ぶつぶつ日記
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| 2002年06月09日(日) |
colacaco的イスラムの楽しみ方 |
イスラムの中で、誰が一番すきでしょうか? 由緒正しいムスリミーンの皆様は、そりゃ預言者ムハンマドと答えるでしょう。 でも私は由緒正しいイスラム「おたく」なので〜、 ハーリド・イブヌ・ル・ワーリド=サイフ・アッラーか、 2代正統カリフのウマル=アル・ファールークか、 悩んじゃう所です。 この2人とも結構激情型で、荒々しい。 そして3高(古い言葉ですが)で、ハンサム♪ ウマル=アル・ファールークはものすごい正義感で、 曲がったことが大きらい、なのですが、 自分が間違ったとわかると、 おいおい泣いて反省してしまう純粋な部分があって、 そこが女心をわしづかみにするし、 ハーリドは軍を率いていたこともあり、 征服した地で女性に手を出して非難されたり、 ウマルとの間に確執があったりして、 全く完璧な人物ではないけど、 ウマル=アル・ファールークがカリフになり、 自分が失脚していく時であっても、 今までの確執を捨てて、オマルを支持する矜持を持ち合わせている。 そこがまたかっこいいくて、胸がキュン、となってしまうのだ。
アブー・バクル・シッディークもお父さんだったらいいかもしれないけど、 まじめすぎちゃって、男としてはちょっと面白くないかも。 預言者はですね、「預言者」なので、ちょっと雲の上の人っぽい。 だから、感情移入があまりできないー。
ちなみに女性では、ハディージャ=全信者の母と、 アスマ・ビント・アブーバクル=サファタイニ(二つ帯びの君)が 大好きです。 彼女たちは、よよと泣き崩れるような柔な女性たちではない。 その上感情をきっちりコントロールできる大人の女性です。
預言者の娘ザイナブ(だったと思う)の悲恋話は、 イスラム史上ナンバーワンのラブロマンスで、 女性だったら涙なくしては読めないだろうし、 預言者を巡る妻たちの話は、「渡る世間は鬼ばかり」も真っ青。 人間くさくて、おかしくて、それに振り回されてしまう 預言者の姿がなんだかとってもほほえましい。
クルーアンやハディースだけを読んでいると、 なかなかイスラム創世記の人々の生き生きした姿を知ることが難しいけれど、 人物伝を読むと、ものすごく生き生きとした当時の躍動感が伝わってくる。 そして、この人たちサハーバ(預言者を知る第一世代の信者たち)の生き様を通して、 本来イスラムではどんな人々が尊ばれたか、 理想とされる人物像はどんなものなのかが、 おぼろげながら見えてくる。
そして、前から言っているけれど、 私は現代の「アブ−・ターリブ」になりたい。 良きイスラムの隣人を目指します。
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