ぶつぶつ日記
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ずっと着てみたいと憧れていた制服は、セーラー服なんかじゃなくて、 在日コリアンの子達が着ていた「ちょごり制服」だった。 なんていうか、本当の名前は知らないので, いまだにちょごり制服と読んでいます。 ちなみに、私が好きなのは夏用の上が白で下が黒か紺のもの。 同じ職場の女性は冬のが好きって言ってます。
私が中高生くらいの時には、 このちょごり制服をよく見かけたけど、 色々ばかばかしい事件があって、 最近では全然見かけなくなっていた。 なんだかな〜、日本人って・・・。 同国人としてそして女性として、 とても腹立たしかった。 韓国や朝鮮と何か問題が起こるたびに、 電車の中や街中で、 彼女たちのちょごり制服が攻撃の的になる。 身の危険を感じ、普通の日本っぽい制服に変えた学校が、 多かったんですよね。
最近ではそれでも、在日コリアンで有名人も出たりして、 コリアン名で生活する人も多くなったけど、 ほんの少し前までクラスメート全員から 「チョウセンジンは国に帰れ!」と罵倒されたり、 先生からいらぬ疑いをかけられたり、 そんなことが日常茶飯事だったらしい。 今は、そんなことが少なくなったと思いたいけれど、 実際、今も差別は残っているんだろう。
一瞬考えてみる。 どうして彼女たちが「在日コリアン」なのか。 彼らは出稼ぎ目的で今日本に来ているような人たちとは、 明らかに入国経路が違っていて、 そして「2世、3世」になっているのだ。
それは、戦争のせい。 来たくなかったのに、強制的に来させられた人がほとんどで、 そして戦後のごたごた,朝鮮戦争のために、 帰りたくても帰れなかった人たちが、在日コリアンになった。 そしてちょごり制服の彼女たちは、その人たちの子供や孫なのだ。
白い制服が夏の日差しにまぶしい。 来年の夏も、これから先の夏もずっと、 街角で、彼女たちのちょごり制服を見かけたいと思う。 彼女たちがちょごり制服を着ていても、 安全な日本であって欲しいと思う。
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