| 2025年11月24日(月) |
プリンスリーグ北信越プレーオフ 長野−富一B |
世の中には一年中、つまりオフも作らず観戦する人もいる。が、私は観戦に疲れるタイプだ。目の前のゲームに集中して観るタイプなので、シーズンが進むと疲れがたまるのだ。具体的には高校総体予選後と高校選手権予選後には疲れがたまっていてオフを取る。が、年々各カテゴリーの主にリーグ戦が充実しオフを取りにくいのが現状だ。
さて高校生は普段リーグ戦を戦っている。全国リーグ(東西)のプレミアリーグの下に9地域のプリンスリーグ、その下に県リーグがある。で、県リーグからプリンスリーグ昇格をかけたプレーオフが各地年末近くに開催される。北信越の場合は11月中に開催される。8チーム参加して基本的には2チーム昇格する。で、総体や選手権などカップ戦の場合、1高校1チームしか参加できないが、リーグ戦はBチームもCチームも基本的には参加可能だ。
今年のプリンスリーグ北信越プレーオフは福井県開催。つまり大阪からは比較的近い。疲れは取れてはいないが行くことにした。会場は丸岡スポーツランド。サッカーの街丸岡だ。丸岡高校の小阪先生が高校サッカー部だけでなく地域丸ごと底上げを図り、今では女子フットサルの福井丸岡RUCKのように全国リーグを戦うチームまで現れた。最寄り駅の一つが福井駅の先、芦原温泉駅の手前の丸岡駅だが、実はこの駅は合併前の旧丸岡町にはない。こういう駅は全国にいくつかある。ここから徒歩で丸岡スポーツランドに向かう。サッカー場もあるし、福井県のサッカーの一大拠点だ。福井国体用に改修され、人工芝のサブグラウンドも整備されている。
さてこの日の第2試合に向かったわけだが、目当ては長野パルセイロだ。Jユースはクオリティのあるフットボールをしているが、今の時代、カウンターの方が勝ちやすいのでJユースは結果を出しにくい。そしてプロ育成機関としてのJユースはプリンスリーグで濃厚な経験をしてこそプロを輩出しやすくなる。北信越のJクラブで唯一プリンスリーグに参加していない長野は2年連続クラブユース選手権の北信越代表になっていることからも分かるように一定の力はあるのだが、私の見るところ、北信越のJユースの中では若干クオリティは落ちる。対するは全国制覇経験もある富山第一のBチームだ。
プリンスリーグ北信越プレーオフ 長野パルセイロ−富山第一2nd 11月24日 13時半 丸岡スポーツランド北 人工芝 晴
長野 十一 九番十番 七番十七六番八番 四番五番二番 一番
富一B 十番十一 十六七番二十六番 十九十五十三四番 一番
長野 GK 1 茅野玄穂 179.70 07.09.04 C.F.バロジュニアユース DF 2 宮澤柑太 172.62 08.11.18 DF 5 塩入尚悟 (Cap.) 168.68 07.11.08 DF 4 竹松然 173.61 08.10.18 F.C.CEDAC MF 6 唐澤利哉 166.65 08.02.06 MF 7 小林脩悟 172.67 07.08.07 MF 8 林麟太郎 160.58 07.07.12 MF 10 菅紀人 176.64 07.04.20 F.C.CEDAC MF 17 飛田隼 168.63 08.06.16 アルティスタ浅間 FW 9 赤川修吾 174.68 07.07.17 C.F.バロジュニアユース FW 11 吾妻俐玖 178.67 07.05.17
監督 勝又慶典 長野は相変わらずオレンジ地に白の番号で流れの中では判別できない。
さて、富一は試合開始から敵陣に蹴り込み押し込もうとする。これは高校サッカーにおける強豪校一般に観られるやり方である。技術・精神力で劣るチームは蹴り返せず、また精神的に受け身になり、開始10分弱の劣勢を引きずってしまうものである。しかし長野はバックラインの技術も安定し、精神力もあるので落ち着いて繋いで凌ぐ。またベンチも大声を出す。長野の監督の勝又さんはとにかく声が大きい。そして10分、長野、右クロスに恐らく��がハーフボレーで1−0と先制。彼のポストプレーは止まらず、�韻浪爾�ってビルドアップ、キャプテンの左センターバック�イ歪靴擁屬径海院∈献蓮璽姚Г漏�いて待ち、仕掛ける。右ウイングバック�┐皀�ンガン仕掛ける。富一Bも必死に体をぶつけて対抗し、力の差はあるのにきっちり接戦に持ち込む。富一Bは随所に強豪校のDNAを感じさせる。そして富一Bの寄せがいいから長野は素早く判断しようとして能力を超える速さで決断してミスしてしまう。ボールを持てるのだから確実に判断していれば一方的に回せるのに、富一Bのペースに巻き込まれてカウンターを食らっている。そして前半終了間際、20番の右フリーキック放り込みに11番ポスト、10番ボレーで1−1に追いつく。
後半立ち上がり、再び富一Bが敵陣に蹴り込み押し込もうとする。骨の髄まで強豪校なのだ、と痛感する。しかし長野も落ち着いて対処。やはり後半も長野ペースで進む。恐らく長野にはトップチームに昇格できるレベルの選手はいないが、しかし全体的に粒ぞろいで、圧倒的に回せる。15分、長野はたぶん10番→13番を1トップに11番と9番をシャドーにする。11番は運べる選手でもあるからシャドーでもプレーできる。そして完全に押し込んで右から何度も仕掛けて8番が決めて2−1。結局これが決勝点になり、2−1で長野が勝ち、来年のプリンスリーグ北信越2部昇格を決めた。
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