サッカー観戦日記

2022年11月06日(日) 高校選手権奈良大会準決勝 山辺−畝傍 奈良育英−五條

高校選手権奈良県大会準決勝
山辺高校−畝傍高校
11月6日 11時 橿原公苑陸 ピッチ並 晴


ずっと選手名を打ってきたのでわかっているが。今は変換困難な名前が多い。検索で出やすいから、という理由なのだろうか?とにかく名前を打つのに時間がかかる。少し前に女子の名前がずいぶん変換困難になったと思ったら、遅れて男子も変換困難だ。ミスしても多めに見てください。

山辺高校 監督:興津大三
1中村隆聖2年 169 54 Shimada Football Academy
3辻学人2年 177 66 ポルベニル橿原
4田中嵩人2年 173 65 碧FC
5菅野心路1年 175 72 クラブ・アストーレ
2淺倉莉久 168 58 ガナーズ市川
7芦邉陸斗2年 171 60 Shimada Football Academy
9太田凱翔 171 67 鹿島アントラーズつくば
13田中翔2年 168 64 TOYOTA Association Football Club
10佐藤琉生 167 58 Shimada Football Academy
16小原一力 160 58 明徳義塾中
20グリーン・ケイディン2年 182 67 房総ローヴァーズ木更津FCU−15印西

リザーブ
6大野晴き2年 174 60 TOYOTA Association Football Club
11中川泰玖 174 71 伊賀FC
12岸端泰成 173 66 清水エスパルスSS榛原
14木村?吏2年 170 58 BLINQFC KIZUGAWA
15山口光希 158 54 朱六FC
17柳田尋斗 162 57 奈良クラブジュニアユース
8安藤礼喜2年 163 57 奈良クラブジュニアユース
18西村俊哉 160 49 鎌ヶ谷市立第三中
21笹岡羽功1年 171 64 楠クラブ

畝傍高校 監督:谷口祐樹
1森井時生 2年 171 63 御所中
2田中大誠 1年 174 64 法隆寺フットボールクラブ U−15
3的場遼大 3年 175 68 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース
4伊波大智 2年 180 64 YF NARATESORO
13乾航大 1年 167 54 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース
7川怜真  3年 170 58 法隆寺フットボールクラブ U−15
8岡田奈朗 2年 166 65 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース
10永田貴大 3年 170 56 SOLESTERELLA NARA 2002
6湯淺翔太 3年 178 63 高田西中
9西田有佑 1年 171 58 SOLESTERELLA NARA 2002
20森田耕志郎 1年 177 64 ポルベニル カシハラ

リザーブ
11久下駿人 2年 181 68 真美ヶ丘中
14永長寛大 1年 173 60 ディアブロッサ高田FC大和U−15
15藤田兼大 1年 182 67 ヴィッセル神戸伊丹U−15
16小暮想真 1年 171 56 ディアブロッサ高田FC大和U−15
17名原康晴 2年 169 53 大瀬中
18新中快知 1年 165 53 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース
19川原隆世 2年 177 63 F.C.Anillo
21中山凛 2年 161 50 大淀中
24高居佑成 1年 172 58 YF NARATESORO


山辺
十六九番
二十四番七番十番
十三三番五番二番
一番

畝傍
十四二十
八番七番九番十番
十三三番四番二番
一番

双方監督は元Jリーガー。山辺は民営のクラブチームが県立高校と提携して高校サッカー部として活動している。商業的な計算がある公立校サッカー部だ。山辺高校は問題続きで、監督解任騒ぎ、寮内で飲酒、興津監督のパワハラと解任とネガティブなニュースで注目される。その興津監督が復活している。人間性というものは簡単に変わらない。興津監督は筑波大のスター選手でユニバーシアード福岡大会で世界一になった。そこまではよかった。しかし自信満々で清水エスパルスに入り、全く通用しなかった。そして早く引退しクラブのスクールコーチやスカウト業などに転身したが、ステップアップはできず、かつてのドリブラーが丸々と太った。そして山辺高校ではプレッシャーがきついのかもしれないが、試合中怒鳴りっぱなしで、審判には文句を言いっぱなしという、生徒の手本からは程遠い指導者になり、そしてパワハラ解任。で、性根を叩き直したか?と思うと、少なくとも見ている限りでは何も変わらない。怒鳴りっぱなしの審判に文句を言いっぱなしである。これは興津監督の資質であると同時に山辺高校サッカー部の体質であろう。困ったものだ。

いっぽう畝傍高校の谷口先生はほぼ無言。泰然と構えている。大人しすぎる感はあったが、生徒に任せているのだろう。

さてゲームは個々の能力差が歴然としている。山辺がロングボールを入れると畝傍は高さでもパワーでも完敗し、山辺高校ボールになる。競り方も下手だ。さらにスピードもなく山辺のドリブルにも大苦戦。マイボールの時もテクニックがなく、トラップが決まらない。出身チームを見るとそう悪くはないが、ゲームに出ている選手は中学生までに基本的な技術を身につけていない。技術は高校生になって身につけるのは困難だ。二人一組になって一人目が落として二人目がコントロールするシーンが多い。Jリーグ黎明期にバクスター監督のサンフレッチェ広島がそう評されたことがある。畝傍は守ってカウンター、というか技術・高さ・パワー・スピードで明らかに劣勢でおそらくスタミナでも劣勢な以上、真っ向勝負では勝てる要素がない。しかもセットプレーでも山辺には1年時からキャプテンの��太田というキッカーがいる以上、極めて厳しい。畝傍のキッカーは8番でロングスローも投げるがキック精度は太田に及ばない。GKの能力でも山辺に分がある。

前半は耐えるプランの畝傍の思惑通り0−0で終わった。
後半早々、山辺の右コーナーをファーで3番に合わせ、畝傍GKがファンブルしたところを5番が蹴り込み先制。しかし直後に畝傍もドリブルから中のエース8番がこれしかないミドルを叩き込み1−1と追いつく。以降、山辺はリスクを警戒しサイドバックを上げず無難に攻める。そして通るサイドチェンジしか試みない。このノーリスク主義はスタミナで絶対に上回るからこそできることだが、いわば物量作戦で采配的には谷口先生が上回っていると思う。後半も終了。10分ハーフの延長では畝傍が次々に足を攣るが、山辺も決定機まではいかない。終了直前PK戦用のキーパーを投入する。高校サッカーのPK戦では格上有利である。しかし山辺は強豪校としての実績・経験が足りず必ずしも格上とは言えない。しかし畝傍が明らかにキック精度が不足していて、格上格下を論じる段階にない。
結局PK戦では畝傍の失敗が目立ち、山辺が決勝に進出した。





高校選手権奈良県大会準決勝
奈良育英高校−五條高校
11月6日 13時30分 橿原公苑陸 ピッチ並 晴

場内放送より。聞き取りにくかったのでこれが精いっぱいです。
奈良育英

1伊藤けいこう 6  7上村シュウキ 5ニシオ 25タケ 26 29佐藤 30 カワハラ 8 イソガイ 2  10 イノウエ

五條 1 ナカイ 2 ナカ 4サカモト 3ナカジマ 7 オク 8  ? ウジカワ 18 ?大谷 10 9ワダ

プログラムより。なんとなく一致しそうな名前をピックアップ。正しい情報があればお寄せください。
奈良育英
1 伊藤圭介  3年 175 65 SORESTRELLA
5 西尾駿   3年 187 73 奈良YMCA
25 竹田泰  1年 169 62 ディアブロッサ高田
29 佐藤聡祐 1年 171 61 ディアブロッサ高田
30 河原鴻介 1年 170 58 宇治FC
8  磯貝新之助 2年 166 56 奈良YMCA
10 濱上大輝 3年 178 61 ディアブロッサ高田

五條は全く分からず。放送とプログラムの番号とはまるっきり一致してません。

奈良育英 監督:梶村卓
五條 監督:山岡敬弘

奈良育英


三十十番
二九八番二六二番
六番五番二七二五
一番

五條
十番九番
六番十八八番十一
二番四番三番七番
一番

奈良育英の梶村卓監督は元奈良クラブ(当時JFL)の選手で、つまりトップレベルでプレーしていた。一条のスタッフで私の記憶ではA級ライセンスを持っていたはず。
奈良育英は右サイドバック25番がどんどん上がる攻撃的な選手で、左サイドバック6番は決して大外に出ずインナーレーンにとどまり、パスが来たら必ず右足に持ち替えタメを作り右に出す。センターバック陣は長いボールをしっかり蹴られる。一方で素早い判断はなく、6番に出すか、考慮時間十分でロングボール。8番を活かせない。左ハーフ29番はバックラインに入る一方でタッチライン際を大きく上下動し、一目で行けるところまで走って交代する役割と分かる。インサイドの8番と26番はお互いに囮になりパスをスルーしあい変化をつける。奈良育英では唯一細かいパスで組み立てられる選手たち。2番はインナーレーンに入り、25番を上がらせる。26番が守備的、8番が攻撃的。30番はスペースをどんどんつく。10番も似たタイプ。10番が分かりやすくエース。基本的にはDF
からバックライン裏を狙いたいチームだが、五條が引き気味のため、当ててこぼれを狙う、まあ雑なスタイル。

いっぽうの五條は以前はどこでもドリブルといういわば子供っぽい、中学生のチームのようなスタイルだった。これが五條の欠点であり、最大の魅力でもあった。しかし近年良くも悪くも強豪校の自覚が芽生え、勝つフットボール、大人のフットボールにシフトしている。つまり安全に前線に出し、前線で初めてドリブルというスタイル。
バックラインは第一試合の畝傍と違い、しっかり競り合って跳ね返せるし、中盤の8番はなかなか強い。11番はチーム1のドリブラーでフリーキッカーでロングスロワーでもある。というか、五條がロングスローを使う時点で驚きだ。10番と9番はロングボールをしっかりマイボールにしてドリブルを仕掛ける。

後半、奈良育英キーパーが持ったところを五條の10番がボールをつついて奪い、流し込んで先制。五條は先制すると11番がバックラインに入って5バック。このメッセージは分かりやすく堅守速攻でウノゼロの美学だと思う。しかし以前の伝統からか、中途半端に攻める意識が残っていてカウンターが詰まったらリスクを冒して人数をかけてしまう。奈良育英は29,30→23、20。奈良育英はパスに加え守備力や強さを兼ね備える26番を1ボランチにして8番がサイドに現れるようになり、パス回しが出てくる。選手交代を交えサイドをつき始める。さらに25→30。そして後半AT、中途半端に攻めた五條から逆襲し、20番ユウマのミドルがバー下を叩き下に落ちる。判定ゴールイン。これで同点1−1。五條はどっちつかずだった。大人のフットボールをしようとして大人になりきれなかったというか。五條は同点に追いつかれただけなのに、あからさまにがっかりしていて不安になった。メンタル切り替えも大人のフットボールになりきれてないぞ。後半終了。延長へ。

延長で五條は2番8番→5番24番。AT9番6番→19番14番。奈良育英も8番→?。さらに五條も11番→20番。延長では奈良育英が流れそのままに押す。バーをたたくシーンも。しかし決まらない。
試合は引き分け。
PK戦で奈良育英が勝ち決勝に進出した。


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