サッカー観戦日記

2019年04月14日(日) 関西リーグ セントアンドリュー−おこしやす京都 和歌山−TIAMO枚方

関西リーグ
St.Andrew`s FC−おこしやす京都AC
4月14日 11時30分 アスパ五色メイン ピッチ雨 良芝

セントアンドリュー    おこしやす京都
−−−草場−−小松−−− −−−勝又−−イブラヒム
−−−−−−−−−−−− −−−−−守屋−−−−−
弓場−安藤−−冨永−日野 −高橋−−青木−−森崎−
石津−長野−−宮脇−坂口 瓜生−−脇−−内田−清水
−−−−−片山−−−−− −−−−−三宅−−−−−



セントアンドリュー 監督:田村直弘 前所属記載なしは桃山学院大学体育会サッカー部
GK 71 片山夢斗  178/73 98/01/04
DF 15 長野諒太  180/75 98/11/02
   29 坂口翔太  167/63 00/08/03 アビスパ福岡U−18
   79 宮脇昂汰  176/63 98/08/07
   84 石津大地  180/72 99/08/22
MF  7 安藤雅規  173/68 98/12/25
   11 日野公貴  168/58 99/06/25
   20 富永大翔  165/63 01/01/17 大津高校
   22 弓場大輝  168/53 99/09/21 履正社高校
FW 16 小松海樹  173/68 00/04/10 履正社高校
   67 草場勇斗  171/68 01/01/17 立正大淞南高校

GK 91 金井駿
DF  4 西原大地
MF 19 更家紳矢
   89 坂田二千翔
   97 樋口光希
FW 26 杉本紳
   63 角川倫久


おこしやす京都 監督:石田祐樹
GK  1 三宅貴憲  185/80 92/02/15 奈良クラブ
DF  4 内田錬平  190/78 91/04/26 カターレ富山
   15 森崎広樹  174/68 91/02/26 アルテリーヴォ和歌山
   16 瓜生紘大  171/63 95/02/23 MIOびわこ滋賀
MF  6 青木捷   172/68 93/06/24 藤枝MYFC
   14 守屋鷹人  174/60 88/02/21 佐川印刷京都サッカークラブ
   20 高橋康平  170/60 91/11/15 FC今治
   30 清水良平  175/70 90/08/07 大阪産業大学サッカー部
FW  9 脇裕基   181/74 93/02/20 藤枝MYFC
   11 YAKUBU NASSAM Ibrahim 188/74 97/02/18 Pofmade FC(ガーナ)
   13 勝又慶典

GK 21 本吉勇貴
DF  2 澤口雅彦
MF 10 山本大稀
   18 柿木亮介
   27 高橋俊樹
   29 杉山ビラル正将
FW 25 ERIC KUMI



おこしやす京都は昨年と入れ替えはあっても基本的に後方ではとにかく高くて強いセンターバック、中盤は無類の運動量、そしてFWがまた高くて強くて起点になれる、という割り切ったスタメン構成になっている。注目はガーナ五輪代表イブラヒムだが、サボるどころか積極的に守備をして、ボールのこぼれるところにはすべて顔を出し競り合い、裏にも飛び出すという、プロの模範、というよりいささか頑張り過ぎでは?というくらいの闘争心だった。
これではスタミナもつまい、とみていたが結局終盤まで走り続けた。この選手は別次元です。関西リーグで彼を封じられるDFはいるまい。JFLはもちろんJ3でも無理だ。J2で多少いるかな?というレベル。よくおこしやす京都が連れてこられた。というかシーズン中に引き抜かれるのでは?と思った。空中戦は高さも競り方もパワーもあり、ほぼ完勝。裏に抜けるスピードもあり、勝又に競らせても勝又なら関西リーグレベルなら勝てるから、よりゴール近くでプレーしたほうが脅威だと思った。学生たちにとってはこのレベルを経験できるのは大きい。センターバックも勝ち続ける上に脇は左足ロングフィードもある。森崎はクロッサー。セントアンドリューはО惰の正確なキックから鮎松の快速を活かそうとするが、おこしやす京都のバックラインはスピードが無くてもラインコントロールが的確で駆け引きで負けている。15分、おこしやす京都イブラヒムが右スペースに走り低いクロス、森崎が左足で右隅に。0−1。21分、おこしやす京都、ハーフ付近からのフリーキックをペナ左でイブラヒムが競り勝って落とし勝又に渡ったところをセントアンドリュー倒しPK。これを勝又が左上に決めて0−2。44分には勝又の左クロスをファー寄りで森崎シュート、イブラヒムがライン上で押し込んだに見えたが、その前にラインを割っていたらしく森崎のゴール。0−3。3ゴールすべてに関わるイブラヒムの大活躍で力の差を見せつけた前半だった。

ハーフタイムでセントアンドリュー2人交代も、後半もおこしやす京都のペース。51分中盤で奪いイブラヒムに預けると振り向きざま35mのロングシュートが隅に突き刺さり0−4。キーパー予測できなかった。65分に勝又をさげてからはイブラヒムが完全に中央の3トップもテスト。70分、キーパーのパントキックを受けた左ウイング山本が守屋に預け右ウイング㉗高橋が決める。0−5。85分には右クロスに競り合ったこぼれを街慌箸ロングヘッドで決めるがそこまで。1−5でおこしやす京都が完勝した。



全国にJやJを目指すクラブが増えた現在とあって、JFL以上の「全国リーグチーム無し県」は3つ。福井、和歌山、高知である。このうち福井は昨年アルティスタ浅間との死闘を制し北信越リーグ優勝し、福井国体にも優勝したサウルコス福井を後を引き継いだ福井ユナイテッドが今年も北信越本命である。高知もFC徳島が唯一のライバルといったところで四国リーグの本命であろう。対して和歌山は激戦区・関西にあって埋没し、かつて優勝していた関西リーグで上位争いすら厳しく、昨年は降格争いを演じた。そして今季はチャンピオンの加古川以上にガーナ人選手を補強した元東大卒Jリーガーが社長として率いるおこしやす京都と大物ベテラン選手を補強したTIAMOに次ぐ4番手か?といったところである。和歌山からもJFLに昇格してほしいのだが、和歌山のサッカー熱は全国でも高知に次ぐくらい低い印象だし、野球県は地元の総意としてサッカーに敵対的だという話もある。和歌山の愛好者の熱がどの程度あるのだろうか?和歌山国体では少年男子がベスト4まで行ったのだが。TIAMOの監督はワールドユース準優勝時の右ストッパー辻本さん。中学生時代から知っている。近大附では1年生からレギュラーのストッパーだが、プロでは大成しなかった。パワフルだが高さがなかったのでストッパータイプとしては苦しかった。




関西リーグ開幕節
アルテリーヴォ和歌山−TIAMO枚方
4月14日 アスパ五色メイン 14時 雨 良芝



和歌山          TIAMO枚方
−−−−林−−久保−−− −−−−−山浦−−−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−野沢−−−−−
宮下−山本−−大北−堀野 木田−加藤−−田中−小谷
石垣−−白−−角南−三浦 多田−市川−−樋口−守安
−−−−−池上−−−−− −−−−−キロ−−−−−



監督:坂元要介
GK  1 池上尚孝  182/77 94/03/12 IPU・環太平洋大学サッカー部
DF  2 角南裕太  184/73 87/06/22 大阪商業大学サッカー部
    6 石垣徳之  176/73 97/11/30 おこしやす京都AC
   14 三浦修   177/68 89/06/24 奈良クラブ
   22 白明哲   182/75 96/06/05 朝鮮大学校体育会サッカー部
MF  7 大北啓介  180/70 91/02/08 近畿大学体育会サッカー部
    9 林祥太   175/65 95/02/24 ロアッソ熊本
   13 宮下周歩  172/70 94/10/26 栃木ウ―ヴァフットボールクラブ
   23 山本廉   180/70 99/05/08 栃木SC
   26 堀野翔   176/66 94/07/08 追手門学院大学
FW 11 久保裕一  182/75 88/09/26 SC相模原

GK 31 佐久間秀
DF  4 寺本健人
   16 松尾瑛太
MF  8 高瀬龍舞
   10 白方淳也
   19 安川常聖
FW 20 辻村剛史


監督:辻本茂輝
GK 31 キローラン菜入 187/80 92/04/07 鹿児島ユナイテッドFC
DF  4 樋口総   180/80 95/08/15 高知ユナイテッドスポーツクラブ
   22 守安陸   170/65 95/06/21 アルビレックス新潟シンガポール
   32 市川恵多  179/75 90/10/03 ザスパクサツ群馬
MF  6 田中英雄  173/65 83/03/01 テゲバジャーロ宮崎
    8 野沢拓也  176/70 81/08/12 Wollongong Wolves FC
    9 加藤博人  169/58 93/07/23 明海大学体育会サッカー部
   29 小谷健悟  170/59 92/08/31 ギラヴァンツ北九州
   41 多田将希  172/72 96/08/30 近畿大学体育会サッカー部
FW 11 木田直樹  172/63 94/01/08 大阪体育大学学友会サッカー部
   13 山浦大和  180/68 93/07/12 福岡大学サッカー部

GK 35 武田博行
DF  2 吉田時雄
   33 野原有希
MF 10 二川孝広
   14 吉村泰良
   19 濱中優俊
FW 17 福森大樹



TIAMOは野沢の活かし方を理解している。つまり完全に自由を与え、引いて組み立てるもトップ下でスルーパスを狙うも、フィニッシュに行くも裁量権を任せている。ここまでワンマンチームだと二川の出る幕はなさそうだ。入れば機能が低下するだろうし、両雄並び立たず、になってしまう。野沢から二川への交代以外に起用法があるのだろうか?TIAMOは風上を取り押し込んでゲームを進める。インサイドの中心はやはり大ベテランε鎮罎如∪騎里淵ックで瀬とプレーも担当する。パワフルなセンターバックコンビがはね返し、動き出しのいい山浦に託すがイマイチ野沢のセンスについて行けない。和歌山は大北の展開力を軸に久保が落して林が飛び出す形を狙う。しかし守備ではシンプルなクリアが多い。安全第一というより繋ぐ技術がない。しかし24分、和歌山、中から崩しこぼれを久保が決めて1−0。49分には右カウンター㉖堀野が運び更に右裏に出して林が素早く中に入れ宮下が決める。2−0。実力ではTIAMOに分があるがすべての流れが和歌山だった。
しかし後半に入り59分、野沢が左で持ち正確な左足クロスをファーで山浦がダイレクト。2−1。更に61分、TIAMO木田が左深くを取りマイナスの折り返し、加藤が競りながら決めたかに見えたがオウンゴールで2−2。あとはひたすら和歌山が耐えるのみ。しかし83分、中央で後ろ向けに受けた野沢が反転シュートが右隅に刺さり和歌山万事休す。2−3でTIAMOが勝利した。
力の差が出てしまった。和歌山とすればこういうゲームを拾っていかないと、地域チャンピオンズリーグ出場の最低条件の3位以内も厳しくなる。戦力的にはおそらく1、おこしやす京都、2,3がバンディオンセ加古川とTIAMO枚方で4がアルテリーヴォ和歌山なのだから。

そして最後まで二川は使われなかった。元代表選手といえどもベンチはシビアな決断を下したということなのだろう。

和歌山市からアスパ五色まで直線距離ではそれほどないが、サポーターはどういうルートで来たのだろう?大回りで明石海峡大橋?いったん徳島にフェリーで出て大鳴門大橋?全く分からない。公共交通機関でないのは確かだ。私の乗ったバスに一緒に乗った人はいなかった。


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