| 2023年12月29日(金) |
高校選手権1回戦 昌平−奈良育英 山形明正−米子北 |
高校選手権1回戦 昌平−奈良育英 12月31日 12時 埼玉スタジアム ピッチ良 晴 4335人 主審・植松健太朗氏
昌平 前所属記載なしはFC LAVIDA出身 GK 1 佐々木智太郎 2年 07.03.23 183.73 DF 2 坂本航大 2年 06.05.31 177.74 DF 3 上原悠都 2年 06.11.16 173.60 DF 4 佐怒賀大門 (Cap.) 3年 05.07.29 173.67 DF 5 田中瞭生 3年 05.04.12 173.64 MF 7 土谷飛雅 3年 05.05.27 173.67 MF 8 大谷湊斗 2年 06.10.01 168.62 アメージングアカデミー MF 10 長準喜 3年 05.10.10 168.65 MF 14 山口豪太 1年 07.04.24 172.60 FW 9 小田晄平 3年 05.07.01 181.75 FW 15 鄭志錫 2年 06.06.07 178.71 控え選手 GK 16 荻谷凌輔 DF 20 佐々木康城 DF 22 坂和飛空 MF 6 鈴木宏幸 MF 11 長璃喜 1年 07.10.13 166.59 MF 13 西嶋大翔 MF 18 前田大樹 MF 19 田中洸成 FW 12 工藤聖太郎 監督 村松明人
奈良育英 GK 12 内村篤紀 1年 08.03.31 173.73 京都サンガ DF 2 谷川琉希也 2年 07.02.11 175.65 法隆寺FC DF 15 竹田秦 2年 06.09.29 169.62 ディアブロッサ高田 DF 17 植村翔輝 2年 06.06.17 174.58 奈良クラブジュニアユース DF 28 中嶋勇斗 2年 07.03.07 173.58 法隆寺FC MF 5 田中琥士 3年 06.02.24 174.65 ディアブロッサ高田 MF 6 川上隼平 3年 06.02.20 164.54 法隆寺FC MF 7 藤岡仙太郎 (Cap.) 3年 05.07.19 174.69 法隆寺FC MF 10 磯貝新之助 3年 06.01.21 166.57 奈良YMCA FW 18 藤川陽太 2年 06.05.19 170.60 奈良YMCA FW 19 有友瑠 2年 06.09.29 174.64 京都サンガ 控え選手 GK 1 瀧川笑玄 DF 3 奥村央樹 DF 4 八木涼輔 DF 11 水流大翔 MF 8 村田康成 MF 14 舟越拓海 MF 16 西村優士 MF 27 佐藤聡祐 FW 9 井登奏汰 監督 梶村卓
昌平 十五九番 七番十番八番十四 三番二番四番五番 一番
奈良育英 十八十九 六番十番五番七番 二八十七二番十五 十二
昌平は例によってFC LAVIDAからの6年間一貫で技術を仕込み、全員がボールを持てる一方で体格がなく、長身はキーパーとFWくらいだ。中盤は最も技術がある��長が下がり目で組み立てる。サイドは1対1になれば仕掛け、2対2なら連携で崩す。��大谷はミドルがあり、��土谷は右足セットプレー担当。2トップは��鄭がポスト役で、中で踏ん張るパワーは、体重不足の奈良育英相手でも厳しいと感じたが、いいタイミングでスペースに流れてクサビになれる。��小田は75kgの体格があるが実はちゃっかりボールを受けて決めるストライカー。スピードもある。バックラインのキックは全員正確だが、特に�ヅ鎮罎砲魯蹈鵐哀侫�ードがある。
奈良育英は相変わらず前からこられればバックラインは蹴るが、今年は繋ぐ意識がある。中盤は��磯貝が上がり目でガンガン飛び出す。�ヅ鎮罎魯椒薀鵐舛箸靴督戮靴弔沈騎里忙�き、��藤岡が右から仕掛ける。�獲�友がポスト役で昌平がパワー不足なこともあってクサビになれる。
さて昨年度奈良育英の選手権は全体的にフィジカル差が大きく、多少の策ではどうすることもできなかった。で今年度は個々の技術さが大きく、やはりどうすることもできないな、ということを開始すぐみてとった。技術的に対抗できるのは��磯貝くらい。たとえば昌平の左サイドバック��上原は昌平の中では特に目立つ技術というわけじゃないが、それでも奈良育英を翻弄し、左サイドの連携で崩せる。正確な左足クロスもどんどん入れてくる。昨年の佐野日大は超守備的チームだったからロースコアゲームに持ち込み、「惜敗」と書くメディアもあったが、昌平は攻撃的なチームで、点差が着くことはすぐにみてとれた。奈良育英はある程度バックラインも押し上げ、横圧縮もしてるが、昌平は��長をボールの逃げ場にしている戦術面以前に難なく一人かわす技術面で奈良育英の戦術を無効化していた。 11分、昌平��土谷から左スペースに流れた��鄭に預け、即土谷がダッシュしてリターンをスルーして��小田が決めて先制。25分、��鄭ヘッドで流したところに��小田が裏を取り抜けだし、横の��土谷に出し難なく蹴り込む。2−0。さて、昌平は1年生の右ハーフ��山口が持ったらレフティなのでカットイン多用で奈良育英��川上を翻弄していたのだが、30分、��水流に交代した。そしてこの交代は奏功し、山口は以降完封され、ハーフタイムに下がることになる。36分、昌平、��長が上がり、左パス、これを奈良育英キーパー��内村がこぼしてしまい、��鄭が蹴り込む。徐々に��長が上がり始め、ドリブルを多用して攻めに厚みが加わる。結局前半は3−0で終了。
後半も60分�ず甘棆譴離蹈鵐哀侫�ードを��工藤がヘッドで逸らし、裏に抜けた��鄭が1対1を蹴り込む。4−0。66分��西嶋が左カットインドリブル、ファーにコントロールミドルで5−0。73分、��長璃喜が中でタテに仕掛けて決める。6−0。ATには��西嶋の右パスに��工藤がニアで合わせ7−0で昌平が圧勝した。
プレミアリーグの昌平はプレミアだらけのブロックという不運だが、1回戦はくじ運に恵まれた。大会の入りとしてはよかった。とはいえ二回戦以降が肝心だ。そういう意味では個人技のゴールもあれば連携で崩したゴールもあり、あとはセットプレーにゴールがあればよかった。 奈良育英は繋ぐ意欲はみせたものの、個々の技術差はどうしようもなかった。昌平のような全国トップクラス相手なら兎も角、平均的な高校相手なら勝負にはなると思うが……。
高校選手権1回戦 山形明正−米子北 12月29日 14時 埼玉スタジアム ピッチ良 晴 6048人 主審・手塚優氏
山形明正 GK 1 酒井淳平 3年 05.05.13 170.68 トリプレッタSC DF 2 菅原隼斗 3年 05.10.17 167.52 中山中 DF 4 松田海生 (Cap.) 3年 05.06.21 175.70 トリプレッタSC DF 13 石川隼太 2年 06.08.14 169.57 PELADA FC DF 17 野口弥栄 2年 07.03.14 173.64 トリプレッタSC MF 10 矢口青空 2年 06.04.29 165.51 ユニオンFC MF 14 青木志音 2年 06.10.02 170.59 プレジールSC MF 16 吉田楓翔 2年 06.11.12 168.58 山形市立第九中 MF 22 丸山来寿 2年 06.08.09 172.57 プレジールSC MF 25 佐々木貴彬 1年 08.01.05 171.57 FC Consorte FW 9 中本和志 3年 06.02.24 184.80 海星中 控え選手 GK 21 及川泰我 DF 26 山田琉月 DF 27 深田音旺 DF 28 寺村健太郎 MF 18 岡野來英 MF 24 中山遥叶 FW 11 末光清 FW 20 仲村渠健 FW 30 森晃輝 監督 石原和実
米子北 GK 1 尾崎巧望 3年 05.04.08 176.67 セレッソ大阪和歌山 DF 3 藤原壮志朗 3年 05.05.07 178.69 フレスカ神戸 DF 4 浜梶優大 1年 07.12.20 173.63 玉湯SC DF 15 番原珠生 3年 05.09.25 173.62 ガイナーレ鳥取 DF 24 石倉亜連 3年 05.07.27 173.68 弓ヶ浜中 MF 5 城田利恩 3年 05.07.18 166.62 Valentia SFC MF 7 上原颯太 (Cap.) 3年 05.05.19 170.62 シーガル広島 MF 8 仲田堅信 3年 05.10.18 170.60 FC Livent MF 14 小村日向 3年 06.03.23 172.68 フレスカ神戸 FW 10 森田尚人 3年 05.09.13 179.71 和泉FC FW 11 愛須隆聖 3年 05.06.30 172.68 セレッソ大阪和歌山 控え選手 GK 17 岡田海琴 DF 2 梶磨佐志 DF 6 樋渡蓮音 MF 12 濱口慶汰 MF 18 柴野惺 MF 19 田村郁颯 FW 9 鈴木颯人 FW 20 堀大夢 FW 22 西尾潤星 監督 中村真吾
山形明正 九番 十六二五二二 十四十番 十三四番十七二番 一番
米北 十一十番 五番八番七番十四 十五三番二四四番 一番
高校選手権は試合感覚が短く、トイレと食事補給が厳しい。しかもプログラム販売はバックスタンドだけだったので、メインに座っていた以上、時間をかけて買いに行くしかない。この試合のキックオフとフォメだけ確認してモツ煮を買いに行っている間に14分、米北に先制点が入っていた。18分の追加点には間に合ったが、モツ煮を食べながら観ていたという状態である。�Ь絽兇�裏に抜け右シュートだった。 さて、米北といえば城市先生時代からのロングボール、国見式のパワーサッカーという印象だが、大きく様相が変わっていた。指導陣の心境の変化か、リクルートの成功か、プレミアリーグに昇格して意識の変化か、相手が格下とみてか、とにかく繋ぐのだ。ボランチの体格を見てほしい。�Ь絽兇錬僑殴�ロ、��仲田は60キロ。これはトップに当ててボランチは競り勝ってこぼれ球を拾うチームの体格ではないことが分かる。全国トップクラスとは言わないが結構うまいし、何よりアイディアを出すことが許されている。かつての米北だったらありえない。左の�ゾ訶弔魯譽侫謄�でドリブラー。彼も体重がない。62キロ。1トップ��森田はタレント。空中戦に競り勝ち、周囲も見えている。上のレベルでは彼はセカンドトップだろう。179センチとサイズはないが、安定した技術と視野の広さはほかのポジションで活かせる。左センターバック�F8兇郎限�ロングフィードがあり、守備も安定している。 山形明正は繋ぐチーム。ボランチが10番(51キロ)と14番(59キロ)ということからも分かるが上手い選手を置いている。しかし競り合いでは劣勢でいささか厳しい。米北がコンタクトに強いチームというのはあるが、山形明正はフィジカルコンタクトに弱すぎる。1トップ中本は大柄だが孤立。30分で代えられたが、基本的にはどうしようもない状況だったと思う。前半は0−2。
後半も米北はペースを落としつつ攻め続ける。49分、右コーナーキック、�ゾ訶弔虜限�に�F8兇�打点の高いヘッドで0−3。73分、�Ь絽兇�らの浮き球パスを��愛須がアイディアあるトラップでかわして決める。0−4。前半から��愛須も��森田もアイディア溢れるプレーを見せていた。結局0−4で米北が完勝。
米北は化けた感があったが、次戦は同じプレミアリーグの昌平で、ロングボールスタイルが復活したかどうかは確認していない。いずれにせよ、勝利に一直線の米北に理想のエッセンスが加わったということは言えるかもしれない。
地元埼玉代表の昌平の第一試合より第二試合の観客数のほうが多いのは入り口でカウンター回しているものの出た客は数えない高校選手権あるある。もっとも第一試合、そんなに少なかったかな、とは思うが。
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