ぶつぶつ日記
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現在私の母が日中預かっている女の子は、 いわゆるわけありの母子家庭の赤ちゃんである。 はっきり言ってしまえば、 お母さんは不倫でこの子をうんだ。 だからといってそれを隠すわけでもなく、 堂々としたものだ。 母も、こう言う子だからと言っていじめるわけはない。 仕事だし、他人だし。 しかし、元々潔癖なところがある性質ゆえ、 どうしても納得できないらしい。 それもまあ、当然と言えば当然。
それで、毎日のようにこの親子の話をされてしまう。 時にはお父さんが来ることもあるので、 ますます母は納得できなくなるらしい。 先日は区役所から担当の人が来た。 この人も立派な奥さんであり、お母さんである。 この人もまた、嫌悪感を持っているらしい。 近所のおばさん達も、別にこの子は可愛いと思っているし、 お母さん自身も悪い人ではないと思ってはいるが、 やはり、何かわだかまっているようだ。
それは、、、確かにわからなくもない。 世代も違うし、そして何よりも、 彼女たちは皆、「妻」だから。 不倫の子供をうんだ愛人よりも、 裏切られた妻のことを考えるのは当然のことなのかもしれない。
でも、と私は思う。 自分自身、そう言う恋愛をしたことがある。 その時、別に奥さんや彼の子供の不幸を願ったわけではない。 でも、だからといって自分ばかり、自分の気持ちをサーブし、 見つめてばかりもいられなかった。 突っ走る気持ち。 全てのリスクを背負い、ただ突っ走る気持ち。
どうして皆、「彼女」がやがて不幸になると決めるのだろう? しっぺ返しが来ると? すでに彼女は大きなリスクをしょっている。 それでいいではないか。 妻側のありとあらゆる人たちの、どこかにあるわだかまり。 彼女はそれを日々感じながら生きているし、生きていく。 母の口からそう言う言葉を聞きたくない。 叫び返したい。 でもできない。 鬱々と感情がたまる最近。
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