全国高校総体女子2回戦
岡山県作陽−鎮西学院
10時 しあわせの村 ピッチ良 晴
作陽 鎮西
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作陽 監督:池田浩子
GK 1 藤田みあ 2年 168 ディアブロッサ高田FCソヒィーゾ
DF 2 冨田実侑 2年 152 MELSA熊本フットボールクラブソヒーア
3 大林真歩 2年 154 AOMレディースフットボールクラブ
5 蓮輪真琴 1年 168 中津フットボールクラブPOMATO
7 伊藤さくら 3年 156 レオーネ山口レディース
MF 8 山��涼帆 1年 164 丸亀ELF女子F.C
9 松島育美 2年 158 フットボールクラブ小松
10 今田怜那 3年 159 FC Terra
12 山根唯 3年 152 シーガルフットボールクラブジュニアユース
13 山田愛葵 2年 157 ディアブロッサ高田FCソヒィーゾ
FW 11 北方沙映 2年 158 ヴィスポ狭山
鎮西 監督:川原武
GK 1 岩井七星 3年 155 FC エスぺランザ
DF 2 山川紗香 3年 158 NJSS
4 峰本結衣 3年 159 NJSS
5 田中利奈 3年 157 ANCLASユース
6 牛崎真子 2年 159 益城ルネサンス熊本フットボールクラブ・フェニックス
14 渡辺菜々 3年 167 大分トリニータ レディース
15 山本佳帆美 1年 161 山口ウイングス
MF 8 村上真生 1年 161 Lumiere
10 三本紗矢香 3年 156 MELSA熊本フットボールクラブソヒーア
FW 7 矢野アマンダ由嘉利 3年 160 アンベリール島原
9 吉岡あなん 3年 161 矢部フットボールクラブフィーバー
立ち上がりから明確なチームカラーの違いが出ている。作陽は中央でシンプルに繋ぎ、サイド攻撃を繰り返す。右の��山根と��冨田が素晴らしい突破力を誇り、左の�О貌�は素晴らしい左足キックで好フィードを見せる。��今田は正確なキック、��松島も展開力がある。�┿鎌�は素晴らしいポテンシャルの持ち主。対する鎮西学院はタテに速いサッカー。引き気味から前へ前へとカットから一気に長いボールや、大胆な持ち出しで運ぶ。��矢野は快速でバネもある。��三本はタッチが細かく失わずに運べる。�ヅ鎮罎和臙世鉾瑤喀个轡�ロスを狙う。作陽の左サイドバック�О貌�が怪我でもしているのか、消極的なので、このサイドは田中が高めのポジションを取る。またインサイドの3人はポジションチェンジも激しく、一番下がり目の�∋垣遒任気┐眩粟�に飛び出す。さて試合は1分、作陽、右FK、トリックスルーパスからシュートは外れる。3分、作陽、右CK��今田のキックにペナ内で�О貌�が倒されPK。完全に体を入れられた。これを��今田が逆をついて左に決めて1−0。5分、作陽�┿鎌�が鋭い切り返しから左クロス、カットされる。この山��の切り返しは相当スケールの大きな選手だと思った。12分、作陽キックミスを拾った鎮西�ヅ鎮罎�ループは上に外れる。直後にも田中が右から大胆に攻め右クロスは合わない。田中はタフなので上でやるなら右サイドバックかな?作陽スルーパスに�┿鎌�フリーでのシュートは右に外れる。決定機。21分、鎮西��三本が右に展開し、�ヅ鎮罎�深い位置からクロスを��矢野がファーでダイビングヘッド、決まって1−1。素晴らしいゴールだった。そして作陽�О貌�のコンディション不良を確信する。主将だし、キックやトラップ、ドリブルはいいのだが、技術的に抜群なだけで身体的には迫力がない。22分、作陽、左CKで��今田のキックをクリアからカウンター、鎮西��吉岡は素晴らしい持ち込みもカット。24分、作陽��北方が素晴らしいドリブルからミドルは上に外れる。いい形。観ていて思うのは鎮西が男子の全盛期の国見のサッカーを思い浮かべることだ。華麗な技術はないが基本技術がしっかりしていてシンプルにタテに速い。鍛えられてもいる。作陽も男子の作陽と似ていて、高度に戦術的で無理がなく、サイドで仕掛けられるところは仕掛ける。だから鎮西は消耗するのだが、精神力がある分、このままかな?と思わせる力強さがある。31分、作陽中で繋ぎ右へ、��山根が高速突破からクロスは��今田ヘッドも弱い。決定機。33分、作陽��山根に出て落とし��今田が山根を追い越した��冨田へ、右クロスはニアでカット。34分、作陽�О貌�がテクニカルなドリブルからスルーパスが鎮西がギリギリで左CKに逃げる。これも��今田が蹴るも上のネットへ。前半は1−1で終了。
前半シュート数4(3)対4(1)、CK数3対0、GK数3対5、オフサイド数0対1、クロス数6対3、ファウル数3対2。全くの互角でした。どっちのペースか形勢判断はサッカー観によって分かれるでしょう。私は互角だと思いました。熱心な鎮西の保護者の方がレフェリングに文句を言い、アウェイとか言ってましたが、まずは問題ないレベルのレフェリーで公平だった。
ハーフタイムで作陽��山田→��田中莉乃。田中が右ハーフへ。��山根はFW。山根が再三右突破を繰り返していたが、そのポジションを代えるということは、田中も相当なレベルの選手なんだろう。後半開始。いきなり鎮西��矢野がドリブルで仕掛けループ、左に外れる。これは後半も前にどんどん仕掛けるぞ、という決意表明のシュートだ。矢野はダッシュを繰り返しているが見事に鍛えられている。39分(35分ハーフ)、作陽サイドチェンジで��田中へ、鎮西�Φ躡蠅鬚�わしかけるがよく足を出し、GKキャッチ。41分、作陽、左CKで��今田のキックのクリアを�┿鎌�オーバーヘッド! 上に外れる。やはり山��の才能は本物だ。後半は鎮西の支配力が上がっている。意図的にテンポをコントロールし、直線的な攻撃だけではないサッカーの幅の広さもある。45分、鎮西��矢野から��三本シュートは上に外れる。いい形。46分、作陽�┿鎌�素晴らしい中央突破からシュートは右隅に飛ぶがキャッチ。決定機。47分鎮西�ヅ鎮罎�右寄りで1対1もブロック。決定機。作陽��山根→��山下沙耶香。50分、作陽、今田の右CKがファーに流れ��山下左クロスはGKパンチで左CK。作陽のセットプレーは��今田のキック精度は高いのだが、イマイチマークを外す動きとか特定のパターンの用意が少ない気がする。鎮西も��三本の右クロスを��吉岡鋭いターンでGKと1対1も当ててしまう。超決定機。鎮西��村上は速いサッカーを志向するチームになってタメを作れるタイプ。55分、鎮西�∋垣遒虜献�ロスを��矢野がトラップからシュートはブロック。57分、鎮西��吉岡が足を攣った。運動量とダッシュの多さから言ってきついだろう。直後から鎮西は足を攣る選手が続出する。60分、��三本に警告。アフター。61分、��村上→��結城彩乃。64分、�ヅ鎮罌��云�池未慧。67分、作陽��松島→�だ�野智里。70分、鎮西�Φ躡蝣��B臘猷楕罅�74分、作陽��冨田→��大賀伶那。74分、作陽、左クロスにファーに��今田が飛び込み、鎮西GK岩井が遅れて行き、今田のヘッド後にぶつかった。ゴールインだが取り消される。これはファウルじゃないケースだと思うが、副審が見ていたし、レフェリーの判定は絶対だ。結局引き分けでPK戦に。これは精神的に作陽に不利だろう。
PK戦
作陽:��大賀、失敗。非常に甘いコース。
鎮西:��三本、成功。逆をついて右。
作陽:�B舂咫∪�功。左隅、ポストに当たりイン。
鎮西:�B臘諭∪�功。逆をついて左上。
作陽:�だ�野、失敗。大きく右上に外す。
鎮西:�∋垣遏∪�功。左隅。
作陽:��今田、成功。右隅。
鎮西:�な�本、成功。左上。
PK戦は2−4で鎮西学院が準決勝進出を決めた。
鎮西の矢野について。素晴らしいダッシュ力とバネ、そしてダッシュを繰り返すスタミナ。シュートに向かう積極性と確実な基本技術。将来の代表を狙える逸材だと思った。今のU−19女子代表だと前線にタレントがいるので1学年下に矢野には厳しいが、今後の成長に期待。作陽は完成度が高い選手が多かったが、一番気に入ったのは、まだ1年生の山��。こちらもなかなかワイルド。現時点では作陽の高度な戦術理解がイマイチなのかな?でも相当な逸材です。
公式記録
全国高校総体女子2回戦
聖カピタニオ高校−修徳高校
しあわせの村 12時 ピッチ良 晴
カピタニオ 修徳
−−−−−井上−−−−− −−−−−大坪−−−−−
−−−−−有村−−−−− −藤田−−平川� 歟翕膈�
川上�[詭抬◆歛臑蹲�岩崎 −−−岡本−−中村�◆檗�
村上−貝原−−赤井�⊂�森�∧仁咫飮蓋�−−高梨−藤本
−−−−−矢野�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗歐精遏檗檗檗檗�
カピタニオ 監督:多田利浩
GK 17 矢野真優香 2年 171 シルフィードフットボールクラブフィメール
DF 2 小森結奈 2年 155 JUVEN FC FROR
3 村上奈央 3年 171 CEREJA FC
4 大瀧まゆう 2年 165 JUVEN FC FROR
13 貝原恵美里 3年 163 AOMIレディースフットボールクラブ
16 赤井小夏 2年 155 豊田レディースフットボールクラブ
MF 8 有村早織 3年 157 豊田レディースフットボールクラブ
10 岩崎彩花 3年 158 AOMIレディースフットボールクラブ
12 川上紗於里 1年 156 NGU名古屋FCレディース
15 鈴木瑞憂 2年 160 豊田レディースフットボールクラブ
FW 11 井上真歩 3年 157 瀬戸フィオレンティーナ
修徳 監督:有賀重和 前登録記載なしは修徳中出身
GK 1 神作樹那 3年 159
DF 2 藤本はるか 3年 155 大宮FCエンジェルス05
3 山口美紗 3年 159
4 高梨桃花 3年 160
5 平林ももこ 3年 155 大宮FCエンジェルス05
MF 7 中村澪葉 2年 159 戸木南ボンバーズFC
8 中島彩音 2年 169 SEフィリアフットボールクラブ
10 岡本祐花 3年 170
11 藤田理子 3年 169 主将 千葉エンジェルス
FW 9 大坪菜 3年 156
13 平川杏奈 1年 169 千葉なのはな
開始すぐに修徳のほうが力量では数段上なことが見て取れた。その修徳がサイドバックがほとんど上がらず、全くリスクを冒さない確実に勝ちに来るサッカーをしている。これではカピタニオが勝算を見出すのは厳しいと思った。��岡本の展開力を軸に大きくボールを動かし、スピード豊かな��中島、確実にタメを作れる��藤田の両サイドハーフが突っかける。��藤本は上がらないが、正確な右アーリークロスやフィードがあり、前線の選手だけでかき回せる。��平川が相手を引きつけて��大坪がタテに抜けるサッカー。これに対し、カピタニオはバランスを保ち、声を掛け合い、組織を保つ。しかし5分、��藤田の左クロスがファーに流れ��中島のクロスを��平川が右足で決める。0−1スケールの大きな得点。まさに関東1位にふさわしいゴールで、これで大方結果は決まったと思った。更に、右FK、��藤本の正確なキックが高さに優る修徳が競り勝ち、中でこぼれる。これはクリア。12分、カピタニオ��鈴木→��若井南奈。そのままボランチ。怪我?修徳は4バックが距離を狭め、一層慎重になる。16分、��藤田の左クロスを��大坪潰れ��中島フリーでシュートもGKに当てる。超決定機。右CKをカピタニオ一気のカウンター、�粟岼翊控�離を持ち上がりカットされるも気合をチームに注入するいいプレーだった。修徳��中島が落とし��藤本のアーリークロス、��藤田ヘッドは逸れる。その後修徳がペースダウンし、カピタニオが持ちこたえる。27分、カピタニオ�ぢ臑蹐留Ε�ロスはクリア。34分、修徳��岡本のスルーパス、��中島が入れて��大坪狭いところを通し��平川が決める。0−2。前半終了。
前半シュート数0対7、CK数0対3、GK数2対0、クロス数3対9、ファウル数1対4、FK数0対1。数字がすべてを物語るように完全に修徳ペースである。戦力的にも状況的にもカピタニオに勝ちはほぼないといっていい。なのに、全く諦める気配がない。この不屈の精神は何なのだろう?と思いつつハーフタイムはカピタニオばかり観察していた。
さて後半開始。39分(35分ハーフ)、修徳��中島の右クロス、��大坪落とし誰か?シュート、ブロック右CK。��藤本担当も逸機。41分、修徳��平川→�或�下夏菜。トップ下。杉下は全くタイプが異なり、ポジションをいろいろ変えて流動的に周囲と絡んで崩すタイプ。42分、修徳、��中島が高速突破、クロスはブロックされ右CKに。45分、カピタニオ��井上が裏を取るが、修徳�す睛�が戻って素晴らしいスライディングタックル。49分、修徳右クロスに��中島ピタッと中でトラップもカット。トラップの技術はあったが、アイディアがなかった。52分、修徳��大坪→��広沢実佳子。54分、�或�下タメて��藤田カットインシュート、左上に外す。54分、カピタニオ�〔靆遐�前田美樹。GKを交代させたということでついに試合を諦めたのかと思った。しかし相変わらず組織を保ち、前半よりむしろ修徳にシュート撃たせていない。60分、修徳��中村ミドル、左に外れる。63分、カピタニオ�B湿紜���佐藤雛乃。63分、修徳左FK、��藤本、左FK放り込みヘッド競り勝つが、左に外れる。左CKも藤本担当。66分、修徳��中島→�Χ昔荳據�68分、修徳、右からカウンター、��岡本から�Χ世�入れて�或�下決める。0−3。69分、カピタニオ��井上→�ト�藤実里。70分、カピタニオ��佐藤がフォアチェックでGKのキックを当てるがカバーされる。このネバー・ギブアップ精神がどこから来るのか?72分、修徳��広沢が右クロスを受けシュート、超決定機も決まらず。74分、修徳��藤田→井須茄留美。結局0−3で終了。
後半シュート数0対6、CK数0対3、GK数5対0、オフサイド数1対0、クロス数1対12、ファウル数1対2、FK数0対1。
カピタニオはこの試合1回もシュートを撃てなかった。しかし試合を最後まで諦めない気持ちのいい戦いぶりだった。やはりサッカーは最後まで全力を尽くすのが基本だ。そういう意味では最高のサッカーを見せてもらった。一方修徳は手の内を隠しながら戦い、準決勝に備えた感じ。関東1位として全国制覇を念頭に戦ったのだろう。慎重な戦いぶりは確実に勝つという意味と、これから当たる強豪への長い前振りという意味なのだろう。
公式記録