サッカー観戦日記

2019年09月14日(土) 関西学生リーグ 第12節 阪南大−桃山大 関学大−大経大

関西学生リーグ 第12節
阪南大学−桃山学院大学
9月14日 萩谷 11時30分 良芝 晴


阪南大          桃山大
−−−松原−−大木−−− −−−山口−−毎熊−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
谷口−大西−−津野−八田 佐藤−若山−−今吉−印藤
吹ヶ−中里−長谷川−真瀬 内山−早川−−小野−水津
−−−−−小笠−−−−− −−−−−瀧浪−−−−−



阪南大学 監督:須佐徹太郎
GK 21 小笠姫馬  183/67 97/06/03 4年 立正大淞南
DF  2 真瀬拓海  174/67 98/05/03 3年 市立船橋
    5 長谷川隼  180/72 97/09/14 4年 川��フロンターレU−18
   36 中里竜也  178/69 00/10/05 1年 浦和学院
    6 吹ヶ徳喜  174/67 97/07/22 4年 名古屋グランパスU−18
MF 30 津野ジュウリオ心 174/60 00/01/17 2年 豊川
   40 大西巧真  4年 東海大翔洋
   29 八田壮一郎 168/60 99/03/27 3年 作陽
   47 谷口憧斗  4年 JFAアカデミー福島
FW 26 松原大芽  175/70 00/10/11 1年 作陽
   39 大木秀仁  175/67 99/02/15 3年 松山工業

GK  1 名良橋拓真 179/72 97/05/19 4年 川��フロンターレU−18
DF 24 高田椋汰  1年 日章学園
   33 原耕太郎  1年 西尾
MF 14 江口稜馬  166/59 99/10/22 2年 野洲
   12 佐藤瑠己安 167/63 97/06/24 4年 東京ヴェルディユース
FW  9 永野雄大  163/57 98/01/22 4年 ギラヴァンツ北九州U−18
   13 森山裕大  178/70 97/09/21 4年 大社

桃山学院大 監督:松本直也
GK 51 瀧浪朋生  180/80 99/11/15 2年 履正社
DF  2 内山皓雅  162/64 97/07/29 4年 東山
   22 早川雄貴  180/70 97/10/16 4年 富山第一
    4 小野尚樹  184/73 97/07/01 4年 日章学園
   37 水津颯太  168/68 98/04/03 3年 静岡学園
MF  5 今吉晃平  177/72 98/03/14 4年・主将 ルーテル学院
   10 若山修平  172/72 98/08/21 3年 静岡学園
    7 佐藤碧   170/60 97/09/25 4年 大分
   11 印藤虎太郎 175/69 98/05/17 3年 セレッソ大阪U−18
FW  9 毎熊晟矢  178/69 97/10/16 4年 東福岡
   36 山口海都  174/64 99/06/03 2年 立正大淞南

GK 31 柘植颯輝  4年 大体大浪商
DF 43 多賀稔人  1年 富山第一
   18 磯部希   176/65 97/09/16 4年 長崎総合科学大学附属
MF 46 井塚脩斗  2年 九州国際大付
   40 林実祈   170/64 98/06/03 3年 ガンバ大阪ユース
FW 38 片山誠也  171/62 98/11/19 3年 境
   42 三谷和記  2年 大手前高松



元々双方激しいプレッシングからのショートカウンターが武器のチームだった。ところが阪南大は徐々に高速パスワークも身につけて相手が引いても崩せる真に強いチームになった。しかしここ数年プレッシングが弱くなり、パスも遅くなり、特徴が薄れ苦戦していた。しかし立ち上がりから双方激しいプレッシングが復活し、中盤で激しくぶつかっている。見どころが多く、双方個性を発揮したうえで魅せるゲームになっている。阪南大は春先から大きくスタメンを変え、原点回帰したようだ。中盤では桃山大が個人的にプロも狙えると思っている�ズ5箸�激しい潰しだけでなく運べてミスの少ないプレーができる分優位かと思っていたが、阪南大もプレッシング合戦では負けない。むしろ優位に立っている。桃山大はスペースに流れる��毎熊に出し、圧倒的スピードと一定の高さを兼ね備えた毎熊が起点になる。彼もプロを狙えると思っているが、高校時代に比べて伸び悩んだ感もある。高校時代は東福岡のセンターフォワード兼ウイングだった。
7分、阪南大、左コーナーキック�ツ甲�川の右足。普通180cmあるセンターバックは蹴らないが精度ゆえだろう。桃山大はゾーンで守り跳ね返す。12分、桃山大㊱山口が落とし�Ш監�の左クロスに��毎熊突っ込むが届かず。この競り合いで阪南大㊱中里出血も無事だった。阪南大は右コーナーキックを��吹ヶが担当するが鋭いボールが入らず、左ほど怖くない。徳島入りが内定した吹ヶだが、中学2年生で観たインパクトほどではなく、大学で伸び悩んだ印象。22分、阪南大カウンター㉙八田から右裏に出し㊵大西シュートはナイスセーブ。51瀧浪。彼は高校時代からいいキーパーだと思っていたが、180cmの身長がネックだと思っていた。しかしこのゲーム、八面六臂の大活躍を見せることになる。23分、桃山大�ズ5肇汽ぅ疋船Д鵐検�㊱山口が受け1対1を仕掛け��毎熊が突っ込むが合わず。この「わずかに合わない」が怖い。阪南大は猛烈なプレッシングをかわされた時、桃山大フォワード陣は中で待ってはいないのできっちりマークを受け渡して潰しに行かなければならないが、�ズ5箸縫后璽僉璽廛譟爾魑�してはそうもいかない。つまり今吉を何とかしたい。24分、阪南大㉙八田がヒールで落とし�⊃神イ�はたき再び㉙八田へ、クロスはGK�‖輜欧�弾く。真瀬はたぶんプロに行く選手だし、サイドバックとして必要なものは一通り備えている。26分、阪南大、左コーナーキック、再びキーパー51瀧浪パンチ。やはり�ツ甲�川はコーナーキックを任されるだけはある。鋭く曲がるボール。28分、桃山大��毎熊が仕掛け、ペナ左でファウルゲット。㊱山口と��若山が構わる。そして若山のキックに��毎熊マークを外しヘッドは上に外れる。なお阪南大はいつも通りコーナーやサイドのセットプレーをゾーンで守る。32分、㉖松原からペナ左の㊼谷口にパスが通り、右隅に決める。1−0。そしてこの後も双方激しく攻めあったのだが、試合内容が濃すぎて前半に想定していた観戦ノートのスペースが埋まってしまい、これ以上記せない.とにかく前半は1−0で終了。

シュート数6(2)対2(0)、コーナーキック数6対1、GK数1対3、オフサイド数1対1、クロス数8対2、ファウル数3対5、フリーキック数0対2。数字上も内容的にも阪南大が押し気味だが数字ほどではない。そして前半凄かったのは、何と言っても桃山大ゴールキーパー51瀧浪。桃山大は彼がいたから耐えられた。特にクロスへの対応が良かった。ノーミス。100点満点の出来だった。

後半開始。阪南大は�ツ甲�川はそのキックでロングフィードがあるのだが、彼をケアしたら㊱中里が大きく振ってくる。前半はクレバーだけど地味だなあという印象だったが、得てしてスケールの小さな選手で終わりがちなタイプに納まっておくつもりはないらしい。本当に頭がいいんだな、と思った。57分、桃山大�ズ5箸悗離丱奪�パスを読んだ阪南大㊵大西から㉙八田へ、㊼谷口とつなぎシュートは51瀧浪スーパーセーブ。直後にも桃山大㉒早川のフィードを㊵大西カット、㉖松原から㊼谷口シュート、これも51瀧浪スーパーセーブ。桃山大は耐えるのみ。69分、阪南大㊴大木→��森山。本文中に名前が出なかった通り、フィニッシュには絡めなかった。桃山大��印藤→㊳片山。こちらも同じ。運動量があるから引っ張っていたが、「違い」を出せる選手を入れたい時間帯だ。69分、桃山大、右で片山がダイレクトパス、㊱山口が右裏を取り切れ込み��毎熊が蹴り込む。1−1。更に73分、㊱山口から㊳片山が右裏を取ったところを倒されPK。阪南大��吹ヶに警告。このPKを��毎熊が決める。右上。阪南大も�ツ甲�川から一気に裏を取った�⊃神イ�右クロスも��森山のシュートは上に外れる。超決定機。81分、阪南大㊼谷口→��永野。北九州ユースはまだ無名だが、須佐監督が呼び、阪南大で9番をつけるなら力はあるのだろう。サイドでスピードを見せる。しかし81分、桃山大��若山の右クロスに��毎熊が決めてハットトリック。桃山大㊱山口→㊻井塚。88分、桃山大��若山→㊵林。ロスタイム、桃山大�Ш監�が抜け出し決めて1−4。試合終了。

普通ハットトリックを決めた毎熊をパーソン・オブ・ザ・マッチに選ぶだろうが、私なら明らかに瀧浪だと思う。誰がサボっても成り立たない桃山大だが、何度も破られ決定機を許した。しかし瀧浪のセービングとクロス対応に救われた。そして後半途中から流れをつかんだ。このゲームで確信したが、瀧浪もプロを狙える逸材だ。



公式記録





関西学生リーグ第12節
関西学院大学−大阪経済大学
9月15日 14時 萩谷サッカー場 ピッチ良 晴

関学大          大経大
−−−−−木村−−−−− −−−西脇−−植村−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
山見−藤井−−岩本−輪木 竜田−小林−−音田−島田
安羅−山内竹本太田−本山 前野−谷山−−木村−山岡
−−−−−高見−−−−− −−−−−田中−−−−−



関学大 監督:古塚恵太郎
GK 21 高見英佑  169/64 97/06/07 4年 三田学園
DF 35 山内舟征  1年 近江
    3 竹本将太  186/80 98/02/08 4年 主将・横浜市立東
    2 太田晃輔  183/76 98/10/21 3年 長崎南山
MF 18 本山遥   171/72 99/06/05 2年 ヴィッセル神戸U−18
   19 藤井敦仁  176/70 98/12/11 3年 広島皆実
   10 岩本和希  174/64 97/04/07 4年 ガンバ大阪ユース
   16 安羅修雅  172/64 99/10/07 2年 履正社
FW 17 山見大登  165/57 99/08/16 2年 大阪学院高
   23 輪木豪太  169/58 99/12/21 2年 京都橘
   31 木村勇大  184/78 01/02/28 1年 大阪桐蔭
リザーブ
GK 46 馬場裕斗  3年 加古川北
DF 15 小林洵   188/74 99/05/07 2年 セレッソ大阪U−18
   32 杉山天真  174/68 98/06/26 3年 ガンバ大阪ユース
MF 20 山下諒   170/65 99/08/23 2年 ガンバ大阪ユース
    7 曽木友樹  173/64 97/04/15 4年 桐光学園
   29 山本悠樹  173/63 97/11/06 4年 草津東
FW  8 林部晃己  172/69 98/07/20 3年 セレッソ大阪U−18
   

大経大 総監督:山部芳弘 監督:中田雄一朗
GK  1 田中大智  177/66 98/08/27 3年 興國
DF 16 山岡龍次郎 170/64 97/09/04 4年 初芝橋本
    3 木村俊文  171/65 99/01/10 3年 神戸弘陵学園
    4 谷山洵貴  178/70 97/11/23 4年 金光大阪
   14 前野恵吾  177/75 00/05/06 1年 市立尼崎
MF  6 音田聡之介 174/61 97/05/03 4年 興國
   23 小林睦葵  169/60 97/08/07 4年 JFAアカデミー福島
   17 島田直樹  173/65 98/04/02 3年 阪南大学高
    8 竜田柊士  174/60 98/12/05 3年 清風
FW 22 西脇惇平  168/60 97/05/01 4年 ヴィッセル神戸U−18
    9 植村宥紀  176/65 98/04/11 3年 大産大附属
   
GK 41 塩田理人  2年 関大北陽
DF 15 久木元大海 180/71 98/01/20 4年 市立尼崎
   46 南山紘輝  170/63 97/07/11 4年 東海大仰星
MF  2 佐藤拓人  176/63 97/09/05 4年 履正社
   28 上野輝人  175/65 00/09/14 1年 市立尼崎
   10 川��一輝  171/61 97/11/08 4年 東海大仰星
FW 33 山下凌汰  175/64 99/05/15 2年 初芝立命館



大経大は春に観たときとスタメン11人中9人が変わらない。層が薄いのか?
一方の関学大は驚きの5バック採用。守備時はガチガチに引いて、それからまずは㉛木村に預ける。高校時代から圧倒的なパワーが光っていた選手だが、大学でも即通用した。というか、彼に依存した戦術が可能なくらいの存在感だ。両サイドは�瓜蓋�が圧倒的なスピード、㉓輪木はキレを活かした突破と破壊力がある。インサイドは�各0罎�巧みなターン、��岩本はパスに持ち味がある。しかし守備面では不安な中盤だ。とにかく引いて密集して守る意識が高い。センターバック陣は跳ね返す強さに特化したタイプというか。
ゲームは個人能力差がありすぎて、しかも双方守備時はガチガチに引くので、いったん持つとキープする時間が長い。第1試合とはまるで違う。全体にスローである。11分、関学大�各0罎虜献魁璽福璽�ック、ファーで��太田落とし中にこぼれ㉛木村蹴り込む。1−0。28分、関学大、左クロスがバーをかすめ�旭騨紊�シュート、こぼれを㉓輪木が蹴り込む。2−0。40分、関学大、�旭騨紊虜献�ロスを㉛木村高いヘッドで3−0。そしてその直後事件が起こる。大経大のゴールキックを関学大の選手ではなく、大経大の選手が後方に戻し一人残っていた㉛木村の足元へ。野口健太郎主審がこれを何とオフサイドにしてしまう。勿論大誤審だから関学大の選手は猛抗議。まあサッカーには抗議権などないのだが、主審もおかしいと思ったのか副審に聞きに行き、誤審を認める。ドロップボールから再開。しかし完全に一人抜け出していたのだから関学大は追加点が入っていたはずである。これが勝負を分けていたら大問題であろう。このシーンに限らず野口健太郎主審は不安定で、力量云々というよりコンディション悪そうだった。ボールまでの距離というより集中力がないというか。これが徐々に選手からの信頼を失わせていった。場内で主審だけが気づかなかったミスジャッジだった。前半は3−0で終了。

後半は簡潔に。57分、大経大�L畋爾坊拗陝4愕愨�㉛木村へのタックル。木村はファウルでしか止められないが、大経大は削るプレーを何度も主審に見逃され、繰り返していた。65分、大経大、�嬰臈帖�㉒西脇→㉘上野、��川��。67分、関学大�暇椹晦�㉜杉山。杉山は中学生時代から期待した天才的な右サイドバックだったのだが、大学で伸び悩んだのか……。68分、大経大�L畋爾�また関学大㉛木村を削って2枚目の警告で退場。この辺りでは完全にゲームが主審のコントロールを失った.81分、関学大�瓜蓋�が右カットイン、㉜杉山がミドルを叩き込み4−0。83分、�各0罌�㉙山本。G大阪入りが決まっている山本だが怪我か?84分�旭騨紊�ダイレクトパスに飛び出し自ら得たPKを決めて5−0。関学大、�瓜蓋�→��林部。90分にはペナ内こぼれを㉛木村蹴り込みハットトリック。6−0で関学大が圧勝した。

大経大はファウルでしか関学大の木村を止められなかったが、何というかJ初期の高木琢也のような強靭な身体を大学で更に鍛えれば才能が開花するのではないか?今足りないものを挙げればきりがないが、そんなことよりも長所を伸ばせれば。そして下級生主体の中盤も期待大だ。

公式記録


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T.K. [MAIL]