| 2025年03月16日(日) |
なでしこリーグ ハリマ−宮崎 |
国内女子サッカーは頂点がプロのWEリーグで、その下にアマチュア全国リーグのなでしこリーグ1部2部がある。全国リーグは3部構成になっている。で、今年も開幕戦に行く。関西のなでしこリーグはスペランツァ大阪(河内長野)とハリマアルビオン(姫路)がある。スペランツァは伝統ある地元高槻のクラブだったが、移転してしまい、毎年行っていた情熱はなくなった。 姫路の相手はヴィアマテラス(宮崎)。観客動員が好調なチーム。地元密着している報道はいろいろある。宮崎県といえばJリーグを筆頭にプロ野球のキャンプなどでプロが無料で観られるから、プロスポーツ不毛の地と言われていて、実際J3テゲバジャーロ宮崎は新サッカースタジアムを新富町に建設したのに観客の入りは良くない。同じホームスタジアムのヴィアマテラスが観客動員好調で、何ならJ3よりも入っている現状は現地でないとわからないだろうが、どういうチームなのかを探りに?行った。現地で働く選手たちが地域に溶け込んでいる、というだけならほかのなでしこリーグチームと同じだろう。 宮崎といえばJFLのミネベアミツミは壊滅的に観客が入らず、宮崎産業経営大は九州大学リーグ4強の一角ではあるが、大学法学部が夫婦での勤務を認めず、教職の(教授だったかな?)男性を降格、女性を解任という田舎の論理で時代錯誤の女性差別人事を行い、当然司法の場では通用せず、「法学部なのに無法地帯」「天下りの学長が田舎の論理」と批判されたところだ。高校サッカーも鵬翔高校の全国制覇は完全に過去になり、日章学園卒即サウサンプトン入りの高岡君のように個別でいい選手を出す程度という、全体的にサッカーは不景気である。
さて会場は姫路の陸上競技場。昨年は姫路駅から徒歩で着いたが、乗換案内によると姫路から1駅西に岡山寄りの英賀保駅からバスが出ている。そこで英賀保駅に着いたが、バス停の案内がない。1か所しかないバス停表示には目当ての路線の表示がない。乗換案内が示す位置にはバス停の表示がない。どうしようもないので東に歩き始めると次のバス停には表示がある。したがってそこで待つとバスが来た。5,6分で目的地に着き、会場にたどり着いた。当日券を買ってプログラム販売の場所は分からなかったが、なんとか買って入場。個別シートの上のほうに座ると、空いているのになぜか目の前に座る中年男性がいる。足元が狭いので横にずれると、今度は子供連れの母親は目の前に座る。ちなみに更に前の段はがら空きである。真後ろに怪しげな中年男性の座る席って母親が落ち着きますか?さらに後ろにずれて個別シート最上段に座ると、先の中年男性も1列後ろにずれて目の前に座る、「いいですか?」と断ってきた。嫌に決まっているが、目の前に座るのも当然の権利であり、嫌とは言えない。
なでしこリーグ1部 ASハリマアルビオン−ヴィアマテラス宮崎 3月16日 14時半 姫路市立陸上競技場 雨 ピッチ並み 主審・岩本鞠花氏 564人。
GK 41 小暮千晶 DF 4 阪中澪 DF 16 松久保葵子90+2▼ DF 3 國生乃愛82▼ DF 24 村田かえで MF 5 小島美玖 (Cap.) MF 13 三冨りりか MF 14 正野可菜子 FW 10 千葉園子90+2▼ FW 9 川��咲耶 FW 11 南條里緒82▼
GK 1 原田実歩 DF 6 吉田紫穂82▲ DF 19 高松芹羽90+2▲ MF 7 井之脇朱音90+2▲ MF 8 谷島利実 MF 18 阿部文音 FW 33 椎野彩香82▲ 監督 菅野将晃 ヴィアマテラス宮崎 ヴィアマテラス宮崎
GK 1 暁清流 DF 25 池田玲奈 DF 2 大矢円佳84▼ DF 4 永野桃子 MF 17 小澤寛 MF 20 中野里乃 MF 10 寺田妃花84▼ MF 24 山岸夢歩HT▼ FW 11 板倉楓 FW 8 嘉数飛鳥 (Cap.)30▼ FW 22 山本さゆり
GK 15 馬場ひなの DF 3 宮本真緒HT▲ MF 7 有馬りこ69▲ MF 18 西山裕香84▲ FW 29 今蔵綾乃30▲69▼ FW 30 富沢藍那84▲ 監督 水永翔馬
ハリマ 九番 十一十四十三十番 五番 二四三番十六四番 四一
ヴィアマテラス 二二 十一八番 二四十番十七二十 四番二番二五 一番
ヴィアマテラスはぱっと見でチームの様子が分かった。監督の水永さんはもとテゲバの選手で引退後速やかに監督業に入った。このチームはハードワークだ。難しいことはやらない。奪ったらあまり繋がず蹴る。クリアが多い。シンプルに裏に蹴って走る。相手ボールなら前から懸命に追う。相手に全くつながせないように前から3人で追う。完全なるショートカウンターチームだ。前進ルートなどない。高度な戦術もない。サッカー理解度の低いファンの心を打つスタイルだ。全員で愚直に頑張る。それに尽きる。このスタイルで昨年なでしこリーグを制したのか。WEリーグとはかなり差がある。参加すれば連戦連敗だろう。しかしながらこの白黒はっきりしたスタイルで負けは多いが引き分けも少なく、負け以上に勝ちが多く、優勝した。ショートカウンターだが、攻め気は極めて強い。宮崎県のおそらくサッカー理解度の低いであろうファンを惹きつけたのも良くわかる。
対するハリマはバックラインから繋いでポストに当ててサイドを崩したい、よく言えば正統派スタイル、悪く言えば無味無臭である。目の肥えたファンならこちらだろう。中盤の底�ゾ�島を軸に左右に展開し、ボールを走らせて支配にかかる。菅野監督はしっかりした人ということはよくわかる。だが育成年代のように思っていないだろうか?大人のサッカーは当然勝利が求められる。育成は捨てても構わないのだ。あまりにも対極的なチーム同士の戦いだ。
さて試合は37分、ハリマ、スローインから浮き球が続いてこぼれを��南條が蹴り込み1−0。69分にはエース��三富のフリーキックが決まり2−0で播磨が勝利した。
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