| 2016年03月02日(水) |
五輪女子アジア最終予選 豪州−ベトナム |
リオ五輪アジア最終予選第1節 オーストラリア女子代表−ベトナム女子代表 16時30分 長居陸 曇 ピッチ良
豪州 ベトナム −−−十三−−十七−−− −−−十二−−十八−−− −−−−−十番−−−−− −−−−−−−−−−−− −十五−−八番−−九番− 七番−八番−−十九−十六 七番−十四−−三番−二十 二番−三番−−五番−十三 −−−−−誰々−−−−− −−−−−一番−−−−−
オーストラリア女子代表 GK 1 リディア・ウィリアムズ 1988.05.13 DF 3 ケートリン・クーパー 1988.02.12 7 ステファニー・ケイトリー 1994.01.26 14 アランナ・ケネディ 1995.01.21 20 エリー・カーペンター 2000.04.28 MF 8 エリス・ケロンドナイト 1990.08.10 10 エミリー・バンエグモンド 1993.07.12 9 ケートリン・フォード 1994.11.11 15 エミリー・ギールニク 1992.05.13 FW 13 タメカ・バット 1991.06.1 17 キア・サイモン 1991.06.25
ベトナム女子代表 GK 1 ダン・ティ・キュウ・チン 1985.12.19 DF 2 グエン・ティ・スエン 1987.09.06 3 チュオン・ティ・キュウ 1995.08.19 5 ブイ・ティ・ヌー 1990.06.16 13 ホアン・ティ・ロアン 1995.02.06 MF 7 グエン・ティ・トゥイェット・ズン 1993.12.13 8 グエン・ティ・リエウ 1992.09.18 19 フイン・ヌー 1991.11.28 16 グェン・ティ・ビック・トゥイ 1994.05.01 FW 12 ファン・ハイ・エン 1994.11.09 18 グエン・ティ・ミン・グエット 1986.11.16
ベトナムは絶対的エース19番をボランチに下げて守備を固める策に出たが、前線の迫力が格段に落ちる。そしてただでさえあたりが甘くベトナムがオーストラリアのパワーに圧倒されて、引いて守ってもパワーでキープされてしまう。つまりベトナムにとっては相性最悪のカード。ベトナムの攻撃は19番が持ち出し18番がタメを作って押し上げるのみ。速攻もままならない。11分、オーストラリア右を突破、中で3人がフリー、15番が押し込む。1−0。17分、ベトナムのオフサイドをまた破り裏を取った17番が1対1を決めて2−0。19分、14番のスルーパスDF足に当てるもこぼれを14番自らミドル、右隅に叩き込んで3−0。32分スルーパスに17番抜けて4−0。43分、オーストラリア、17番が左で半身で受け浮かせてターン(サンターナ・ターン!)ループで5−0。前半終了。とにかくベトナムの当たりが弱すぎてプレッシャーになってなくて、なのにラインコントロールのミスも目立ち裏を取られる。このレベルではちょっと歯が立たない。
前半で勝負がつき、ハーフタイムでオーストラリアは2人ベトナム、は1人交代。重要なポイントは19番をトップ脇の本来の形にしたこと。チーム1の実力者を上げたのだから中盤の守備力は落ちるが、本来の形で力を試したい、ということだろう。そして功を奏する。しかし64分、ついにオーストラリア、左クロスを誰か?ボレーで6−0。68分、ミドルのこぼれを10番が決めて7−0。直後にも10番が決めたかに見えたがゴール取り消し。77分、9番に代わっていた16番がミドルを決めて8−0。86分ハーフタイムに入っていた右サイドバック4番の右クロスがマウスを襲い、ファーサイドネットに突き刺さる。9−0。結局9−0でオーストラリアが圧勝した。ベトナムはシュートを1本も撃てなかった。
ベトナムはパワー差のあるオーストラリアや圧倒的な支配力のある日本相手に打つ手はなさそうだが、大会を通じ他の国には健闘したように、北朝鮮・中国・韓国を食えるようにはなれる。北朝鮮戦はロスタイムの失点で負けた。とにかく19番や18番のような好選手を増やすことだ。
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