サッカー観戦日記

2017年04月08日(土) プレミアリーグWEST第1節 C大阪−大津

プレミアリーグとはU−18年代のトップリーグで、いわば全国リーグである。最強の20チームを東西10チームずつに分け、ホーム&アウェイで年間18試合を戦う。東西は単純に参加チームの経度で決めるので、西日本の参加チームが多い関係で今年から京都サンガが西日本から東日本に鞍替えした。例年第1節はセントラル開催で、西日本の場合大阪開催となる。関西から西日本への参加は5チームなので、ホーム扱いとなる。

第1試合はC大阪が登場。徹底的に走ってプレスをかけショートカウンターを狙うスタイルで、繋ぐ大津とは相性が良く、正直圧倒的に有利だと思っていた。しかし所用で到着した15分過ぎには0−2と大津がリード、いずれもミス絡みでオウンゴールもあったとのこと。しかも大津はスタメン全員下級生である。C大阪は今週末U−23チームの参加するJ3が開催されない為、現状のベストか。

プレミアリーグWEST第1節
セレッソ大阪U−18−大津高校
10時30分 キンチョウ ピッチ良 晴

C大阪          大津
−−−齋藤−−山田−−− −−−水野◆歛臙櫚◆檗
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
有水−荒木−−西村‐林 野口”抉吻◆殃‥膈⊂掌境
上田−瀬古◆歉林−梅木 大場吉村◆殘嗟吉田
−−−−−光藤−−−−− −−−−−水町◆檗檗檗



C大阪 監督:村田一弘 前登録記載なしはセレッソ大阪U−15、
西はセレッソ大阪西U−15、
和歌山はセレッソ大阪和歌山U−15出身 
〇印はU−23チームでJ3ベンチ入り経験あり。

GK  1 光藤諒也  182/63 99/05/28 〇
DF  2 梅木絢都  178/66 99/11/20 西 〇
    5 上田恭平  170/58 99/05/07
   13 小林洵   187/73 99/05/07 〇
   20 齋藤遼   175/68 99/08/15 〇
   23 瀬古歩夢  186/74 00/06/07 〇
MF  6 荒木秀太  170/64 99/09/11 ガンバ大阪ジュニアユース 〇
    7 小林哲平  173/60 99/07/02 ガンバ大阪ジュニアユース
    8 有水亮   171/68 99/08/10 〇
FW  9 山田寛人  184/72 00/03/07 ホペイロ刈谷 〇
   43 西村真祈  176/70 01/11/03 西
リザーブ
GK 21 林祥太郎  184/68 00/10/11 
DF 30 山口和樹  170/55 00/08/21
MF 10 中島元彦  170/68 99/04/18 西 〇
   19 鈴木冬一  162/58 00/05/30
FW 25 中川裕仁  169/64 00/05/25 和歌山
   45 野村天真  169/60 01/06/27 VISTESSE福岡FC

大津 監督:古閑健士
GK  1 水町彩人  182/78 01/02/20 ブレイズ熊本(第3種)
DF  2 大場秀斗  168/66 00/05/17 島原市立第三中
    3 吉田陽三郎 167/62 00/05/25 VITESSE福岡FC
    4 吉村仁志  183/72 00/11/22 宇土市立住吉中
    5 毛利友哉  176/64 00/04/15 ブレイズ熊本(JFAアカデミー熊本宇城)
MF  6 福島隼斗  180/68 00/04/26 宇城市立松橋中
    7 松原亘紀  172/64 00/09/20 ソレッソ熊本
   15 富永大翔  166/61 01/01/17 ブレイズ熊本(第3種)
   27 野口陸斗  169/62 01/05/07 鹿島アントラーズジュニアユース
FW 10 水野雄太  172/61 00/11/21 ソレッソ熊本
   11 大竹悠聖  175/66 00/07/13 ブレイズ熊本(第3種)
リザーブ
GK 16 中村斗偉  177/62 00/02/28 キックスFC U−15
DF 26 麻生恭平  175/65 01/08/01 ひびきサッカースクールU−15
MF  8 上田颯太  174/65 00/05/07 ブレイズ熊本(第3種)
   19 渡口光彦  162/58 99/12/04 FC CRECER U−15
   29 佐藤悠平  173/60 01/08/26 FC多摩
FW  9 大崎舜   185/68 00/04/15 セレソン都城FC
   18 勝田匠真  172/62 00/04/15 浜田市立第一中



途中から見る限りC大阪のほうが数段上と言わざるを得ない。しかし後方で持たされるシーンが多く、㉓瀬古は低く鋭いキックで味方に繋ぎ、味方もきちんと止める技術があるが、ボランチに入ると大津の寄せを警戒して前を向かず、極めて安全なパスばかり選択する。つまりバックパスかサイドバックへのパスで、ターンがない。フィジカルもあるし、身体を入れれば簡単に奪われないのに、リードされていてインサイドでゲームを作れないと苦しい。それでも2トップの動き出しがいいので、パスがどんどん入る。特に山田は受け方とコントロールしてからのアイディアがよく、身長から連想させるような大型ポストプレーヤーではなく、むしろFWとしてはトップ脇タイプ。個人的には瀬古と並んでトップ昇格濃厚だと思っている。左の有水が高精度の右足を見せ、瀬古から上手くボールを引き出し脅威になっている。セットプレーも担当し、しかもC大阪が有水の精度を見込んでCK時に独特の形をとる。全員がニアかファーに固まって中央を空けたり、ゴールラインに密集したり。梅木は小林のフィードを促すいい上がりを見せる。右サイドの攻撃の主役でありながら守備センスも素晴らしい。今は頭で守っているが、走力を身につければかなり楽しみ。というか、この日は走力をあまり試されないゲームなので、既に走力も十分なのかもしれないが。
眼憩がむしろ体を張るタイプのFW。こちらもこちらも受け方は抜群に上手い。大津はκ‥腓中盤で忠実に潰し、C大阪のインサイドを自由にさせない。身体も強いし頭もいい選手。さ搬爾和仗佑剖いがC大阪2トップにサイドに流れる動きに苦戦。しかしクロスにはいい対応を見せる。セレッソは次々にチャンスを作るがシュートミスが多い。枠を外したりブロックに当てたり。観戦ノートは1試合1ページに決めているのだが、このゲーム、C大阪のチャンスを全てメモしていたらスペースが足りなくなる、と判断して控えるほどC大阪が押している。41分、C大阪、右CK、有水のキックに大津触るが甘く小林ダイレクトで合わせ1−2。直後にもC大阪、右クロス、梅木に見えたがファーにこぼれゾ綸張肇薀奪廛轡紂璽箸魯屮蹈奪。超決定機。44分、C大阪眼憩が右で受け、ペナ内に4人突っ込み㊸西村ヘッドで追いつく。2−2。前半終了。

遅刻ということもあって、手元集計は取っていないので公式記録から。シュート数15対3。圧倒的にC大阪ペースだったと言えるだろう。

ハーフタイムで大津㉗野口→大崎舜。FWに入り、水野が左ハーフへ。46分、C大阪㊸西村のフィードに山田競って大津DF処理ミス、裏に抜け出し有水流し込む。3−2。
大津は人数揃っていたが、山田が競ったボールを誰も処理できず、有水も誰も見ていなかった。以降C大阪の猛攻が続くがどうしても外したりブロックされたりする。とにかく決定力に欠ける日だった。大津も必死に身体を投げ出すからミスを誘発できるのだが。54分大竹→┥綸抵ヂ澄2我。58分、C大阪Ь林→確詭敕澎譟レフティーのドリブラー。U−15時代は華麗なテクニックとスピードで自在に突破していたのだが、U−18年代では身体的なスピードが伸び悩んでいるみたいで、突破力があるものの圧倒的ではなくなり、プレースタイルの構築を模索している感じ。59分、大津大場が裏へ、C大阪GK飛び出しかけて躊躇して下がる。セレッソCB陣は任せるつもりで大津大崎への追走をやめて1対1になり難なく決める。連係ミスだが、あまりに甘い守備だった。大崎も速かったが。60分、C大阪荒木に警告。ラフ。64分、C大阪、㊸西村の左足FKが荒木の前にこぼれ、撃つがライン上ブロック、超決定機。67分C大阪、右CK、キッカー不明だがなぜか有水ではない、こぼれを有水ミドルも左に外す。超決定機。68分、㉓瀬古に警告。反スポーツ。故意ハンド。73分、C大阪㊸西村→中島元彦。74分、大津Ь掌競好襦璽僖后↓水野へ、距離あったが思い切ったミドルにC大阪ブロックが甘くループになって突き刺さる。3−4。なんでマークを空けていたのか分からない。これもミスによる失点だ。79分、大津大崎に警告。ラフ。81分、C大阪攻め込み大津のクリアミスを拾った眼憩が決める。4−4。90分、C大阪山田→㊺野村天真。94分、C大阪眼憩→㉕中川裕仁。タイムアップ。

後半も公式記録ではシュート数15対5。明らかにC大阪ペースも極度に決定力を欠いた。それでも4点取るのは流石だが、みた失点は明らかにミスだった。大津も個人突破を許したわけではないが、マークミスが目立ち、双方攻守にミスが多かった。特にC大阪はJ3でプレー強度の高い環境にいる選手も多いのにこの甘さは何なんだろう。力関係から言って勝たなければならなかったはずだ。ミスがゴールにつながった残念なゲームだった。C大阪の選手は1試合1試合がプロへの試金石だし、そこまでの選手じゃなくても興味に来ていたであろう大学関係者にどう映ったか?高い評価は得られなかったはずだ。今後J3に主力がJ3に呼ばれる際にプレミアリーグに出る選手たちの奮起を期待したい。

大津は技術的に劣勢で体格でも劣りパススピードに差があった。今年の目標も残留ということになるだろう。この日の下級生メンバーがベストなのかは分からないが、極めて厳しい道という他ない。現状ならほかにチームにもシュートの嵐を浴びるのは目に見えている。とにかく高体連での攻撃的サッカーではもたない。引いて守るサッカーも大事だ。守備力の整備を何とかしなければ。

大津は平岡先生が指示を出していた気がするが、どういう役職なんだろう?謎だ。


公式記録


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