| 2022年12月29日(木) |
高校選手権1回戦 帝京大可児−岡山学芸館 鹿島学園−龍谷 |
高校選手権で足を運ぶ会場選びには様々な基準がある。まず首都圏4都県の会場のうち、地元の高校がいない会場であること。コロナ禍でなるべく空いている会場を選んで感染リスクを下げたい。もちろんきっちりワクチン打って、手洗いマスクもきっちりしているが、観戦に行く以上3密回避までは怪しい。次にクオリティの高いチームを選ぶ。高校サッカーに出てくる高校のうち私学は学校経営上の理由からサッカー部を強化しているわけで、経営サイドからサッカー部は勝利を求められ、その結果として高校生年代で最大限結果を残せるような「ノーリスク主義」に走りやすい。所詮高校生だから後方でミスをするし、それが失点に直結する。「無理に繋がない」ことは大事でも、「無理」がちょっと相手が追ってきたから、とかですぐに蹴るようになる。攻撃も相手がミスしてくれる前提のものになりやすい。ここ数年高校サッカーで流行っているロングスローなんてまさにそうである。ワールドカップでもロングスローはある?これはデータの話だ。N=1や2では反論にはならない。かくして高校サッカーはクラブユースサッカーより格段にクオリティーが落ちるようになった。が例外もある。全国高校総体を制した前橋育英もそうだし、この日の第1試合の帝京大可児や岡山学芸館もそうである。帝京大可児は帝京大可児中が全中を制し、さらに高等部も中身のあるチームを作ってきた。それゆえ結果はイマイチ出てないが、生観戦者として評価すべきチーム。岡山学芸館もそうだ。きっちり繋いで崩して「必然的に」ゴールする。守備の甘さはあるが、ここのところコンスタントに全国上位に入っている。
高校選手権1回戦 帝京大可児高校−岡山学芸館高校 駒沢陸 12月29日 12時 ピッチ良 晴 主審 原田雅士
帝京大可児 岡山学芸館 GK 1 竹内 耕平 GK 12 平塚 仁 DF 2 増井 俊介 DF 2 福井 槙 DF 3 兼松 龍玖 DF 3 田口 大慎 DF 4 原田 逸希 (Cap.) DF 4 井上 斗嵩 (Cap.) DF 5 堀内 祥暉 DF 5 中尾 誉 MF 7 小島 清太郎 MF 7 木村 匡吾 MF 8 吉兼 伶真 MF 8 岡本 温叶 MF 15 目黒 湧将 MF 10 山田 蒼 MF 30 明石 望来 MF 14 田村 日夏汰 FW 10 永井 斗梧 FW 9 今井 拓人 FW 14 加藤 隆成 FW 11 田邉 望 控え選手 GK 17 加納 和真 GK 1 矢野 晃 DF 20 生田 慈勇 DF 13 平野 大樹 DF 27 内山 晴登 DF 16 藤田 剛志 MF 6 松本 翔暉 MF 6 田口 裕真 MF 11 棚橋 奎斗 MF 15 高山 隼磨 MF 13 都築 桜介 MF 19 木下 瑠己 MF 16 菊池 鷹秀 MF 24 田中 利樹 MF 23 内藤 和希 FW 18 木村 奏人 MF 26 遠藤 翼 FW 20 坂口 空良 監督 仲井 正剛 監督 高原 良明
帝京大可児 岡山学芸館 GK 1 竹内耕平 2年 07.05.30 180/62 名古屋グランパスU−15 DF 2 増井俊介 3年 04.06.22 167/63 ジュビロ磐田U−15 DF 3 兼松龍玖 3年 04.08.29 183/75 FC V可児 DF 4 原田逸希 (Cap.) 3年 04.04.14 180/70 豊田アソシエーションFC DF 5 堀内祥暉 2年 05.08.30 183/72 ヴィッセル神戸U−15 MF 7 小島清太郎 3年 04.12.31 171/63 FC岐阜U−15 MF 8 吉兼伶真 2年 05.11.20 175/60 名東クラブ MF 15 目黒湧将 3年 05.02.01 178/64 名古屋グランパスU−15 MF 30 明石望来 1年 06.12.14 163/57 FCフェルボール愛知 FW 10 永井斗梧 3年 04.12.14 173/64 刈谷ジュニアユース FW 14 加藤隆成 1年 06.09.26 175/67 帝京大可児中 控え選手 GK 17 加納和真 DF 20 生田慈勇 DF 27 内山晴登 MF 6 松本翔暉 MF 11 棚橋奎斗 MF 13 都築桜介 MF 16 菊池鷹秀 MF 23 内藤和希 MF 26 遠藤翼 監督 仲井正剛
岡山学芸館 GK 12 平塚仁 2年 05.10.12 184/73 MIOびわこ滋賀U−15 DF 2 福井槙 3年 05.01.18 175/63 GAフロンティア大阪 DF 3 田口大慎 3年 04.10.04 183/77 アヴァンサールFC DF 4 井上斗嵩 (Cap.) 3年 04.05.10 177/71 ハジャスFC DF 5 中尾誉 3年 04.12.28 171/62 鷲羽FC MF 7 木村匡吾 3年 04.06.19 165/63 高槻ジーグFC MF 8 岡本温叶 3年 04.05.09 166/67 ハジャスFC MF 10 山田蒼 3年 04.09.04 180/70 高槻ジーグFC MF 14 田村日夏汰 2年 05.08.11 167/62 大阪東淀川FC FW 9 今井拓人 3年 04.05.10 176/74 ハジャスFC FW 11 田邉望 2年 05.11.29 168/62 プラシア山口ジュニアユース 控え選手 GK 1 矢野晃 DF 13 平野大樹 DF 16 藤田剛志 MF 6 田口裕真 MF 15 高山隼磨 MF 19 木下瑠己 MF 24 田中利樹 FW 18 木村奏人 FW 20 坂口空良 監督 高原良明
帝京大可児 十番 十四 三十八番七番十五 三番四番五番二番 一番
岡山学芸館 九番十一 十四十番七番八番 五番四番三番二番 十二
帝京大可児はポゼッションチームだが、そのポゼッション力で劣勢でカウンター主体になっている印象。3番は正確な左足を持つ左サイドバック。体格もなかなか。タテ突破は許さないが、対面の8番がカットイン主体で中との連携はイマイチ。4番は走り方の良さが目に留まった。カットインをカバーする能力もある。7番は深い切り返しがある。15番は味方を信じてよく走る。10番はチームで二番目に上手い。最大の発見が1年生エース14番。カウンターでは爆発的なスピードドリブルで運び、上半身の強さもある。パスはあまり出さないが、一人で運んで決めてくれそうな迫力がある。キープもできる。そしてロングスローまである。前線から積極的に守備をするし、「行けるところまで行け」という起用法だが、フルタイム使うくらいの方針でもよかったんじゃないかな?それくらいの逸材。私も加藤隆成という名前は覚えておく。
岡山学芸館はGKがキャッチすると正確で素早いパントキックで切り替える。プロも狙える逸材。2番はタテの速さとロングスロー。4番は身体の入れ方が上手い。彼がいたから帝京大可児の強力2トップを抑えられた。3番は圧倒的なパワーがある。8番は両利きでカットインばかり。というか帝京大可児がタテを切っていたからだが、中盤の受け渡しの悪さを突いて効果的だった。正確なフリーキックもある。プロは厳しそうだが、大学なら即やれそう。7番はレフティ。14番はカットインドリブルが得意で両サイドハーフが中に切れ込みサイドバックを活かす。9番は分かりやすいエースでパワーを活かしたポストプレーも光る。
さて、開始早々帝京大可児は10番が右ポストを叩くシュートがあった。これを決めていれば、という展開になる。徐々に岡山学芸館が押し込み、帝京大可児はカウンターもできるチームだが孤立した2トップが囲まれ、ポゼッションもカウンターもままならず、岡山学芸館ペースに傾く。前半は0−0。後半開始4分、岡山学芸館左コーナー8番の右足クリアから繋いで右2番に通り流し込んで先制。詳細は公式記録に出ているが、とても現地ではそこまで細かく分からなかった。以降も岡山学芸館ペースが続き、最少得点差ながら帝京大可児としては力の差をどうすることもできない。結局0−1で岡山学芸館が勝利した。
結果的には岡山学芸館が大会を制し全国制覇した。11人制では岡山県勢初の全国制覇だ。このチームをすでに評価していたことを、我ながら見る目あるなあ、と感心する次第である。
高校選手権1回戦 鹿島学園高校−龍谷高校 駒沢陸 12月29日 14時 ピッチ良 晴 主審 塚原健 3172人
鹿島学園 龍谷 GK 1 木村 和輝 GK 1 音成 啓太 DF 3 �盒供ヾ臆� DF 4 松藤 修士 DF 4 上原 悠平 (Cap.) DF 15 川村 幌太 DF 5 篠田 嵩人 DF 18 島村 岳 MF 2 櫻井 稜 MF 2 野口 智隆 MF 6 妹尾 俊兵 MF 6 花田 真之介 MF 8 大貫 翼 MF 8 山並 仁貴 MF 24 文平 千陽 MF 9 今野 友聖 (Cap.) FW 9 若野 晃大 MF 11 竹内 侑希 FW 10 林 結人 FW 10 乗冨 璃弥哉 FW 11 井口 愛翔 FW 20 中田 脩斗 控え選手 GK 12 嶋�� 寛大 GK 12 小野 櫂音 DF 13 坂井 大樹 DF 17 原口 朝陽 MF 7 鈴木 仁之介 MF 3 戸田 宗岐 MF 14 熊倉 優希 MF 7 山下 翔矢 MF 15 萩原 駆 MF 13 太田 聖也 MF 17 石塚 大地 アントニオ MF 19 吉澤 胡珀 MF 19 水戸 陽太 MF 26 岡本 光留 MF 22 川尻 直紀 FW 23 江原 大翔 MF 23 山本 慶斗 FW 24 山田 龍之介 監督 鈴木 雅人 監督 太田 恵介
鹿島学園 GK 1 木村和輝 3年 04.09.15 195/87 鹿島アントラーズジュニアユース DF 3 �盒挟臆� 2年 05.08.08 181/70 AZ FCエスペランサ DF 4 上原悠平 (Cap.) 3年 04.08.15 176/66 足柄FC DF 5 篠田嵩人 3年 04.06.01 174/66 柏レイソルアライアンスアカデミー長生 MF 2 櫻井稜 3年 05.02.16 178/67 大宮アルディージャU−15 MF 6 妹尾俊兵 2年 05.09.02 177/69 八尾大正FC MF 8 大貫翼 2年 05.09.27 171/64 カシマアカデミージュニアユース MF 24 文平千陽 1年 06.05.29 181/66 刈谷ジュニアユース FW 9 若野晃大 3年 05.03.29 182/70 平井中学 FW 10 林結人 3年 04.08.28 176/67 IFC川越水上公園 FW 11 井口愛翔 3年 04.10.10 173/78 ジュビロ磐田U−15 控え選手 GK 12 嶋��寛大 DF 13 坂井大樹 MF 7 鈴木仁之介 MF 14 熊倉優希 MF 15 萩原駆 MF 17 石塚大地アントニオ MF 19 水戸陽太 MF 22 川尻直紀 MF 23 山本慶斗 監督 鈴木雅人
龍谷 GK 1 音成啓太 3年 04.04.16 175/68 サガン鳥栖U−15 DF 4 松藤修士 3年 04.08.02 180/70 アビスパ福岡U−15 DF 15 川村幌太 2年 05.09.16 168/62 長崎レインボーSC DF 18 島村岳 2年 06.03.21 170/62 西有家中学 MF 2 野口智隆 3年 04.06.10 162/60 FC COLZA MF 6 花田真之介 3年 04.11.02 168/60 FC FARFALLA MF 8 山並仁貴 3年 05.02.24 166/58 FCK MARRY GOLD AMAKUSA U−15 MF 9 今野友聖 (Cap.) 3年 04.10.03 175/70 FCヴィアージャ MF 11 竹内侑希 3年 04.12.07 178/72 アビスパ福岡U−15 FW 10 乗冨璃弥哉 3年 04.06.20 180/75 サガン鳥栖U−15 FW 20 中田脩斗 3年 05.03.17 180/72 FCソレイユ2008 控え選手 GK 12 小野櫂音 DF 17 原口朝陽 MF 3 戸田宗岐 MF 7 山下翔矢 MF 13 太田聖也 MF 19 吉澤胡珀 MF 26 岡本光留 FW 23 江原大翔 FW 24 山田龍之介 監督 太田恵介
鹿島学園 十一九番 十番二四六番八番」 五番三番四番二番 一番
龍谷 二十十番 六番八番 二番 十一四番十八十五九番
立ち上がり鹿島学園がポンポンっと2点取る。4分、シュートこぼれを10番。8分、シュートこぼれを9番。以降は龍谷が両アウトサイドも積極的に上がるが、猛攻とまでは言えず、攻撃も放り込み主体の単調なものとなる。というか第1試合に満足してあまりメモも取っていない。後半龍谷が9番の右クロスを11番ヘッド、キーパー弾くもこぼれを9番決める。結局2―1で鹿島学園が勝利した。
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