関西風のうどんはうまい、関東風よりもうまいのは認める。
でも別に、いいじゃん、真っ黒だって(^^;)。
すしと言ったら江戸前だ!と譲らない東京人も多いが、
巻き寿司もバラ寿司も、そりゃあやっぱり寿司だろう。
皆がみんな、同じ物を食べていたら、
食べ歩きの面白さなんてなくなってしまう。

日本人は白いごはんが食べたい。
エジプト人はオイル抜きで炊いたご飯なんて考えられない。
芯が残ってこそのミラノのリゾット。
そのどれもが「母の味」、私たち一人一人の思い出なのだ。
宗教も文化も習慣も考え方も、違うことが当たり前。
そのどれもを否定はしたくない。


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