サッカー観戦日記

2025年10月27日(月) 高校選手権北海道大会準決勝 札幌大谷−札幌創成 札幌光星−北海

今まで屋内でサッカー観戦したことがない。大阪ドームも東京ドームも行ったことがあるが、いずれもライブで、スポーツ観戦したことはなかった。以前はたまに大阪ドームに来ていたボン・ジョヴィはギタリストのリッチーが脱退して以来こなくなりましたね……。東京ドームはYMOの散開ライブ以来行ってないか。

で高校選手権北海道大会が札幌ドームで開催されるようになってから行こうと目論んでいた。北海道協会に電話して早めに準決勝も北海道開催ということを確認した。遠征するなら決勝よりも2試合ある準決勝の方がよい。で、遠征手段だが、のんびりしたいのでフェリーを考えた。豪華な部屋で過ごしたかった。が、高い。あと深夜に出て夜に苫小牧東港に着くので、札幌のホテルまで時間かかるし、帰りも敦賀港に着いてから夜遅く帰宅する。歳を取って超早寝早起き生活、Jリーグのナイトマッチすら厳しい身にとっては負担が大きい。そこで往復飛行機にした。もちろんLCCのpeachである。試合前日の日曜日に札幌に移動する。高校選手権の前日にはJリーグ・コンサドーレ札幌戦もあるが、13時キックオフでその時間までには着けない。朝から頑張って出れば間に合うが、そこまで無理はしない。高校選手権に専念する。

ホテルで一泊する。北大前の東横イン。グーグルマップによるとホテル前のバス停から札幌ドームまで直通のバスがある。しかし鉄道好きとしては地下鉄東豊線で行きたい。そこで札幌駅に出て地下鉄南北線の通路から向かう。が、これが離れていてしかも案内も不親切で分かりにくい。ホテルを出てから20分以上かかって東豊線札幌駅に着いた。札幌の地下鉄は諸事情でゴムタイヤである。13分で終点の福住駅に着き、地上に上がると札幌ドームも見えなくはない。そして5分歩くと着くが、入り方が分からない。というか札幌は全体的に案内が不親切なのか?ぺデスドリアンデッキに上がって入る。チケットだが、JFA後援会は話が通じなかったので、普通に当日券を買った。2000円。基本的には高校生の大会には入れるはずだが、都道府県大会では使えないこともある。関西では奈良県とか。

さてドームの中だが空調は分からないが快適な気温である。メイン中央に陣取ったが、いい席とはいえ、座席間隔が信じられないくらい広くてシートそのものもいい。屋内だからシートが痛まない。案外明るくて芝もいいし、選手からすれば最高の会場だろう。しかしピッチまでの距離はかなりある。サッカー専用スタジアムではないので。2002年ワールドカップの際、ホワイトドーム構想に野球界が政治力を発揮してねじ込み、色々使いにくくなった挙句、北海道にもあるというプロ野球クラブが後ろ足で砂をかけるようにして悪口を大声で言って札幌ドームを出て行ったという。コンサドーレとしてもサッカースタジアムで試合をする希望を持っている。

バック側は両校学校からの動員がある。これは第2試合もそうだった。北海道の高校サッカーは平日開催の月曜日でもイベントとして盛り上げてくれている。案外高校サッカー熱があるんだな、という印象。双方とも地元・札幌の高校ではあるが。

さて第1試合は少し前まで道内最強でプレミアリーグ経験も2回ある旭川実に代わって現在最強の札幌大谷とプリンスリーグに上がって来た札幌創成である。なんとなく札幌大谷優位かな、と思いつつ観戦した。

高校選手権北海道大会準決勝
札幌大谷高校−札幌創成高校
10月27日 10時半 札幌ドーム ピッチ良 一応曇りだがドームなので気候関係なし 

札幌大谷 監督 清水隆行
GK  1 安達想   3年 FC DENOVA札幌
DF  3 大石蓮斗  3年 アンフィニMAKI.FC
    5 高橋壮一朗 3年 FC DENOVA札幌
    6 今井朝陽  3年 北海道コンサドーレ札幌U−15
   12 荒井清大朗 3年 札幌大谷中
MF  4 菊谷輝   3年 札幌大谷中
    7 中村哲爾  3年 SC釧路U−15
    8 前田晴陽  3年 アンフィニMAKI.FC
   10 岡拓希   3年 札幌ジュニアFC
FW  9 遠藤煌太  3年 SC釧路U−15
   11 吉田朝陽  3年 FCフォルテU−15 

札幌創成 監督 鏑木正彦
GK 12 上川原翼  2年 スプレッド・イーグルFC函館
DF  3 穂積那希人 3年 石狩フットボールクラブU−15 
    4 池田碧杜  3年 札幌ジュニアFC
    5 石黒颯大  3年 HKD FOOTBALL CLUB U−15
   27 白髭瑛仁  2年 北海道コンサドーレ札幌U−15 
MF  7 加藤天晴  3年 SSSジュニアユース
   19 澤田士道  2年 北海道コンサドーレ札幌U−15 
   25 宮下天   2年 LIV FOOTBALL CLUB U−15
   30 工藤颯馬  2年 ASC北海道U−15 
FW  9 森下春人  3年 NORTE札幌 FC
   10 芦谷悠穀  3年 SSSジュニアユース

札幌大谷
十一九番
十番八番四番七番
六番三番五番十二
一番

札幌創成
九番十番
十九二五三十七番
二七四番五番三番
十二

札幌大谷は赤いユニに金の番号で判別困難。

札幌創成は繋げない。左サイドバック㉗白髭は右足セットプレーを担当する精度はあるが、流れの中では判断が落ち、なるほど、サイドバック起用されるわけだ、と分かる。�Р弾�はある程度のドリブルがある。㉚工藤はキーパーソン。左足でミドルパスやサイドチェンジがある。来年の、というより現時点で中心選手。��芦谷は上半身が強くロングスローがある。立ち上がりすぐに見て取ったが、札幌創成センターバック陣は札幌大谷のアタッカーを潰せない。ポストは自由に許し、パワー不足で寄せも甘く、一方で札幌創成のアタッカーは札幌大谷センターバック陣に潰される。このゴール前での明らかな差は両者のチーム力に開きがあることを示している。札幌創成が大阪府でいえば摂津高校よりも若干劣勢かな?という印象。札幌創成はプリンスリーグだが、北海道の場合はプリンスリーグとは都道府県リーグなので。
札幌大谷は明らかに強い。全国大会で戦えるレベル。つなげてアタッカーはまっすぐ落ちたりせず、斜めに入ったり予備動作を入れるポストプレーし放題で、番号は特定できないながらもFW陣もセンターバック陣も圧勝。左ハーフ��岡はスピードとキレで違いをもたらす。こちらは大阪府ラウンド16以上でも戦えるし、プリンスリーグ関西勢ともしっかりやれるだろう。開始早々��遠藤の右ロングスローがファーに流れ、たぶん��岡が折り返すと、ファーに詰めた��遠藤がヘッドで決めて1−0と先制。さらに札幌創成のポストに入れたプレーを札幌大谷センターバックがカット、素早くスルーパスが左寄り��吉田に通りペナ内で切り返して右足に持ちかえて決める。2−0。前半は2−0。

力の差があるので後半の札幌創成のプランに注目と思っていたら、開始早々、��中村が��遠藤にポストを当てて、戻して�さ特�が中へパス、��遠藤を囮に��前田が前を向き決めて3−0。これで勝負あり。直後に��吉田が受けて決める。4−0。こうなると試合の関心は札幌創成が1点取るか、ということになるが、札幌大谷は盤石のゲーム運びで許さず、4−0で終了、決勝進出した。

激戦区北海道だけはあって札幌大谷は全国でも問題ないレベルで、むしろ冬季の練習が気になる。札幌創成にしても地方のベスト4としてはまずまずのレベル。やはり北海道は層が厚い。

+++++++++++++++++++++++++++++

札幌ドームはスタグルも充実している。まあこの日開いている店だけだが、フライドチキンも2店舗あった。ただ私はフライドチキンは好きなのだが、食べたらお腹を下すことが多い。帰りは飛行機なので、トイレにそう自由に行けるわけじゃない。だから自重した。カツカレー。頑固おやじの〜〜とかいう店だ。

ドーム内は気温が適切で過ごしやすい。第1試合と第2試合の間隔は1時間半近くあるが、のんびり過ごせた。何より座席がよくて、しかも席の間隔が広いというのは圧迫感がなくていい。机には簡易テーブルもあるからカレーも食べやすい。

第2試合は札幌光星対北海である。引き続き全校?応援がある。私の考えとしては高校選手権は地元のJリーグと連携して準決勝・決勝はJリーグのスタジアムで有料開催されるべきなのだ。来年からのJリーグの夏開幕は春先には事業計画が固まっている県協会や高体連と息を合わせるのはなかなか難しいだろうが、何とか歩幅を合わせてほしい。

高校選手権北海道大会準決勝
札幌光星高校−北海高校
10月26日 13時半 札幌ドーム ピッチ良 曇りだがドーム内

札幌光星 監督 武藤渉
GK  1 渡辺悠太  3年 アンフィニMAKI FC
DF  5 大賀康永  3年 札幌ジュニアFC
   13 東清大郎  3年 SSSジュニアユース
    3 鎌田和希  3年 アンフィニMAKI FC
    2 橋田泉   3年 北海道コンサドーレ釧路 U−15 
MF 19 藤田孟   3年 FC DENOVA 札幌
   14 浅井大空  3年 アンフィニMAKI FC
   10 �盒恭ぢ隋 。廓� 北海道コンサドーレ札幌U−15 
    6 山口楓栞  3年 スプレッド・イーグルFC函館
FW  9 臼渕統稀  3年 アンフィニMAKI FC 
    7 石塚海翔  3年 アンフィニMAKI FC 

北海 監督 島谷制勝
GK 17 本田悠晴  2年 SSSジュニアユース
DF  6 曵地優斗  3年 札幌ジュニアFC
    4 齋藤龍志  3年 DOHTO Jrユース
    3 谷口健太  3年 SSSジュニアユース
    2 西垣凌羽  3年 バーモス恵庭フットボールクラブU−15
MF  7 藤原志宇  3年 SSSジュニアユース
   12 濱本柚葵  3年 スプレッド・イーグルFC函館
    8 萩野煌也  3年 SSSジュニアユース
   13 国分遥斗  2年 札幌ジュニアFC
FW 11 野澤渓人  3年 札幌市立手稲東中
   10 増谷拓海  3年 SC釧路U−15

札幌光星
七番九番
六番十番十四十九
二番三番十三五番
一番

北海
十番十一
十三八番十二七番
二番三番四番六番
十七

札幌光星はアンフィニ出身者が多い。もともと大人のチームでマツダ系だったが、今は育成チームになっている。
GK�‥亙佞呂覆�なかの好選手。キャプテン。リーダーシップがあってキックが伸びる。上背もある。全体的にタレントこそいないが、きっちり鍛えられていて、球際で戦っている。それができるのは北海が全員捕まえられているからではある。

北海はまず��増谷がタレントだ。長身で身体が強くポストプレーが安定しているし、前向いてもリーチがあって仕掛けられる。反転も鋭い。大学まで競技生活を続けてほしい選手。相方の��野澤は裏抜けに専念。左センターバックの�C�口は体格に欠けるが技術で守る。セットプレー担当。コーナーキックを蹴るセンターバックは久し振りに観た。相方の�ゃ憩�は空中戦撃墜係。右サイドバック��曵地は積極的。キャプテン。左サイドバック�∪廠世魯蹈鵐哀好蹇蔀甘�。左右のサイドハーフ��藤原��国分は仕掛けたいが判断が遅れてしまう。一つには北海は全体としてボールのないところでのポジショニングがイマイチで札幌光星に捕まえられている、というのがある。

双方互角だが、北海のエース��増谷の存在でゴール前の迫力には差がある。

前半は0−0。動きにくい展開の中、双方一人ずつ交代した後半35分、北海�∪廠世虜献�ロスに��増谷がペナ内でDFを背負って反転シュート、これが決まって0−1と北海先制。
結局北海が0−1で勝ち、決勝進出した。

第2試合の両校は全国でも戦えるレベルにはあるだろう。旭実以外は札幌地区の天下の続く北海道だが、やはり競争は激しい。

+++++++++++++++++++++++

撤退ルートは札幌ドーム前のバス停から新千歳空港へのバスだが、私が乗ったまさにその時に座席が埋まって運転士さんに言って一番前の業務用の席に座らせてもらった。次のバス停では運転士さんは乗客を断るしかなかった。本数が多いこのルートだが、そんなに利用が多いのか。

新千歳空港では近くの年配夫婦の喧嘩に遭遇した。未熟な人間は不快感をアピールすることで相手をコントロールしたがる。この場合ではまさに夫がそういう人だった。

帰りのLCCのpeachに乗ると隣とさらに隣の若い女性がノーマスクでしきりと咳をする。非常に迷惑な乗客だった。こうなると私自身はマスクをきっちりして守備を固めるしかない。現在のコロナの症状は平均潜伏期間2.9日で代表的な症状は喉の痛みである。観戦記執筆時点で金曜日朝だから3.5日くらい過ぎて、喉に違和感、それに微熱がある。コロナかどうかは分からないが、飛行機内でノーマスクで咳だと逃げられない。大抵の人は(私と違って)サイエンスの素養もコロナの知識もない。政府が安穏としているとノーマスクでもいいんだ、と思いがちである。しかし改めて飛行機の移動は怖いと思った。


 < 過去  INDEX  未来 >


T.K. [MAIL]