サッカー観戦日記

2016年06月04日(土) 高校総体大阪大会決勝リーグ 第2日 仰星−履正社 興國−大阪学院

高校総体は大阪が2枠で4チームによる決勝リーグ方式で行われる。第1試合は初日にともに1−0で勝ったチーム同士の対戦で、直接対決に勝てば、ぐっと全国が近づく。ただし昨年の桃山学院のように2連勝スタートでも最終日の負けで2勝1敗が3校並んで得失点差で敗退ということもあり得るので、到底油断はできない。現在、履正社はプリンスリーグ首位、仰星は大阪府1部リーグ4位だ。


高校総体大阪大会決勝リーグ第2日
東海大仰星高校−履正社高校
6月4日 11時 堺S1 ピッチ良 曇


仰星           履正社
−−−−−十八−−−−− 七番−−−十一−−−三三
−−−−−十番−−−−− −−−−−八番−−−−−
八番−十四−−四番−十一 −−−三五−−十三−−−
六番−三番−−五番−二番 四番−五番−−十四−十五
−−−−−一番−−−−− −−−−−十二−−−−−



仰星
GK  1 ミヤモトイチロウ
DF  5 タナガワカエデ
    3 ゲン
    6 オモヤコウジ
    2 オオヒガシフミアキ
MF 10 マツイシュウジ
   11 ミノ
    4 ハラダコウタ
   14 オオサキコウジ
    8 タニノリョウキ
FW 18 スギヤマモトキ


履正社 監督:平野直樹
GK 12 瀧浪朋生  プログラムに記載なし
DF 15 夏山瑞輝  175/65 98/05/25 3年 明倫クラブ 
    4 難波智博  171/62 98/07/26 3年 FC江坂
    5 清翼空   177/67 98/05/29 3年 川上FC
   14 左居隼人  177/65 99/04/03 2年 高槻FC
MF 35 ハマリョウタ 
   13 坂本樹   174/65 99/12/17 2年 千里丘FC
    7 安羅修雅  172/63 99/10/07 2年 ガンバ大阪Jr.Y
    8 弓場大輝  168/50 99/09/21 2年 千里丘FC
   11 町野修斗  183/71 99/09/30 2年 Avenidasol FC
FW 33 ノグチテンキ?

履正社は二文字姓が多すぎだろう。セイ、サコ、ハマ、アラ、ユバと
5人もいる。


   
履正社の体格の良さと対照的に仰星が小柄なことが目につく。CFも履正社��町野は圧倒的な高さとパワーでキープできるタイプ、仰星�殴好�ヤマはスピード豊かに裏に抜けるタイプだ。3分、仰星��マツイのスルーパスに�殴好�ヤマ裏を取りポストも潰される。仰星の攻撃はカウンターから素早い攻めを狙うスタイルだろう。対する履正社はじっくり後方から繋ぐ。CFにキープできるタイプを置いているのも、2列目の�┻歉譴�飛び出せるための工夫だろう。5分、仰星�ぅ魯薀世�左足ミドル、左隅を襲うがキャッチ。仰星は�Ε�モヤの左足キックとロングスローがサイドバックらしくていい。運動量もあるがスピードはそれほど目立たないのが、先輩藤春との違いかな?��オオサキも左足キックが正確でじっくり組み立てる。�┘織縫里話罎帽覆雖Ε�モヤのオーバーラップを促し、自らも突破できる。��マツイはチームの軸でテンポの変化も任されている感じ。8分、仰星、右FK��オオサキ(左足)、��マツイ(右足)が構え、��マツイが入れるがクリア。13分、履正社��町野ポストプレー、�┻歉貽庸砲鮨泙襪�DFカバー。しかし��夏山の右クロスに��町野ヘッドはバー、こぼれを�┻歉譴�押し込み0−1と履正社先制。15分、仰星�Ε�モヤのロングスローから左CKゲット。履正社はゾーンで守る。ゾーン破りの鉄則の一つ、大外で��マツイヘッドも外れる。18分、履正社��町野落とし�┻歉貂故△鮗茲襦6沈韻燭泙蕕坤侫.Ε襦�ペナ左FK。これは競り勝ち仰星カウンター、�殴好�ヤマ快足を飛ばし左シュートはキャッチ。履正社㉝ノグチはレフティーのドリブラーでなかなか快速で持ち方も面白くなかなか奪えない。25分、仰星ハーフ付近FK放り込みを��ミノヘッドはGKキャッチ。結局前半は0−1で終了。

前半シュート数4(3)対2(1)、CK数1対0、GK数0対3、オフサイド数1対1、クロス数3対2、ファウル数8対6、FK数1対1。極めて慎重でリスクを冒さないゲームだ。シュートも少なく、特に履正社は得点シーンの2本しかない。

後半開始。いきなり仰星�┘織縫里�飛び出す。ホント�┘織縫里鉢Ε�モヤの左サイドの関係いいな。39分(後半4分)、��坂本の放り込みに�О騨絮ξ△鉾瑤喀个契泙衒屬垢�誰もいない。直後にも履正社右クロスを仰星クリアミス、㉝ノグチが右フリーシュート、GKキャッチ。超決定機。右足は苦手だったか?41分、仰星�殴好�ヤマ→7番(放送聞き取れず)。しかし42分、仰星7番にいきなり警告。気合が入りすぎたフォアチェックでアフター。44分、仰星�┘織縫里�左ドリブル、中の��ミノがシュートはセーブ。決定機。45分、仰星、右CK,��オオサキの左足、履正社のゾーンに対しまたも大外狙いだがミスキック。身長差が大きいので、セットプレーで仰星はかなり工夫を凝らさないとならない。49分、仰星�Ε�モヤの左クロス、�┘織縫離轡紂璽箸魯察璽屐↓�ミノが詰めるも抑える。49分、履正社��町野が左でキープから�О騨紊悒好襦璽僖垢盒沈鵜�ゲンが素晴らしいスライディングタックルで防ぐ。50分、履正社�О騨紜�6番(放送聞き取れず)。3ボランチ気味にして�┻歉譴�引き気味の左ウイング。これは履正社がペースを落として確実に逃げ切る策だと思った。51分、仰星、右CKだが履正社のゾーン破れず。53分、仰星7番の左クロスも合わず。54分の右CKも崩せず。段々仰星には体格差がのしかかってくる。放り込みが通用しないので、細かく崩したいが支配率で履正社が上回るうえに、守備では堅実に引いてスペースを与えないので仰星のスピードが生きない。55分、履正社�ダ兇料農欧蕕靴�低く伸びるフィードに㉝ノグチ仕掛けて倒される。左80度20mFK。��町野の強シュートか、6番の左足か。町野の強シュートは大きく上に外れる。59分。履正社㉝ノグチ→㉜イバラキトシキ。60分、仰星、右CK、��オオサキの左足がファーへ絶妙のボールだが、履正社GK��瀧浪ナイスパンチ。68分、仰星��マツイに警告。アフター。70分、履正社�て馭箸�粘り強く持ち上がり、左で倒され、ペナ左FK。これは繋いで時間稼ぎ。結局履正社は0−1で逃げ切った。

後半シュート数2(2)対2(1)、CK数4対0、GK数5対0、オフサイド数1対0、クロス数6対1、ファウル数4対2、FK数0対1。シュート数が少なかったが履正社のシナリオ通りの後半だったのではないでしょうか?技術では互角、スピードでは仰星だったが、体格差で履正社は守備に不安がなかった。前線のアタッカーのドリブルも脅威でカウンターもなかなかだった。㉝ノグチのかつてのメッシ的なドリブルや�┻歉譴瞭佑湛�みは迫力があった。�ダ兇鮗瓦箸靴深虍�も固く。ノーリスクで勝った印象すらあった。とは言え、履正社はまだ何も勝ち取っていない。第3日の結果次第ではすべてひっくり返る可能性もある。強いのは間違いないがどうなるか?仰星は左は良かったが、右からの攻めがイマイチなのと、引いて守る履正社相手にあまり繋げなかった。先制されれば苦しかったか?まあこれからだ。




第2試合は大阪府一部リーグ上位勢対決である。興國が勝ち点17、得失点差7で3位、大阪学院が同じく勝ち点17、得失点差6で僅差の4位である。


高校総体大阪予選決勝リーグ第2日
興國高校−大阪学院高校
6月4日 13時 堺S1 ピッチ良 晴


興國           大阪学院
十番−−−九番−−−十一 −−−八番−−九番−−−
−−−十六−−六番−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−三番−−−−− 十八−十番−−十四−七番
二番−八番−−四番−五番 五番−十六−−三番−四番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−



興國
GK  1  田中 大智 3年 ゼッセル熊取
DF  5  山口 達也 3年 長野FC
    4  坂口 貴哉 3年 長坂SC
    8  長井 一真 3年 大阪セントラルFC
    2  今掛 航貴 3年 RIP ACE SC
MF 11  北山 雄大 3年 セレッソ大阪 和歌山U-15
    6  掃部 勇哉 3年 ヴィッセル神戸U-15伊丹
    3  加田 淳哉 3年 大阪市ジュネッスFC
   16  村岡ショウゴ 2年 セレッソ大阪U-15
   10  大垣 勇樹 2年 枚方FC
FW  9  西村 恭史 2年 長野FC

注:興國の選手リストは情報いただきました。

大阪学院
GK  1 スミヤマユウイチロウ
DF  3 フジモトケン
    4 ヨシエケンゴ
    5 ナカオシン
   16 アキモトケンサク
MF  7 タケウチダイユウ
    8 ナカミチ
   10 ヤマザキツバサ
   14 ムラカミダイキ
   18 エゴシタケイ
FW  9 シンマチコウセイ


 
例によって選手名は不確かである。場内放送を必死にメモ。

興國はまあバルサスタイルである。後方から徹底的にパスを回し崩す。サイドバックが大きく開き、ボランチ3番が下がって組み立てる。3トップも柔軟に動き、サイドバックの上がりを引き出す。16番はドリブルを仕掛けつつ守備では良く戻って未然に防ぐ。6番もテクニカル。10番はカットイン多用。3番の潰しが効いていて8番の守備力も高い。対する大阪学院は局面で激しく守り、8番は引いて激しい守備を見せるかと思えば、攻撃ではどんどん裏に飛び出しスピードもある。非常のタフで攻守に効いている。またやみくもに走るのではなく、走りどころを解っていて、効率もいい。明らかにエースである。3番と10番は大柄で、当たりに強い。また14番はまさに今言われている「デュエル」つまり局面で戦える選手。チーム全体に激しく戦っている。興國がバルサなら大阪学院はアトレティコというか。8分、大阪学院18番の左クロスを7番シュートはブロック。直後にも大阪学院左クロスを14の前で興國3番が素晴らしい戻りで右CKに逃げる。9分、大阪学院左CK、18番右足、14番シュートは左上角を直撃。決定機。興國GKはキックが抜群にいい。ホントバルサだ。しかし攻めあがった隙に右サイドバックの裏のスペースを8番が突き、GKが出てくるところを上を抜き、決める。0−1。19分、興國2番左クロスを16番ドンピシャヘッド、右もセーブ。決定機。右CKはクリア。20分、興國、左FK。ペナ左角付近で3番のキックは逆サイドでボレーブロック。28分、大阪学院18番から7番も潰される。32分、興國左70度40mFK、18番の右足で入れるがクリア。34分、興國、右CKをクリア。大阪学院7番カットインから9番シュートはブロック。前半0−1で終了。

前半シュート数2(1)対3、CK数1対1、GK数2対2、オフサイド0対1、クロス数2対2、ファウル数2対6、FK数1対0。

興國が回し始めれば延々と回すのだが、圧倒的に後方でのボールキープが続き、危険な位置に運べなかった。アタッキングサードでのポゼッションではなかった。大阪学院のシナリオ通りではなかろうか?

後半開始。36分(後半1分)、興國3番から10番裏に出すがゴールライン割る。38分、興國10番カットイン、5番右クロス、ゴールライン割る。42分、大阪学院18番の右CK右足に5番ナカオがドンピシャヘッド。0−2。45分大阪学院7番が中で仕掛け倒され正面18mFK、18番の右足は壁。ゴールキック。49分、興國6番の右CK、右足もクリア。大阪学院8番がこの時間帯圧倒的な存在感で、戻っての守備から裏へ飛び出す動きが冴える。7番はクロッサーとして冴える。興國5番もよくアップダウンからカットイン、そして右足アウトで出すプレーが得意。52分、興國10番の左クロス11番が右寄りでクロス、9番突っ込むがGKキャッチ。決定機。大阪学院8番ドリブルが冴える。19分、興國11番→19番。スギモトタミト。55分、大阪学院8番カットからスルーパス、14番飛び込むがカット。興國左CK5番スルーして9番ボレー正面。決定機。58分、大阪学院9番→13番。59分、興國19番カットイン、9番ポストプレー6番裏に飛び出すが、GK抑える。61分、大阪学院左CK大外で5番ヘッド、上に外れる。61分、興國10番→14番。62分、大阪学院18番→15番。65分、興國19番から10番飛び込むが16番いい読みでカット。67分、興國6番→17番。興國左クロス9番合わせるがキャッチ。興國17番正面から突っ込むもクリア。70分、大阪学院5番から7番フリーシュートキャッチ。決定機。71分、大阪学院8番→11番。そのまま0−2で試合終了。大阪学院は得失点差を稼ぎつつ貴重な勝利を手にした。

後半シュート数3(2)対3(2)、CK数2対1、GK数3対4、オフサイドなし、クロス9対0、ファウル数4対2、FKなし。興國は10番11番がサイドから入れまくったが実らなかった。パスを回していたというより回させられていた、と言った方が正解だろう。とにかく攻めが遅かった。大阪学院は圧倒的な存在感の8番、固いCB陣、そして14番のデュエル、10番の守備での奮闘と良く戦い勝利をものにした。

そして最終日の結果にも触れておこう。第1試合の東海大仰星対興國は0−0引き分けで、興國は勝ち点1で終了し、予選敗退。仰星は勝ち点4で苦しくなった。そしてこの時点で予選突破の決まった勝ち点6の履正社が、何が何でも勝たなきゃならない大阪学院都のモチベーションの差が出たか敗れ、大阪学院が首位で通過、履正社が2位で予選を突破した。


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