サッカー観戦日記

2025年06月15日(日) 関西クラブユース選手権 G大阪−奈良

クラブユース選手権の関西枠はここのところ4枠。基本的に関西の伝統的Jクラブ4つで分け合う。近年奈良クラブとFC大阪がJリーグに昇格したため、4クラブによるリーグ戦は以前は「J組」という名称だったが、今は「PP組」、つまりプレミアプリンス組という表現になった。奈良クラブがプリンスリーグに昇格すれば、「PP組」に入れるしかないが、5クラブで総当たりリーグはやっていられないだろう。そうなるといわゆるペンタゴン方式、つまり各クラブを頂点とする5角形を作って両隣の頂点のクラブと対戦して順位を決める方式になるのだろうか?国体で5県の地域、北信越や中国で実施されている方式だ。
で現在の関西の話に戻るとPP組で総当たりリーグを行い、上位二つの神戸と京都は全国大会にストレートイン、3位セレッソはトーナメント2位の枚方FC、4位ガンバはトーナメント1位の奈良クラブと対戦する。勝者が全国、敗者は予選敗退だ。昨年セレッソ大阪は奈良クラブに敗れ、全国に出られなかった。今年もガンバ大阪対奈良クラブは激戦が予想される。

会場はエストレラ姫路のグラウンド、エストパークだ。山陽電鉄の特急停車駅、大塩駅から近い。

関西クラブユース選手権 代表決定戦
ガンバ大阪−奈良クラブ
6月15日 15時 エストパーク 人工芝 晴 高湿度


GK 16 野畑優真  2年 08.07.13 185.70
DF 4 阿児尚哉  3年 07.04.30 168.66
DF 33 藤本祥輝 1年 09.04.02 167.54
18
MF 6 山本天翔 (Cap.) 3年 07.08.24 177.71
MF 13 村田康輔  2年 08.05.22 176.60
MF 34 深江龍明  1年 09.12.13 176.62 FC ALONZA
MF 10 當野泰生 3年 07.06.02 173.64
MF 7 中島悠吾 (Cap.) 3年 07.04.30 171.68
FW 30 城阪光喜  1年 09.12.29 177.65
FW 14 中積爲   3年 07.12.19 172.65 ガンバ大阪門真
監督 町中大輔

奈良クラブ
GK  1 藤岡宏影
DF  3 太田祐樹
    4 齋藤郁弥    
    5 湯浦崇斗
MF  6 藤原星空
    7 舟山流人
    8 正司珀天
FW  9 宮城龍
   10 関口智世
   15 長又逢来
   19 浜名元希


ガンバ大阪
十四三十
十番三四六番七番
四番三三十八十三
十六

奈良クラブ
十番
十九八番九番
六番七番
五番四番三番十五
一番


双方キーパーから足元で繋ぐ。センターバックもきっちり繋げるので相手FWをむやみにフォアチェックをせず、パスコースを切る守備をするが、パスミスはない。

ガンバはキーパー�位酥�が実に高くてハイボールに強く、奈良クラブの数あったフリーキックやコーナーキックがあまりチャンスに感じなかったほど。ただ一回ゴールキックを目の前の味方に当てて跳ね返ってゴール方向に飛んだことがあった。枠を外れたが、あれが入ったら悔やみきれないだろう。センターバックコンビは実に堅実でミスをしないし、距離を取った守備も確か。ただし、奈良クラブの��関口にポストを許すなど劣勢だった。右サイドバック��村田は守備が物足りなかった。弱点になりかねなかった。攻撃面では十分。スピード溢れる選手。�ぐせ�はこの日のバックラインでは一番計算が立った。突破を許さず、サイドを駆け上がり、攻撃をフォロー。クロスまでは行かなかったが、左サイドバックとしてパーフェクト。��山本はU−18代表帰り。左足の名手で守備も見事なのだが、この日はベンチの指示か、下がりすぎ。バックライン手前まで下がってビルドアップの第一歩に。その分攻撃では脅威になれず。フリーキックも蹴る。彼を後方に置いたということはガンバはリスクを冒さないという意味だと思うが、チームとして勇気を欠いてしまった面はある。その分㉞深江は攻撃を託されたはずだが、輝けず。��中島は積極的だった。序盤はサイドで仕掛けて、途中から中に絞った。��當野は立ち上がりのサイドハーフから途中から3トップのウイングに上がり、そして4−2−3−1の左ハーフに戻った。基本がしっかりしていて止める蹴る仕掛けるを適切に判断できる。㉚城阪は最初センターフォワードと思ったが、奈良クラブの強度の前に輝けず。彼も十分上手いのだが、相方が上手すぎた。��中積はU−18代表帰り。上背はないが止めることが完璧で動き出しにも工夫があり、センターフォワード的なポジションで脅威になる。レフティ。本来なら強力なセンターフォワードと組めば最大の力を発揮できるのだろうが。ガンバでどうかはともかく、ほかのクラブでプロになれる力はある。

奈良クラブはバックラインが常にアラートだった。その象徴がキャプテン�B静弔澄�身体を張り、しっかり競り、指示も出す。左センターバック�ゃ憩�には高さもある。とはいえガンバ��中積にトラップする隙を作っているようではまだ足りない。このゲーム双方ともアタッカー>ディフェンダーという勝負だった。センターバックコンビはガンバのアタッカーが巧みにパスコースを消していたのに味方を見つけられてミスをしなかったのは素晴らしかった。��長又は上半身が強くスローインを飛ばせる。ガンバの��當野は相当手ごわい相手だが、味方と連動して上手く抑えていた。�ζ8兇話翦廚猟譴�らビルドアップ。案外パワーもあって、しかも運べる。7番は(なぜかコピペできない)前目のバランサー。��宮城はスピードがなく突破できず。細かいタッチのドリブルは中に追い込まれて奪われた印象。�╂技覆魯侫蝓璽�ック担当。数あるセットプレーは基本的に素直に上げる、だったが、デザインされたプレーをこの大一番に用意していなかったのか?上手くて中から仕掛けられる。�撹楊召倭農欧蕕靴ぁN�ち上がり、ガンバの右サイドバック��村田をタテに2回ぶち抜き、その後もタテもカットインもあった。チーム1のドリブラー。ガンバの脅威であり続けた。関西学生リーグでも3年生くらいになれば活躍できる。センターフォワード��関口は奈良クラブでは最もプロの可能性を感じた。長身で身体が強く動き出しもいい。ポスト役だったが本質はストライカーだろう。キックの精度もよく、アイディアもある。そして何よりハートがいい。少々ダーティーワークも犯す闘争心。チームに前向きの活力を与えた。

前半は若干奈良クラブペースで多くのセットプレーがあった。しかし8番のキック精度はあるが、イマイチ工夫がないのとガンバのキーパーの高さで迫力に欠けた。前半0−0。
後半ガンバは明確に4−2−3−1に。��中積が1トップで㉚城阪がシャドーだ。しかしそれに限界を感じてガンバは㉞深江→㉗安井をシャドーに入れた。とてつもなく上手い選手。㉚城阪はボランチに下がった。いささかガンバにとっては不利な判定もあり、ガンバはイライラしていたが、奈良クラブの強度が落ち、ガンバが攻勢に出る。奈良クラブも選手交代を織り交ぜ、しっかり抵抗する。終了間際にミスを奪った奈良クラブは関口がキーパーを外したが無人のゴールに流し込むだけ、という手前でガンバが必死に戻った。そしてこのまま後半終了。攻勢のガンバは極端な攻めに出なかったため、延長アリのレギュレーションかと思ったが、即PK戦だった。(40分ハーフ)

PK戦は奈良クラブが足に来ていたのでガンバ優位だと思った。

PK戦後攻のガンバ二人目��山本が右上を狙いゴール枠の奥に当たり跳ね返ったので失敗かと思ったが成功だった。奈良クラブは3人目と4人目がセーブされ、ガンバは4人全員成功。それも相当レベルの高いキックばかり。で4−2でガンバ大阪がPK戦に勝ち、全国行きを決めた。前年度全国制覇のガンバとしてはかろうじて予選突破したわけだが、PK戦の内容は完勝である。


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T.K. [MAIL]