サッカー観戦日記

2018年06月03日(日) 高校総体奈良大会男女決勝 奈良育英−高取国際 一条−奈良育英

高校総体奈良大会女子決勝
奈良育英高校−高取国際高校
6月3日 13時 新庄健民 ピッチ並 晴


奈良育英         高取国際
−−−六番−−七番−−− −−−−十番−−−十二−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
八番−九番−−五番−十一 九番−十一−十五−四番−
四番−二番−−十番−三番 二番−五番−−三番−八番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

奈良育英は好選手を後方に置くいつものやり方。GKのキックが怪しいのでゴールキックは2番(左足)か10番(両足)が担当。GKはパントキックも体重が後ろに残り怪しいし伸びないので高取国際が前に出てきてピンチ。10番はカバーリングに秀で、3番はタフに戦う。レフティーの9番はチーム1の技術があるし攻守に能力が高いが、経験者かどうかは分からない。右CKも担当。11番は俊足。
対する�蘯莵餾櫃禄犒莨,覗換餬亳街擦療佝�ヶ丘を破ってきた。15番が大黒柱で明らかに経験者。クライフターン多用のキープや右利きながら両足で繰り出すミドルパス、身体の使い方、守備でも勘所を抑え別格の存在である。もっとも相手がクリアに来ると顔を背けてよけたり、頭を下げるなど、トップレベルでのプレーを避けて楽しいサッカーをするため高取国際でプレーしているのか、という気もする。5番はカバーに秀でキックも伸びる。こちらも経験者かもしれない。12番は快速ウインガー。途中から右に張り、15番からのミドルパスを受けて技術的には拙いながらも突っ走り右クロスを入れる。10番がストライカー。
立ち上がりから高取国際が押し気味だが、奈良育英は9番と5番が守備で頑張り、またバックラインもセンターバックコンビの奮闘と右サイドバックキャプテン3番の闘志で耐える。左サイドバック4番は�蘯莵餾檻隠家屬紡膓貔錙�すぐにチーム1上手い9番を高取国際15番にマンマークでぶつけて封殺すべきと思ったが、奈良育英は真っ向勝負を挑む。それと9番が守備に追われては奈良育英の攻撃が成り立たないというのもあるかもしれない。2トップ6番7番はよく走る。7番はタメを作れるが何せ味方の押上げが少ないので出しどころがない。前半は0−0で終了。

後半から奈良育英は7番を右ハーフにして11番をFWに。明らかに11番を裏に走らせる作戦。しかし高取国際5番のカバーリングの前に走らせてもらえない。44分(後半9分)、高取国際4番→13番。そのまま右ハーフ。右ハーフと言っても並びの上のことで機能ではボランチ気味だが。この時間帯には完全に12番が右に張り付いている。高取国際はCKなど前目のセットプレーは全て15番が蹴るがミスキックも散見される。狙いすぎ?53分、高取国際15番が裏に、10番飛び出し、奈良育英GKが出るのを躊躇、触り、こぼれに12番突っ込むがクリア。59分、奈良育英7番、高取国際2番をかわしクロスはライン割る。66分、奈良育英8番が足を攣るが交代選手はおらず、FWに移動。6番が中盤に下がり、必死に耐える。こうなっては奈良育英は11番のスピードだけが攻撃の生命線なので苦しい。しかもPK戦になるとGKの能力的に高取国際に分がある。結局70分終了。0−0で10分ハーフの延長戦へ。

延長前半4分、高取国際15番がハーフ付近でタメを作りタイミングを図って右スペースに展開、12番がスピードでタテに突進し右クロス、中で10番が受け、後ろから倒され、誤解しようのないPK。これを当然のように15番が担当。左隅に鋭く決めて0−1。以降奈良育英は攻め切れず、最後まで高取国際15番にキープされ、ロスタイムに二人目の交代で時間稼ぎ、逆に奈良育英は交代選手がおらず、走れなくてどうにもならない。結局0−1で�蘯莵餾櫃�勝利、優勝した。

奈良の代表校は例年経験者が2,3人しかいない。何とかスタメンを経験者で固めたいのだが。近畿大会では大阪学芸のブロックに入った。初戦はともかく大阪学芸には勝算はないが、5番を軸にした守備陣がどこまで耐えられるか?とにかく落ち着いたスコアに持ち込んでほしい。



第1試合とホーム・アウェイ側が入れ替わって奈良育英応援団が大移動。奈良育英と言えば例年チアホーンなのだが、今年はない。新庄健民は禁止だったかな?

高校総体奈良大会男子決勝
一条高校−奈良育英高校
6月3日 15時 新庄健民 ピッチ並 晴



一条           奈良育英
−−−八番−−十四−−− −−−十一−−十番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
二十−七番−−十番−九番 七番−二一−−八番−十三
五番−十八−−三番−六番 二番−五番−−六番−四番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

一条はセンターバック3番が巨漢でパワフルでキャプテンで非常に堅い。5番は左足フィードあり。全体のバックラインを押し上げるチームなのは相変わらずだが、以前ほど極端ではない。どこかにA級ライセンス保持者3人の指導体制とか書いてあった。対する奈良育英は上間先生が体罰事件で辞任。時の栖スポーツセンターのGMになったのはともかく、何故かJFAの学校部活動を考える委員会という公職に入ったのが疑問だが。10番は身体の使い方が抜群に上手く格闘技経験者を思わせる。パワーで潰される一条3番とのマッチアップを避け、18番を狙う判断も良し。

1分、一条、左CK、6番のキックは流れて右CKに。これも6番担当。8番ヘッドは上に外れる。更に5番左クロスは14番シュート、上に外れる。決定機。8分、一条、20番から8番、リターンを20番ループ、上に外れる。決定機。9分、奈良育英左FK、でセンターバックの6番が担当もクリア。11分、一条、左FK、7番の左足、こぼれシュートはブロック。13分、一条14番倒され左50度35mFK、7番が右足で担当。7番は右利きだが両足で精度の高いキックがある。これはわずかに右上に外れる。ここまで一条が怒涛のラッシュだったが一本も枠内に飛んでいない。16分、奈良育英、左CK、6番のキックに2番折り返し8番シュートは弱い。一条も7番のパスから8番シュートは上に外れる。22分、奈良育英11番下がってカット18m地点まで突っ込むが止められる。25分、一条10番のスルーパス、14番右クロスはカット。28分、奈良育英左CK6番キックはクリア。奈良育英はセットプレーの高さが足りない。29分一条20番→19番。負傷交代ではない。目立たなかった。32分、一条、19番の左クロス10番落とし14番シュートはキャッチ。決定機。35分、一条右CK7番。しかし奈良育英はCKの守備がしっかりしている。前半0−0。

一条も奈良育英も約束事がしっかりしている。常にカバーを意識していてギリギリで飛び込めるからシュートミスも出る。いっぽうで1対1の対人守備は全国レベルでは疑問符もつく。間一髪のカバーの前に止めてほしい。一条が押しながら決められなかったが、そのうちに奈良育英10番のポストが冴えわたった。一条18番は潰せないなら入れさせない守備をしなければ。身体の使い方に差がありすぎるし、そもそも駆け引きでボールを入れさせなければ。奈良育英10番は裏を取る動きを全く見せていないのだから。

前半シュート数7(2)対2(1)、CK数1対5、GK数2対7、オフサイド数1対1、クロス数1対4、ファウル数5対5、FK数2対1。

後半開始。奈良育英が盛り返す。10番が初の右クロスに��番キープも一条3番に潰される。44分(後半9分)奈良育英13番がフリーで左クロス、一条GKキャッチミスもクリア。一条9番→13番。46分、一条14番ドリブルから7番ミドルセーブ。奈良育英の誰か?に警告。アフター。奈良育英7番→9番。右ハーフ。完全に13番が左ハーフに。48分、奈良育英4番→3番。そのまま右サイドバック。49分、一条、左FK、7番左足もカット。54分、奈良育英8番から10番ポストリターンを8番シュート、一条GK足でセーブ。超決定機。右CK6番のキックに5番ヘッド、左に飛ぶがこれもGKセーブ。決定機。一条11番がイン。左ハーフ。19番アウトかは確認しなかった。57分、奈良育英、左CK6番のキック、シュートはライン上ブロック、右CKへ。決定機。一条はゾーンとマンマークを使い分ける守り。5番ヘッドは弱い。一条18番足攣った。奈良育英10番とのマッチアップで負担がかかり過ぎた。2番イン。60分、一条8番シュート、奈良育英GKキャッチ。決定機。63分、奈良育英右クロスに11番ヘッドは上に外れる。一条3番よく寄せた。両校執念を感じる。64分、奈良育英10番ポストターンシュートは右CKに。これは逸機。67分、一条左CK7番の正確なキックは奈良育英右CKに逃げる。69分一条、左CK,7番のキックに2番高いヘッド右隅は奈良育英DFがライン上でクリア。決定機。素も右CK、ファーで折り返しシュートも防ぐ。決定機。70分、奈良育英11番から10番、11番へのリターン正面シュートはキャッチ。決定機。一条10番に警告。結局70分戦って0−0で延長へ。

後半シュート数4(4)対7(4)、CK数4対6.CK数3対1、オフサイド数3対1.クロス数1対5、ファウル数2対4、FK数1対0.ただし数字は怪しい。熱中してメモが怪しいので、シュート数はもっとずっとあった気がする。

延長は目も取らず、パッションで観戦。死闘でした。結局20分の延長もノーゴールで引き分け。全国への代表校はPK戦で決まる。

育英:11番、失敗。上に外す。
一条:7番、成功。逆を突いて右上。
育英:6番、成功。逆を突いて左上。
一条:14番、失敗。右をセーブ。
育英:9番、失敗。右ポスト。
一条:6番、成功。真ん中。
育英:5番、失敗。上に外す。
一条:5番、成功。逆を突いて左。

結局PK戦1−3で一条が全国へ。精神力から言って5人目のキッカーは奈良育英が10番、一条が3番と予想していたが、そこまで行かなかった。全く互角の勝負だった。執念も凄かった。PK戦は残酷で嫌いなのだが、この時期90分戦って再延長というのは選手の健康に関わる。やむを得ないと割り切るしかないな。いい勝負でした。


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T.K. [MAIL]