| 2019年02月09日(土) |
和歌山県高校新人戦準決勝 近大和歌山−和北 初橋−南陵 |
和歌山県高校新人戦準決勝 近畿大学附属和歌山高校−和歌山北高校 2月9日 11時30分 和歌山北高校西校舎 人工芝 曇
近大和歌山 和北 −−−十五−−九番−−− −−−二五−−九番−−− −−−−−−−−−−−− 十番−−−−−−−−八番 十四−六番−−二十−十六 −−−六番−−十八−−− 三番−五番−−四番−二番 二番−四番−−三番−十九 −−−−−十二−−−−− −−−−−一番−−−−−
近大和歌山は5番にロングフィードがあり、20番はタテに鋭いパスがあり、9番は良く収まるタイプ。15番は流れて受けて運べる。和北は2番に正確な左足クロスがあり、10番はドリブルチームの和北にあってチーム1のドリブラー。8番は正確な右クロス3番は前に強く、よく近大和歌山9番に対抗、4番は前だけでなくカバーもいい。9番には良く収まる。25番は快速。 立ち上がりから和北ペース。いきなり10番左クロス9番外す。超決定機。10分、和北、誰かに警告。11分、和北25番、スローインを受け左パス、9番上に外す。決定機。13分近大和歌山14番から15番ポスト、14番左クロスに16番シュート弱い。決定機。直後には和北8番の左足シュートが正面。15分、和北、右70度25mFK、キッカーは2番(左足)と8番(右足)で2番が入れファーで折り返しを10番ボレーもブロック。右コーナーキックは8番右足。21分、和北、正面30mFK、やはり二人立ち8番シュートは跳ね返す。更にペナ左フリーキック。8番のキックに大外9番ヘッドはセーブ。決定機。近大和歌山いつの間にか9番アウト11番イン。11番タメて14番左クロスはブロック。30分、近大和歌山左クロスに16番落とし6番シュート、上に外れる。前半は0−0で終了。
前半シュート数3(1)対7(2)、CK数�蟻丕院■韮某遙限丕院▲�フサイド数0対0、クロス数2対3(1)、ファウル数5対3、FK数0対3。明らかに和北ペースだったがスコアレスで耐えたことで近大和歌山に勝機が出てきた。近大和歌山は中途半端に押し上げ中途半端に繋ぎ、一言でいえばチームとして意思が統一されていなかった。この時期仕方のないことではあるが。それでも和北のドリブルを10番以外は良く押さえた感がある。25番のスピードを全く活かさせなかった。
後半開始。37分(後半2分)近大和歌山15番→10番。ボールをもてる選手。そして近大和歌山はインサイドが6番が守備的、20番が攻撃的と役割を分けてきた。いきなり6番がボールを回収し始める。20番のスルーパスも威力を発揮し始める。42分和北3番から奪い近大和歌山10番から11番ギリギリカット。43分、和北25番快足を飛ばし右裏へのパスに追いつくがカット。2番の左クロスに6番左に外す。決定機。43分。和北、右から崩し左ゴールライン際10番が左足で上げ8番ヘッドはバーも9番流し込む0−1。和北10番は左タッチライン際に張り付き受けてドリブルばかりで2番の左クロスを活かせず、機能はあまりしていなかったが、個人能力は流石だ。下がって受け始めた。52分、和北8番左足で右クロス25番逸らすも左に外れる。近大和歌山も2番の右クロスに11番大外でヘッドも上に外れる。近大和歌山は10番が引いて起点になり、両サイドや20番の上がりを促す。そして和北25番は快速を活かし裏を狙うが、近大和歌山は5番を中心にラインを上げてオフサイドを次々に取る。つまり中途半端なサッカーではなくなった。和北、右70度30mFK、いつもの二人、8番のキックに3番ヘッド、左に外れる。61分、センターバック4番のクロス8番外す。近大和歌山の左コーナーキック、10番の右足は実らず。和北9番足攣る。70分ゲームで?64分、近大和歌山4番に警告。カウンターを故意に止めた。和北10番中で受けて9番に預け左裏スペースに25番が快足を飛ばし左クロスを8番ヘッド、決まって0−2。69分、和北25番→12番。以降10番→14番、6番→7番、3番→?と入れてタイムアップ。0−2で和北が勝利した。
近大和歌山にも勝機はあったが和北のほうが上だった。ドリブルチームらしさはイマイチでどこでもドリブルというわけではなく、パスもショートパスばかりだったが崩せた。10番は素晴らしかったが中で受けて2番を活かさなければいずれ行き詰ると思う。まあ現時点で大人のサッカーをする必要もないが。8番も素晴らしい。
後半シュート数2対6(2)、CK数1対0、GK数4対3、オフサイド数0対4、クロス数0対3、ファウル数2対4、フリーキック数0対1。
和歌山県高校サッカーは昔の和歌山唯一のサッカーの街・新宮勢の天下が終わった後、近大和歌山・和北・初橋の3強時代が長らく続いている。つまり3強に和歌山や大阪南部のタレントが集中している状態が続いているわけだが、残念ながら3強でも全国ではなかなか勝ち上がれないのが実情である。和歌山国体少年男子でベスト4に入ったのは快挙だが、その前は吉原宏太の代の初橋が全国高校選手権ベスト4に入るまで遡る。県内の他校は新興勢力の近大新宮が県ベスト4の壁をPK負けなどで突破でできず、海南や和工、田辺、橋本、古豪の新宮などはベスト8止まりで3強を脅かせず、層が薄い上に県内トップのレベルも高くないという状況が続いている。残念ながら関西では3強も県1部リーグクラスも一番レベルが落ちるだろう。そんな中新興勢力が現れた。和歌山南陵である。前身の高校に途中まで所属してガンバ大阪ユースに移籍してプロになり、成功はしなかったが、サテライト得点王にも輝いた羽畑公貴さんが監督を務める。この第2試合、1にも2にも和歌山南陵が目当てだった。どういうチームなんだろう、と。日高川町の高校。
和歌山県高校新人戦準決勝 初芝橋本高校−和歌山南陵高校 2月9日 13時30分 和歌山北高校西校舎 人工芝 曇
初橋 南陵 −−−二十−−九番−−− −−−−−九番−−−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−八番−−−−− 十九−八番−−六番−五番 十七−二十−−十番−十一 七番−三番−−十二−二番 十二−二番−−六番−七番 −−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
南陵は一目で屈強なセンターフォワード9番が軸だと分かった。現役時代の羽畑さんに似ている。11番も身体が強くパワードリブルで運ぶ。10番はテクニシャンで積極的に飛び出す。7番は攻守に走り回るリーダー。しかし初橋は19番に預けカットインを多用。8番もドリブラーで南陵の右サイドを守備に追わせる。そして中に入ってポンと右に振り、名クロッサー2番がアーリークロスを狙ったり組み立てなおしたりとピッチを幅広く使い、9番のポストも確実である。GK1番の後方から味方を自在に操る。センターバック陣が南陵9番に苦戦しているが、そもそも南陵9番は孤立しているし、戦力的に初橋が上回る。そして5番が担当するセットプレーでも、流れの中でも手の内を隠しながら戦っている。無論手を抜いているという意味ではなく、激しいデュエルを見せ、初橋の選手も何度も痛むなど全力を尽くしているが、手段を選んでいる感じだ。 開始早々、南陵が攻め込み、競り合いのこぼれが無人のゴールに入りかけるが初橋クリア。6分、南陵の左コーナーキック。11番が右足で担当。逸機。9分、初橋、右コーナーキックに20番ヘッドは上に外れる。20番は高さが足りず、運べるタイプでもないので、9番と役割分担が出来ればいいのだが、新チームだけに噛み合っていない。15分、初橋、左コーナーキック、2番の右足は合わず。ここまで初橋はセットプレーを真っ向から上げている。24分、初橋ビルドアップミス、南陵9番カットから右シュート、左に外れる。決定機。27分、初橋20番→11番。機能していなかったのでやむを得ないだろう。この時期の新人戦はテスト起用が多い。29分、南陵、左フリーキック10番担当も逸機。31分、初橋2番が深くで受けて右クロスに左から走り込んだ19番がワントラップで叩き込み、初橋先制。1−0。前半終了。
前半シュート数3(2)対1(0)、CK数4対1、GK数1対4、オフサイド数0対2、クロス数2対2、ファウル数4対3、FK数0対1。 初橋ペースだが南陵にも勝機がないわけではない。とにかく初橋のサイドからサイドへ横断するパスを何とかしなければピッチを広く使われて振り回される一方だ。
後半開始、38分(後半3分)、南陵、右クロスにペナ内中寄りでフリー17番胸トラップしたところを初橋GK1番キャッチ。超決定機というべきだろう。ボレーで撃つなりトラップに工夫するなりアイディアがなかった。初橋は入りが悪く集中を欠いた。40分、初橋2番の右クロスを11番逸らし9番ヘッド、右に外れる。超決定機。46分、初橋9番ポストで落として11番入れて9番シュートはブロック。惜しい。更に5番右シュート、ブロック。超決定機。初橋5番→10番。目立っていなかった。9番は一時的に右ハーフに。マサヤ?しかしすぐに11番が右ハーフに。19番→24番。19番はドリブルで見せた。しかしタテ突破がなかったのを見ると左足は使えないのかな?56分、初橋11番、左足でスルーパス、9番がGKと1対1もクロスを選択、カットされる。超決定機。70分、攻守に効いていた6番から8番へ、カットも直後に南陵がファウル。左45度25mFK。初橋2番のキックはファーでクリア。初橋9番→23番。ロスタイムの南陵のカウンターも実らず、初橋が1−0で勝利した。
シュート数の少ないゲーム。南陵は思ったほど守備的ではなかったが、攻撃が薄かった。9番はタレントだが、8番が追い越したり、10番がゲームを作ったりと変化がなく、常に9番が最前線では守りやすい。守備は良かった。前にも書いたように初橋は手の内を隠していたと思う。1−0以上の差があった。3強の地位を脅かせるかは何とも言えない。近大新宮など3強の壁に挑戦する高校もまだ崩せていない。和歌山の高校サッカーはまあ中学からの育成とか課題はあるのだろうが、3強の強化だけでなく、それを追いかける高校の層を厚くすることだと思うので、南陵には頑張ってほしい。
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