ぶつぶつ日記
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2002年06月07日(金) 限度

ワールドカップの陰で、
印パはきな臭くなっているし、
パレスチナも一向に落ち着く気配がない。
昨日送られてきた広河隆一さんのメルマガを読んで、
背筋がぞっとした。
イスラエルのタンクローリーに爆弾が仕掛けられ、
あわや10万人被害、に発展する危険性があった、
というものだった。
幸いにも(誰が何と言おうと幸いにも!)、
タンクローリーは爆発し、被害者も出たが、
日常的な数字でなんとか、すんだ。
広河さんは言っている。
「パレスチナ人はよく、『パレスチナの血の最後の一滴となっても、
我々は戦いつづける』と言うが、
実際にそうなったら悲惨なことになる。
大半は子供と女性たちなのだから。」

広河さんは、パレスチナ側にも自制を求めている。
上記のテロ、もし成功していたら
最低でも5000人、下手をすると10万人のイスラエル人が
一気に「蒸発」してしまう危険性があったそうだ。
そうなったら、全てのパレスチナ人が自治領から追い出され、
世界はそれを黙ってみているだけだったろう、と書かれていた。
それはそうだろう。
5000人が被害になったら。
ましてや10万人だったら?
そして追い出されたパレスチナ人はどこに行くのだろう。
しばらくは周辺のアラブ諸国に。
そしてそのアラブ諸国では大きな混乱が起こり、
人々のフラストレーションは、急速に、
そしてかつてないほど高まるだろう。
その先にあるものを考える時、
誰が枕を高くして眠れるだろうか?

パレスチナ人に、限度を越えて欲しくないのなら、
イスラエルの現在の限度を越えた状況を変えなくてはならない。
限界が、近づいている。


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