ぶつぶつ日記
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2002年09月25日(水) プライバシーの垣根の高さ

実は私はあまり、「言論の自由」という言葉が好きじゃない。
理由は、現在の日本では、本当の意味の言論の自由じゃなくて、
発信する側の自己責任のない、手間勝手な理論を
代弁しているような気がするから。
マンガの暴力シーンや、過剰なセクシャルな紙面や、
そういったものの負の影響力を意識して、
本人たちがそれを行っている分にはまだいいが、
何となく、「ただ部数が伸びればいい」、
「自分たちの手を離れてしまったものに関しては、
それを読み手がどう受け止め、それからどう行動しようと知らない。」
そんな風潮が気になってしまうのだ。

某女流作家の著作が発売停止になった。
彼女もやはり言論の自由の侵害を声高に唱えていた。
私はこの人の生き方自体があまり好きではないので、
本も読んでいないし、
この本がどれだけ訴えを起した女性の
プライバシーを侵害したかはわからない。
でも何となく、万人を感動させることが出来るからと言って、
たった一人の人をないがしろにしていい、
と言うものでもないんじゃないかという気がする。
ましてや彼女たちは面識があり友人関係を築いていて、
明らかにその女性の話を元に小説が書かれたとしたら。
それも彼女たちの関係が良好であれば許されたことかもしれないし、
感情論にまで発展してしまう問題なので、
なかなか難しいものではある。
ただこの女流作家の生き方、
自分の人生を赤裸々に語る所を見ると、
多分、彼女自身のプライバシーの垣根はとても低い。
垣根の高さは家によって違う。
目に見えないプライバシーを守る垣根も、きっとバラバラ。
彼女は自分のものさしで、
他の人のプライバシーも見てしまったのだろう。
でも高さがとても違っていたんだよね。
そう言うことは、日常的にもありそうだ。








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