この日はプリンスリーグ中国が津山で2試合同時開催があり、岡山の4チームを観られるので足を運んだ。中国ハイウェイバスで津山に向かったが、再三運転手さんは先日の豪雨災害のため津山駅からは全てのJRが止まっているとの放送が入る。そしてこの日は最高気温37℃。私は試合を開催してくれる地にはなるべくお金を落としたいし、しかも災害ならなおさらだが、ギリギリの予定を組んでいたので、弁当すら買う余裕がない。津山駅に着いて会場に向かうタクシーにお金を落とす(約1600円)のが精いっぱいだ。
プリンスリーグ中国
岡山県作陽高校−岡山学芸館高校
7月14日 11時 津山スポーツセンター サッカー・ラグビー場 人工芝 猛暑
作陽 岡山学芸館
−−−−−松原−−−−− −−−−−岡田−−−−−
−吉沢−−西山−−原本− 抗谷−永田−−鶴海−藤井
−−−今津−−早川−−− −−−−−上山−−−−−
田中−小平−−羽田−迫− 伊藤−仲達−−香西−森井
−−−−−岸本−−−−− −−−−−八井田−−−−
作陽 総監督:野村雅之 監督:酒井貴政
GK 1 岸本鉄矢 178/74 3年 ハジャスFC
DF 15 迫亮太 173/60 3年 サンフレッチェびんごFC
4 羽田一平 176/67 3年 FC岐阜U−15
3 小平ヒロト 173/63 3年 サンフレッチェ広島FCJr.Y
18 田中文太 168/64 3年 龍野FC
MF 8 早川海瑠 170/60 3年 奈良YMCA SCJr.Y
16 今津遼太郎 169/63 3年 Valentia SEIBI FC U−15
29 原本連太郎 171/70 3年 ディアブロッサ高田FC
10 西山拓実 162/56 3年 FCフレスカ神戸
23 吉沢鎮浩 162/60 2年 FC岐阜U−15
FW 13 松原大芽 175/64 3年 FCマレッサ
岡山学芸館 監督:高原良明
GK 1 八井田舜 186/72 3年 アヴァンサールFC
DF 2 森井麻央 170/69 2年 ファジアーノ岡山U−15
4 香西泰成 171/67 3年 アルコバレーノFC
25 仲達大翔 175/65 3年 ファジアーノ岡山U−15
8 伊藤柊都 172/63 3年 鴨方中
MF 5 上山拳史郎 160/58 3年 高月ジーグFC
11 藤井大地 168/59 3年 ファジアーノ岡山U−15
15 鶴海翔大 168/63 3年 ファジアーノ岡山U−15
10 永田一真 172/70 3年 ヒーロ備前JY
19 抗谷瞳伍 170/65 3年 アルコバレーノFC
FW 9 岡田知也 168/62 2年 アヴァンサールFC
立ち上がり、岡山学芸館が繋ぎ、作陽はロングボール主体になる。この構図は意外だ。�⊃弘罎呂い�にもサイドバックなタイプ。運動量に支えられたアップダウンと中のカバー意識の高さ、守備力。そしてロングスロー。左の�┛貌�は左足キックを徹底して磨いたタイプ。正確なクロスとFKが光る。�ゾ綮海楼賁椶巴羶漢�手と分かった。中や後方のカバーといった守備を主体に、攻撃では簡単に捌く。��鶴海はカットインドリブルを多用。登録がDFなのでプログラムの記載は違うかもしれない。��永田はキープからスルーパスを狙う。つまりインサイドハーフ二人の役割は明確に異なる。GK�“�井田はタレント。現段階では素材だが、大学で才能を伸ばせば面白い。一方作陽はセットプレーから徐々に流れをつかむ。キッカーは��西山の左足で両サイドのCKを担当する。GK�ヾ瀚椶楼堕蟯興淑�。��早川は中盤の底から左足で組み立てる。�け�田は寄せが強烈で激しく潰す。FC岐阜でU−18に上がれないレベルとも思えないが、作陽を選んだのだろうか?��松原は身体を張ってポスト役をこなし続けた。身体はないが、今年の作陽は全体にサイズ無いので。25分、スルーパスが��松原に通ったところを倒され、若干微妙だがありうる判定でPK。これを��西山が左隅に決めて1−0。作陽は後方でゆっくり回し、スイッチが入ると一気に加速する。岡山学芸館は中盤でよく回す。そして双方サイド攻撃を狙う。作陽は㉓吉沢がドリブルで変化をつけて影の攻撃の主役。身体はないがなかなかのタレント。43分、岡山学芸館、�⊃弘罎離�ロスを��岡田がボレーで決めて1−1。そのまま前半終了。
後半も作陽はサイドから放り込んだり、中盤から一気に裏を狙ったりとスピード感ある攻撃を見せる。岡山学芸館も��鶴海のドリブルが止められなくなってくる。勝ち越し点が大きく勝負を分ける展開で攻め合い、作陽が㉓吉沢を交代させた直後、60分、左FKをファーで��小平が折り返し、岡山学芸館がオウンゴールしたかに見えたが、公式発表では�け�田が押し込んだことになっている。作陽は途中出場の��田中成宜の強烈なシュートなどで脅かし、86分、��岸孝宗郎の強烈な左カットインシュートが左隅に決まり、3−1として、結局勝利した。
作陽は確かに強い。だが驚いたのは初見の岡山学芸館だ。しっかり繋いで崩すスタイルで、綺麗事だけでなく、タフに走って潰すプレーも観られ、真に強いチームワークという気がする。プリンスリーグでまずまずの順位につけているのだから、チーム力が全国レベルなのは明らか。あとはトーナメント戦の経験だ。チーム力はリーグ戦で測れるが、トーナメント戦は勝負強さだから。作陽が持っている経験・自信を上回るには、とにかく勢いに乗って一気に壁を超えることだと思う。一度「勝った」経験というのは大きい。作陽にはそれがある。
プリンスリーグ中国
玉野光南高校−ファジアーノ岡山U−18
7月14日 13時30分 津山スポーツセンター サッカー・ラグビー場 人工芝 猛暑
玉野光南 ファジアーノ岡山
−−−花岡−−飯尾−−− −−−太田−−永瀬−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
村上−野口−−後藤−寺尾 山田恭−李−−谷本−川上
田原−斉藤−−水野−川尻 現田−山田周−佐々木−原
−−−−−徳永−−−−− −−−−−木山−−−−−
玉野光南 監督:乙倉健二
GK 1 徳永雄飛 175/68 3年 鷲羽FC
DF 6 川尻裕也 172/59 2年 ファジアーノ岡山U−15
4 水野和哉 171/63 2年 ハジャスFC
2 斉藤太郎 174/65 3年 ハジャスFC
3 田原佑悟 168/60 2年 ファジアーノ岡山U−15
MF 11 寺尾海星 173/60 2年 西大寺中
5 後藤隆一 165/57 3年 大清水中
7 野口幹太 171/63 2年 ファジアーノ岡山U−15
12 村上力弥 178/64 3年 躁南中
FW 10 飯尾柊太 180/70 3年 ハジャスFC
14 花岡昇洋 164/56 3年 アヴァンサールFC
ファジアーノ岡山 監督:服部公太 前登録記載なしはU−15出身
GK 21 木山創資 175/79 3年 アグア姫路
DF 3 原一貴 174/63 3年
8 佐々木啓太 172/63 3年 シーガル広島
5 山田周平 174/73 3年 シーガル広島
25 現田歩夢 167/66 2年 FCバイエルンツネイシ
MF 11 川上悠斗 168/62 3年 サンフレッチェくにびきFC
14 谷本壮太朗 171/66 2年
22 李将樹 167/57 2年
6 山田恭也 175/66 2年
FW 10 永瀬温大 171/66 3年 サンフレッチェくにびきFC
20 太田龍之介 178/62 2年 セレッソ大阪U−15
4分、岡山、左CKを�┷粥耕擇�直接叩き込む。0−1。開始から岡山は良くつなぎ、また後方からは�┷粥耕擇�正確なロングフィードで組み立てる。��山田恭は身体を入れたキープが出来、前線に飛び出す。��永瀬は飛び出せて決定的なドリブルを見せる。�澗静弔魯櫂好肇廛譟璽筺爾世�イマイチパワーが足りず、どちらかと言えばシャドーストライカータイプ?㉒李はよく走る。相手にスペースを与えず、攻撃を寸断し続ける。��谷本は李ほどではないが運動量と守備力があり、攻撃の起点にもなる。�セ嚇勅�は激しい潰しで玉野光南の起点を作らせない。岡山は全体に安定感あるゲーム運びである。玉野光南��飯尾は高さもパワーも技術もあるタレントだが、厳しいとみたか、バックライン中央に入り、フォアリベロとして攻撃の起点になる。この策で岡山�澗静弔�潰されるが、玉野光南も前線が孤立する。とりあえずしっかり守備を、ということか。しかし16分、岡山、左クロスを��永瀬ヘッドを決めて0−2。これで岡山も��川上を右アウトサイドに下げた5バックに。�┷粥耕擇�中央の双方5−4−1である。以降も��川上の右クロスがバーを叩くなど岡山ペースが続く。玉野光南�E銚兇論騎里丙限�があるがいかんせん崩せていない。前半0−2で終了。
後半もペース変わらず。岡山が盤石のゲーム運びで時間が進んでいく。後半にも�澗静弔�落とし、交代出場の��立花春輝が1対1の超決定機を迎えるなど、横綱相撲の展開である。しかしTwitterで高校生の精神力で横綱相撲など信じない、とつぶやいた直後、79分、玉野光南��清水雅音が決めて1−2と追撃する。しかしやや攻勢にはなったものの岡山ユースも落ち着いて時計を進め、89分、�鈎翕勅�音が決めて、1−3で勝利した。
岡山は技術戦術だけでなく走力もあり、しかも玉野光南がパワー不足ということもあって相対的にはパワーもあり、なかなかバランスの取れた、本物のプロのアカデミーらしくなっている。クラブユース選手権予選は敗退したが、確かに強くなっている。
帰りのバスにすっ飛んで乗って、津山駅5分乗換なので余裕はなかったが、バスが早くついて10分乗換で、落ち着いて着席できた。最高気温37℃。非常に暑い一日だった。