全日本大学女子選手権
帝京平成大学−吉備国際大学
12月28日 11時 三木防災公園第1球技場 晴 ピッチ良
帝平大 吉備国大
−−−今田−−近藤−−− −−−−−藤原−−−−−
−−−−−−−−−−−− −田中−−−−−−根本−
橋本−山下−−松丸−河野 阿部−川名−−小山−鵜木
長瀬−佐久間−石田−松崎 −−岡田−長谷川−小川−
−−−−−米澤�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗櫂�ム−−−−−
監督:矢野喬子
GK 1 米澤萌香 99/08/16 160/65 2年 日ノ本学園
DF 2 松崎愛華 00/08/29 160/59 1年 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU−18
4 石田菜々海 98/09/08 166/57 3年・主将 常葉学園橘
6 佐久間未稀 99/08/10 158/52 2年 湘南学院
13 長瀬あゆ 99/03/21 156/50 3年 湘南学院
MF 10 山下沙耶香 98/11/12 159/58 3年 岡山県作陽
14 松丸綾花 00/03/28 157/51 2年 岡山県作陽
16 近藤彩優子 00/01/15 156/46 2年 開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部
20 橋本真優 99/12/20 153/52 2年 十文字
FW 9 河野有希 98/11/05 161/50 3年 帝京長岡
11 今田紗良 00/03/24 163/61 2年 藤枝順心
控え選手
GK 21 戸塚さくら 99/04/03 165/67 2年 修徳中学高校
DF 22 高杉光里 99/08/05 157/54 2年 湘南学院
23 藤原瑞季 99/05/02 162/60 2年 ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ
31 川本和 00/05/29 166/61 1年 日ノ本学園
MF 7 山田愛葵 00/01/22 153/49 2年 岡山県作陽
8 高柳朱々奈 97/07/14 158/51 4年 聖和学園
FW 5 石田永愛 99/01/06 162/55 3年 鹿島学園
監督:太田真司
GK 1 キムユミ 97/05/11 168/60 4年・主将 慶南尚ロボット高等学校
DF 2 小川優花 97/12/22 162/52 4年 大阪学芸
3 岡田愛海 99/04/05 164/61 2年 大阪学芸
5 長谷川朋佳 97/05/04 162/49 4年 神戸フットボールクラブレディース
14 鵜木瑠南 00/07/03 155/47 1年 神村学園
MF 7 小山莉奈 99/08/20 163/53 2年 京都精華学園
8 川名みのり 00/04/25 161/56 1年 日ノ本学園
13 阿部楓子 99/11/14 153/52 2年 鳴門渦潮
FW 9 根本梨香子 97/10/14 156/46 4年 日本航空
10 田中ちひろ 98/02/09 155/49 4年 大阪桐蔭
15 藤原恵佳 00/05/03 155/55 1年 日ノ本学園
GK 21 杉野陽咲 00/09/09 161/63 1年 成立学園
DF 4 丸尾梨菜 97/04/24 156/49 4年 藤枝順心
MF 6 森田真弥 98/09/12 162/56 3年 大阪桐蔭
16 板倉楓 00/09/15 150/52 1年 鎮西学院
19 松田こころ 97/11/05 168/59 4年 トレーフルFC fille
23 余田清華 00/05/03 152/44 1年 神戸弘陵
FW 11 黒田桂子 97/11/06 170/66 4年 日ノ本学園
帝京平成大は大学女子サッカー界に急速に台頭した超新星である。関東大学女子リーグを連覇し昨年度あっさり女子インカレも取るかと思ったが準決勝で敗退した。監督は元なでしこジャパンのサイドバック矢野さんで、この観戦記(03年12月20日)にもあるが現役の神奈川大はトップ下だった。つまり攻撃と守備双方の経験が十分あり、身体能力と頭脳を兼ね備えた選手だった。そして帝京平成大のスタイルも決して大柄ではないが身体能力と頭脳を兼ね備えた選手を揃える。急速な台頭故か4年生がスタメンにいない。そして��今田が圧倒的な突破力・加速力がある。��山下も運べるスピードがあり、バックラインも速い。これに対し戦力で劣勢と見たか、吉備国大が3バックで守備を固め、��根本のスピードを活かす。またGK�.�ムはなかなかのタレント。
立ち上がり敵陣に放り込む吉備国大が押し込むが、帝京平成大陣内に入ってから崩せない。そして4バックでスタートの吉備国大がすぐに3バックへ。猫だましだが、立ち上がり勢いよく入り、すぐに守備的に行くという策か。
センターフォワード��藤原は走り回って起点になろうとするが、帝京平成大は巧みに受け渡し、自由にならない。帝京平成大は2トップがスペースに流れ、空いたスペースに2列目が飛び込む。そして右コーナーキックを左サイドバック��長瀬が蹴る。誰もがreflectorティーだから左サイドバックが蹴るのかと思う。ところが右利きなのだ。なかなか精度は高い。徐々に帝京平成大の流れになる。そして20分、右クロスに�感極椶�ニア寄りでループヘッド、GK�.�ムの頭を越して先制。1−0。この時間帯��今田はパスセンスまで見せ、�斡疇�はフォアチェックを精力的にこなし、吉備国大は蹴るしかなくなる。26分、帝京平成大�Р鰐遐���山田。27分、帝京平成大、右クロスにファーサイド��長瀬シュートはバー。33分、吉備国大クロスを競って�2�田シュートはセーブ。結局前半は1−0で終了した。
ハーフタイム、吉備国大��田中→�ご殀�。またも4バックに変えるが、押し込まれ、あっという間に3バックに。布陣変更が多いのでいちいち記載しないが、策が当たっているようには見えない。53分、吉備国大��阿部→��森田。3バックの右へ。そして�2�田が右ウイングバックへ。ポリバレントな選手だ。そして57分、吉備国大、��鵜木→��黒田。この交代の肝は長身で体重もある黒田をセンターフォワードにおいてロングボールを入れてキープさせるということだ。しかし押し込まれた吉備国大はいいボールを出せない。身長でも体重でも劣勢の帝京平成大だが、そもそもボールを入れさせない守備が出来ている。67分、��藤原→�馨湘帖�これは藤原を限界まで走らせるという策で、予定通りの交代だろう。以降帝京平成大は3人、吉備国大は1人を代えたが、帝京平成大の「クレバーに走る」サッカーの前に、あの吉備国大が押し込まれ、��黒田も活かせず最少得点差ながら完敗した。帝京平成だは��今田さえも代え、層の厚さを見せつけた。
全日本大学女子選手権
静岡産業大学−日本体育大学
12月28日 13時30分 三木防災公園第2球技場 晴 ピッチ良
静産大 日体大
−−−堀江−−宮下−−− −−−児野−−目原−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
三輪−山下−−藤原−藤田 伊藤−今井−−渡邊−住永
高島−乘越−−彦坂−矢野 茨木−関口−−橋谷−奥津
−−−−−若林−−−−− −−−−−福田−−−−−
静岡産業大学
監督:安浪貴之
GK 1 若林祐衣 99/02/26 170/67 3年 広島文教女子大附
DF 3 彦坂桃花 99/08/31 168/64 2年 磐田東
MF 9 矢野粧子 98/11/24 156/50 3年 大商学園
32 高島絢音 00/10/20 155/49 1年 広島文教女子大附
14 乘越令奈 98/07/25 162/52 3年 神村学園
22 山下夏穂 97/06/05 160/50 4年 大阪学芸
23 藤原加奈 97/08/31 152/45 4年 都立飛鳥
34 藤田桃加 99/01/26 147/47 3年 磐田東
38 三輪玲奈 00/12/10 156/50 1年 磐田東
FW 10 堀江美月 97/12/07 174/68 4年・主将 開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部
17 宮下愛深 99/08/10 162/48 2年 村田女子
控え選手
GK 16 河合茉奈 99/12/14 159/57 2年 福井工業大福井
DF 6 村松夏帆 97/07/23 160/52 4年 大阪桐蔭
8 櫻田彩乃 98/05/19 162/50 3年 日ノ本学園
15 鈴木杏那 98/12/03 163/59 1年 藤枝順心
MF 25 柿元渚 98/10/25 159/57 3年 鳳凰
29 金丸翔子 99/09/29 154/51 2年 ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ
FW 11 佐合麻理百 98/04/07 167/52 3年 開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部
日本体育大学
監督:中西浩二
GK 19 福田まい 98/05/20 170/60 3年 藤枝順心
DF 3 橋谷優里 97/11/15 164/54 4年・主将 神村学園
MF 5 茨木美都葉 98/05/07 155/44 3年 JFAアカデミー福島
6 奥津礼菜 97/05/12 161/53 4年 藤枝順心
DF 16 関口真衣 99/11/29 176/66 2年 成立学園
MF 7 伊藤さくら 98/04/01 158/54 4年 岡山県作陽
8 住永楽夢 98/03/05 148/48 4年 十文字
10 今井裕里奈 98/02/20 160/51 4年 浦和レッドダイヤモンズレディースユース
20 渡邊真衣 00/09/05 156/52 1年 福井工業大福井
FW 9 児野楓香 98/01/15 154/49 4年 藤枝順心
11 目原莉奈 98/07/23 154/51 3年 日ノ本学園
GK 1 水口茉優 99/02/11 170/58 3年 大和シルフィールドU−18
DF 4 森本紗也佳 99/05/12 164/57 2年 岡山県作陽
15 松永未衣奈 99/09/12 165/52 2年 日ノ本学園
23 毛利美佑 00/04/12 160/53 1年 INAC神戸レオンチーナ
MF 21 三浦晴香 00/09/02 161/55 1年 浦和レッドダイヤモンズレディースユース
24 久保田明未 99/09/14 167/57 2年 前橋育英
FW 18 李誠雅 99/06/22 166/58 2年 セレッソ大阪ガールズ
双方ユニフォームスポンサー付き。
日体大のユニフォームスポンサーは背中に工藤建設とある。ふと思ったのは工藤健策というサッカーに対する誹謗中傷ライターがいたということだ。野球好きの中にはサッカーへの中傷をためらわないライターが少なくない。
立ち上がり、静産大は��堀江(174cm68kg)のポストを軸に押し込む。堀江を日体大は主に�梓惴�(176cm66kg)が主に見ているが潰しきれない。というか堀江は大学レベルではポストを封じようがないと思う。橋谷(164cm54kg)は慎重に自由を与えない守備を見せるが放り込まれた時はどうしても負けてしまう。これに対し日体大はスペースにボールを走らせるスタイルで走力勝負を挑む。��児野はポジショニングが良く前を向けば脅威になる。アンダー代表の有名選手。��今井の運び方や��目原のフリーランニングも脅威。静産大はセンターバックはスペースを良く察知するがサイドは右の��矢野はバランスのとれた好選手で破らせないが、左がやや危なっかしい。そして日体大�梓惴�はパワーだけでなく左足ロングフィードが脅威で、上でもやれる選手じゃないかなあ。これはもちろん静産大��堀江にも言えるが。静産大は�欝棆爾眇搬里呂覆い覆�らもポストからのターン、パス、仕掛けと万能型のアタッカーで有望。そして2トップに納まる静産大は中盤は決して強力とは思わないが、全体にクオリティーが高く押し上げて押し込める。日体大�О貌�は左足の精度を買われてスタメンなのだと思うがスタートポジションが低く守備に追われ、違いを出せない。セットプレーも少ない。前半は静産大ペースのまま進み0−0で終了。走りっこを狙った日体大だが、意図を外された。
ハーフタイムで日体大�О貌�→㉓毛利。右に入れ�Ρ�津を左ハーフに回し大きく布陣を変える。結果的にこの策が功を奏す。日体大はサイド攻撃を徹底し、例え中が薄くなってもFWもサイドに走らせ起点を作り、中の守備をずらせ始める。そして69分(45分ハーフ)、混戦から静産大右センターバック�IШ笋�痛む。168cmあり、日体大がサイドから上げても跳ね返し続けた好選手であり、この負傷は極めて痛い。72分��鈴木に交代。しかしこれで一気に静産大の守備が混乱。サイドをどうケアするのか、中のマークは、と言うあたりが曖昧になり、一気に日体大ペースに傾く。そして80分、�グ駝擇�敵陣深くから左足クロス、ファーで折り返し��目原が至近距離で蹴り込み0−1。ゴールするとしたらこの形だ、と予想していたパターンで日体大先制。静産大は交代を織り交ぜるが、日体大は徹底してサイドに運び、88分、右コーナーキックがファーに流れ�Ρ�津が突き上げるようなシュートを左上に叩き込み0−2と勝負を決めた。結局0−2。チーム力としては互角というか、今シーズンの日体大は強くないと思ったが、負傷交代で一気に流れをものにした。
日体大の走力は見事だったが、押し込まれたのは堀江が凄すぎたのか、堀江に預けられる中盤の守備が甘かったのか。伝統校の意地と言うべきだろうが、準決勝以降も苦戦しそうだ。