| 2025年06月07日(土) |
高校総体大阪大会準決勝 阪南大高−仰星 大産大附−大阪桐蔭 |
全国高校総体の大阪府の代表枠は2。予選はかつてベスト4による決勝リーグ方式だったが、この方式だと公平ではあるが、無気力試合が発生する状況があるので、そういう事件が起きた翌年から完全トーナメントになり、準決勝の勝者2校が全国に行くことになった。したがって最も重要なのは準決勝である。例年堺S1開催で、今年もその予定だったのだが、大阪・吹田でワールドカップ予選のインドネシア戦が入り、練習場として堺S1が指名されたので、急きょ準決勝は桜スタジアム開催となった。堺ができる以前は高槻総合スポーツセンターなどでの開催はあったが、総体予選でのスタジアム開催は久し振りである。入場無料。 バックスタンド中央上部の見やすい位置でじっくり観戦できた。第1試合のカードは全国制覇する実力は十分ある阪南大高と、そこまでいかなくても全国制覇する可能性を秘めた東海大大阪仰星である。
高校総体大阪大会準決勝 阪南大学高校−東海大学大阪仰星高校 6月7日 11時 桜スタジアム ピッチ良 晴
阪南大高 監督 濱田豪 GK 1 徳田凌三 3年 172.66 08.02.24 千里丘FC DF 4 松本圭史 3年 187.79 07.08.13 ディアブロッサ高田FC 5 河村駿 3年 178.69 07.10.22 千里丘FC 6 長野晴 17 前田陵汰 3年 182.76 07.07.13 京都サンガFC U−15SETA滋賀 MF 8 藤沼咲 14 伊藤成康 3年 168.58 07.04.03 大阪市ジュネッス 18 岡田翔太郎 3年 165.53 07.12.01 アイリスFC住吉 19 平岡貴敬 FW 9 増野OSCAR太陽 3年 175.70 07.05.06 長野FC 10 瀬尾優斗
東海大大阪仰星 監督 中務雅之 GK 1 包速日力格 3年 180.66 07.12.26 ガンバ大阪門真 DF 3 松田幸太朗 3年 178.67 07.08.16 大阪市ジュネッス 5 寺田琉太 3年 177.64 08.03.28 大阪セントラルFC 2 梶原良斗 3年 171.63 07.06.30 宇治FC 11 山下恭佑 MF 10 影山昇大 3年 168.50 07.10.28 ガンバ大阪門真 8 中井湧心 3年 172.59 07.08.07 ガンバ大阪門真 12 西井颯太郎 3年 177.62 07.12.03 アイリスFC住吉 13 小堀厳咲 15 伊藤隆之介 FW 22 中野琉允
包速日力格は姓が包、名が速日力格、読み方も放送されたがメモっていない。
阪南大高 九番 十四十番十八十九 六番十七五番四番八番 一番
仰星 十二二二 十番十三十五八番 十一三番五番二番 一番
プリンスリーグ関西1部では仰星があっているが成績では阪南大高の方が上だ。 阪南大高は5−4−1。極力リスクを避ける。後方で回し、空いている選手を見つけて繋ぐ。そしてセンターフォワード��増野に当てて前進する。�ぞ硝椶魯僖錺侫襦0掬歸�な潰しがある。�荏暗弔魯譽侫謄�で運んで正確に出す。浮き球よりもグラウンダーで鋭い。��藤沼はタレントだが、後方で自重気味。�格寝�はレフティ。カットインばかり。しかし��藤沼はその外側をあまり上がらないよう指示されている。��伊藤も左カットイン。阪南大学において14番がエースナンバーなのと同様、阪南大高でも重要な番号だ。�臆�田はダイレクトというか周りを見ずに叩くのでミスが多い。��増野は175センチだが70キロあり、パワー勝ちしてポストプレーができている。
仰星はやはり引いて守備してロングボール。キーパー�(颪�後方を統率。高さもある。��松田は守備の要。戻りが早く、身体の使い方もうまい。阪南大高��増野に最初は完敗していたが、間合いを見ながらうまく身体をぶつけていた。��山下は明らかにサイドバックに慣れていない。増野が寄って狙われていた。��小堀は中心選手。右足フリーキックを担当し、中盤で上手く捌いていた。㉒中野はポストプレーヤー。なかなかパワフルだが阪南大高DF陣が揃っていて勝てず。��西井は小柄なドリブラーという印象だが、実は177センチあって、体重がない選手だった。 10分、阪南大高、たぶん�臆�田が切れ込んでシュート、左ポストを叩きこぼれを�格寝�が蹴り込む。1−0。以降も仰星はロングボールしかなく、しかも前線が勝てないので、特に㉒中野が阪南大高�ぞ硝椶亡闇圓靴童靴靴ぁA阿�らの追い方にも工夫がない。そもそも前から追わない。前半は1−0。
ハーフタイム、仰星は��西井→�殴ぅ鵝�ノートに名前書いたが読めないし、プログラムにも記載無い。要するに2ポストにしてロングボールを入れるという戦略。後半はサイドも上げて仰星が攻めるシーンも増えるが5バックの阪南大高は織り込み済みである。チャンスも何度かあったが、総じて阪南大高のシナリオ通りで、5バックの阪南大高に対し仰星は奪いどころがないのは終始同じ。たぶん5バックなり阪南大高のプランが仰星にとっては計算外だったのだろう。結局阪南大高が逃げ切り、1−0で勝利。全国出場を決めた。
大阪府の高体連は激戦区でレベルも高い。しかし返して言えばどの高校も全国経験が少ないためにあっさり負ける。しかしここのところ阪南大高は大阪府の1番手として全国経験を重ねており、そろそろ全国制覇してもいいころだ。
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第2試合は同じ系列校の大産大附対大阪桐蔭である。ともにプリンスリーグ関西2部。大産大附はタレントには欠けるが、伝統的にサイドに人数を割き、コンビネーションで崩すチームである。サイドと言えばバルサでクライフが実践したように、サイドに最高のタレントを置く、サイドこそ質という考え方があり、高体連強豪校でもサイドはタレント任せ、というところが珍しくない。東福岡はその典型だ。しかしリクルートで苦しい分、大産大附は創意工夫でサイドを破るチームを作り上げてきた。一方で中は薄くなりがちだが。 対する大阪桐蔭は強化指定クラブが大量にあり、そのすべてが全国大会経験がある。学校経営方針が明確な部活大国なのである。私はフットボール以外に吹奏楽部とラグビー部を観ている。両部共に全国最強クラス。高校サッカーももちろん男女とも強化指定クラブ。男子は繋ぐサッカーを継続してきたが、理想を掲げるこのやり方に結果がすべての学校方針に合致するのか疑問だが、永野先生の校内での発言力がうかがえる。
高校総体大阪大会準決勝 大阪産業大学附属高校−大阪桐蔭高校 6月7日 13時 桜スタジアム ピッチ良 晴
大産大附 監督 中西幸司 GK 1 岡本智晴 3年 175.66 07.05.21 アイリスFC住吉 DF 2 村田桜己陽 4 松本颯真 3年 176.65 07.04.19 高槻ジーグFC 5 福田結心 3年 178.63 07.04.21 住吉大社SC 6 村山結也 3年 177.70 07.10.25 FC平野 MF 3 西尾祐哉 3年 177.67 07.08.11 SC大阪エルマーノ 8 佃井大悟 2年 168.60 08.05.26 大阪市ジュネッス 10 谷端日樹 3年 171.65 07.04.26 柏田SC 11 久保颯汰 3年 165.57 07.07.26 枚方FC 9 松本龍利 3年 177.70 07.12.03 大阪狭山SC FW 14 三角俊也 3年 168.54 08.02.20 大阪セントラルFC
大阪桐蔭 監督 永野悦次郎 GK 1 谷口悠成 3年 176.70 07.05.28 奈良YMCA DF 2 岡仁大 3年 174.63 08.02.05 豊橋デュ―ミラン 3 石川虎門 3年 180.70 08.02.18 柏田SC 5 木岡一輝 3年 174.65 07.10.27 宝塚FC MF 27 山本準正 2年 178.68 08.01.10 東淀川FC 7 深瀬千翔 3年 170.57 07.09.13 ディアブロッサ高田 14 森誠翔 3年 175.59 07.07.08 川上FC 26 山上隼翔 FW 8 小松和史 3年 169.58 08.02.20 セレッソ和歌山 9 柴田柊大 3年 173.60 08.01.20 奈良YMCA 10 住友颯太 3年 176.66 07.06.10 住吉大社FC
村田桜己陽はムラタ・オウラと読む。山本準正は近畿大会のプログラムでは山本隼正となっていた。
大産大附は番号判別困難のため記載せず。いつもながらこういう学校は応援しかねる。大抵の場合、わざとやっているからだ。相手にわかりにくい方が有利だからだ。
大阪桐蔭 十番 八番九番 二七十四七番二六 二番三番五番 一番
大阪桐蔭は前進できるし10番に当てることもできる。立ち上がりは蹴ることが多い。㉗山本は傑出したタレント。左から突破できる。中も外も行ける。��住友は動き出しがよく、ポストになれる。�┥�松はエース。右足フリーキック担当。仕掛けられるが飛び出せて運動量が多い。基本的に㉗山本が突破して��住友が落とし�┥�松が決める形が理想か? 12分、�Э疾イ�ケガでアウト、�音安璽ぅ鵝�14分、㉗山本が左を突破、中に出し右寄り㉖山上が決める。0−1。 大阪桐蔭は繋ぎ始めるが、大産大附もサイドで回し始める。26分、大産大附��西尾のフィードに�B偲弔�決めて1−1。大阪桐蔭は前進できない。前半は1−1で終了。
ハーフタイムで大阪桐蔭は��森、��柴田→�位擴辞�??イン。ボランチが変わった。
十番 十八八番 二七十六十五二六 二番三番五番 一番
後半は中で前進できる大阪桐蔭とサイドを攻略できる大産大附の力比べとなったが、決めきれず、というか決定機を奪えず、1−1で延長へ。 延長での控え選手の差と走力の差で大阪桐蔭ペースになり、バーを叩くシュートもあったが、殆ど力尽きていた大産大附が何とか耐えて試合は引き分け。全国への切符はPK戦へ。後攻の大阪桐蔭が二人失敗し、大産大附は4人全員決めて、4−1で大産大附がPK戦を制した。この結果により、大産大附の初の全国が決まった。
大産大附は同じ全国を決めた阪南大高とは差がある。全国ベスト8は可能でも全国制覇はちょっと厳しい。シンプルに戦力が足りてない。だが返して言えば、チーム戦術、連携で上手く補っているともいえる。全国の高校サッカーファンには大産大附の断固サイド攻略戦略に注目してほしい。
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