サッカー観戦日記

2014年11月01日(土) 高校選手権京都大会準々決勝 京都橘ー東山 久御山ー京都学園

高校選手権予選の準々決勝、京都はレベルが高い。今では関西では大阪に次ぐレベルだ。中でもこのカードはユース年代の全国トップリーグ・プレミアリーグ同士の対戦になる。今年プレミアに昇格したものの9位と10位に低迷する両校。8位の富一と3校のうち2校が降格する。昨年全国制覇の富一は高校選手権富山大会準決勝で敗れているので、今後のリーグ戦でモチベーションダウンとか、ベストメンバーを組めない懸念がある。だから、この試合で勝ち、全国まで進めばモチベーションを保ち、逆転残留は十分考えられる。むろん激戦の京都のこと、両校予選敗退もかなりの確率で起こりうるのだが。


高校選手権京都大会準々決勝
京都橘高校−東山高校
11時 太陽が丘陸 ピッチ不良 雨のち曇り

橘            東山
−−−岩崎� 歟飜遏檗檗檗 檗檗檗檗盜�木−−−−−
−−−−−−−−−−−− −守屋�◆欒�田−−�睫抬�
山村−仙頭−−志知−大野 −−−宮本−−井村−−−
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−−−−−矢田貝� 檗檗檗 檗檗檗檗歿�−−−−−−


京都橘 監督:米澤一成
GK  1 矢田貝壮貴  98.06.11 182/79 FC平野
DF  2 倉本光太郎  96.08.26 170/62 京都サンガF.C. U-15
    3 ハウザーケン 96.06.16 183/73 AS.ラランジャ京都U-15
    4 清水遼大   96.05.02 180/63 城陽SC
    5 小川礼太   98.03.08 173/64 京都サンガF.C. U-15
MF  9 仙頭啓生   96.08.24 174/62 ガンバ大阪門真JY
    6 志知大輝   96.12.31 160/54 F.C. Alma(アルマ)大垣 U-15    
11 大野挙弥   96.10.02 170/62 京都市立修学院中
   13 山村龍平   96.06.25 169/59 京都市立神川中
FW 10 中野克哉   96.09.13 168/53 YF NARATESORO U-15   
   14 岩崎悠人   98.06.11 170/64 彦根中央中

東山 監督:福重良一
GK  1 迫琢磨    96.04.24 178/66 京都サンガF.C. U-15
DF 18 福重瑛貴   96.12.10 174/67 日章学園中
   23 吉井悟    96.06.19 178/76 AS.ラランジャ京都U-15
   16 内山皓雅   97.07.29 172/62 京都J-マルカFC・JY
   15 柴田拓海   96.07.27 170/62 A.C.infini(アンフィニ) KYOTO
MF 13 �睫旁魴�   97.08.24 173/57 京都サンガF.C. U-15
   20 井村泰誓   96.10.29 179/64 SAGAWA SHIGA FOOTBALL ACADEMY JY
   21 宮本瑠威   97.03.29 169/58 木津川市立木津第二中
   10 守屋諒    97.04.15 174/63 ガンバ大阪JY
FW 14 鎌田大地   96.08.05 182/68 ガンバ大阪JY
   11 黒木駿志   96.06.23 172/62 京都市立陶化中

立ち上がり、両者様子見でボールを蹴りあう。京都橘は以前なら徹底的に繋ぐサッカーだったが勝負弱かった。しかし過去2年間の高校選手権で準優勝(PK負け)・ベスト4を経験し、実戦に強いチームに変貌している。つまり局面で激しく守備をし、状況次第でボールを蹴り、カウンターも強い。東山が裏に蹴ってきたボールはGK矢田貝が広範囲をカバー。東山は人工芝のグラウンドに恵まれ、繋ぐサッカーが持ち味だが、悪コンディションに適応できず、繋げない場合の選択肢が少ない。10分、橘��中野の右CK、左足で直接狙うがクリア、アゲイン。今度はファーを狙うが外れる。13分、橘、35mFK、��中野が入れてシュートは弱く左に外れる。左CKへ。��大野。これはカットされたボールを再び左クロス、��岩崎シュート、ブロック。15分、左CKのクリアを��中野が右足で右に展開、��岩崎クロスに��仙頭合わせるがDFブロック。超決定機。岩崎は突撃ドリブルが持ち味の1年生だが、判断もよくなっている。直後にも��大野からスルーパス、��岩崎へ快足を飛ばすが東山DFが追いつきオフェンスファウル。22分、橘、左へ展開し��山村カットイン、右シュートは左に外れる。22分、東山、左に展開し��守屋へ、巧みなキープから中に切れ込みファーに浮き球を入れる。バックラインの裏を取った���睫擇�ジャンピングボレー。決まって0−1。東山はファーストシュート。26分、橘、右CK、��中野の左足に��大野がニアに入りバックヘッド、決まってすぐに1−1に追いつく。橘の右サイドバック倉本は身体の使い方が上手く、体格はないけど競り勝てる。中のハウザーと清水も圧倒的に強い。東山の福重はクレバーでサッカーを分かっていて』積極的にフィード。㉑宮本は左足でミドルパス主体に組み立てようとするが��黒木のスピードは橘のクレバーな守備の前に潰される。そして橘は��中野、��大野、��岩崎とドリブルで打開できる選手が揃っているのに対し、東山は技術の高い��鎌田、��守屋が足元で受けてキープからパスを狙うタイプで、その足元を狙われ、いい持ち方ができない。32分、東山㉑宮本、左CKを左足で入れるがクリア。36分、橘��岩崎から��中野へ、トラップ大きい。結局前半は1−1で終了。

前半シュート数は6(4)対1(1)、CK数6対1、GK数5対7、オフサイド数1対0、クロス数2対6、ファウル数6対5。東山はシュート1本に抑えられ、クロスも放り込みという方が正しい。柴田の左足アーリークロスが多かった。橘は9仙頭の両足での展開や��志知の忠実な潰しなど、中盤を制圧。スコアこそ同点だが、東山には厳しい前半。

後半開始。40分、いきなり��岩崎が左を破りクロスはカット。48分、��志知は左足ミドル、左隅を襲うがGK迫、好セーブ。迫はなかなかいいGKです。矢田貝のように天性の反射神経も高さもないが、技術的にしっかりしている。あとこの試合のレフェリーはレベルが高い。流すところはしっかり流し、安易に倒れてもよく見ていてファウルを取らない。次のプレーの読みがよく、適切なポジショニングで裁く。それで取るべきファウルはきっちり取る。準々決勝レベルのレフェリーじゃないが、この好カードを予想していいレフェリーを当てたのか?53分、橘、ヒールを受けた志知クロスはカット。右CKへ。これを��中野が左足で入れて、GK迫のパンチが小さく��仙頭がボレーで叩き込む。2−1。人が密集していたので迫のミスとは言えない。むしろよく触った。54分、��中野が中央突破、カット。中のは上体を揺らしながら小刻みなステップで自分の間合いに相手を誘って抜くドリブルが得意で、カウンターでは脅威。56分、橘、右FK、��中野の左足キックはヘッドも上に外れる。58分、橘��大野、サイドチェンジ、��中野左で受けて落とし��山村シュートは右に外れる。決定機。ワンタッチあり、右CK。これはGK迫ナイスキャッチ。直後にも橘、タテの早い攻めから��岩崎ペナ左で倒れるがPKもらえず。正しいジャッジ。更に��山村から��岩崎へ、左クロスに��中野ペナ内で突っ込み倒れるが、これも正しい判定でPKもらえず。63分、橘カットから��中野が出し��仙頭へ、左ミドルは右に外れる。68分、東山、��鎌田が左に展開するのを完全に読んでいた橘�∩卷椶�カット、前方の��岩崎へ、ペナの右角付近で切り返し左足シュート、決まって3−1。70分、橘裏に出したボールに��大野突っ込む。GK迫抑えたところに足からぶつかり一発退場。これも正しい判定。橘は中野1トップで岩崎右に。71分、東山㉑宮本、��山村→�Ш篷棔↓�杉本。80分、橘��中野→�安�包。最初はCB交代を検討していたが、トップを変え、岩崎1トップへ。83分、東山��守屋は左を突破しややマイナスのクロス、ニアで��鎌田はボレーで合わせて3−2。東山はこの日2本目のシュートで2点目。しかし時間がなく3−2でタイムアップ。

後半シュート数は7(6)対1(1)、CK数4対0、GK数2対5、オフサイド1対2、クロス数5対5、ファウル数7対4。まあ橘は終始ペースを握っていた。

橘は矢田貝以外スケールの大きい選手はいない。しかし粒がそろっている。中野は1年生から出ていた完成度の高い選手。仙頭もオールマイティーだし、岩崎も化けるかもしれない。大野も右サイド職人としていい突破を見せていた。倉本は派手ではなく、攻撃ではあくまで大野のフォロー役だがクレバーなポジショニングが光った。やはり全国上位の力がある。

東山は勝負の年に成果が出なかった。鎌田というプロでやれる選手がいて、クレバーなわき役もそろっていたが、実戦的な強さがなかった。橘のように何かのきっかけで大化けする可能性は高いのだが……。新チームは守屋が中心になるだろうし、選手層から言って期待できるが、サッカーは力だけでは勝てない。一度全国で上位に入れば、一変しそうだ。


高校選手権京都大会準々決勝
久御山高校−京都学園高校
13時30分 太陽が丘球 ピッチ並 曇り


久御山          学園
−−−十一−−二四−−− −−−−−九番−−−−−
−−−−−十四−−−−− 十一−十番−−八番−六番
−−八番−十番−二三−− −−−−−七番−−−−−
十七−六番−−十三−四番 四番−二番−−三番−五番
−−−−−十二−−−−− −−−−−一番−−−−−

久御山については近畿大会のプログラムを基に書く。ただし信頼性は極めて疑わしい。ご存知の方、教えてください。学園については全く分からず。このカード、高校総体予選では準々決勝で当たり、0−0で引き分け、PKで久御山が勝ちあがっている。

久御山 監督:松本悟
GK 12 プログラムがMF登録なので信頼性ゼロ
DF  4 横畑慶太  3年 178・69 紫光SC 
   13 青木紘哉  3年 169・57 勧修中
    6 八田紘輔  3年 180・76 AC infini KYOTO
   17 澤田涼平  3年 163・51 ソレステレージャ奈良2002
MF 10 島優希   3年 161・52 ソルセウ
   23 山本蓮   2年 171・60 京都サンガFC
    8 下村育海  3年 169・61 ソルセウ
   14 大村英梨也 3年 169・59 京都サンガFC
FW 24 山口諒   2年 167・57 ラランジャ京都
   11 四方健介  3年 173・65 保津川イレブンFC

久御山は序盤からじっくり回し、学園が4−1−4−1からのカウンター狙い。9番がなかなか強く、10番と8番が素早くフォローし、守備も引いてコンパクト。久御山は回せるのだが突破がない。11分、スルーパスが11番へ、10番、23番とつなぐがカット。17分、学園カウンター11番がカットインし、一気に中に入った6番へ、スルーパスは通らず。19分にも学園、電光石火のカウンター、最後1対1が抜けず。19分、久御山、23番から8番へ、左45度バナナシュートはゴールポスト右10センチを通過。決定機。25分、久御山24番ロング、右に外れる。この時点で隣の陸上競技場から立宇治2−0桂という放送が聞こえる。久御山35mFK13番が狙うが壁。左CKへ。28分、久御山13番のスルーパスに11番裏へ突っ込むが届かず。直後にも4番のスルーパスに23番シュート、外れる。決定機。ここで立宇治3−0桂の放送が。学園、カウンター、ポストの上手い9番から11番裏へ、タッチが大きい。久御山も左CKをファーに合わせるが届かず。35分、学園、10番→8番→10番とつなぎシュート、右に外れる。超決定機。ロスタイムには9番が受けて8番ミドル、久御山GKキャッチ。決定機。前半終了。

シュート数6対3、CK数2対0、GK数2対5、クロス数3対0、ファウル数2対3。六分四分で久御山が押していたが、両者力関係を理解し、最適解を求めて妥協点上で厳しい勝負になる。久御山も学園も勝てる可能性を1パーセントでも上げようと、集中し、工夫が見える。

後半に入る。44分(40分ハーフ)、久御山、右CK,23番の右足、中に合わず。6分、久御山、左FK、短くつなぎ14番がスルーパスもカット。久御山11番→9番。やはり学園は引いて久御山の攻勢を耐えるがカウンターに行けない。57分、学園6番→17番。久御山8番→37番。60分、久御山、裏を23番がとり、右クロスはカットされ右CKに。中に入れてシュートのこぼれを押し込んだかと思ったらオフサイドで取り消し。62分、久御山、右クロスに24番シュートは弱い。決定機。学園も8番カットインもタックル受ける。学園8番は
攻守の切り替えの早い好選手。10番の運動量も凄い。64分、久御山13番足を攣る。そして同時に3人くらい倒れ込む。久御山にとってもタフなゲーム。66分、学園、8番キープか左でキープから右斜めに流れた9番へ左クロスが絶妙でファーに詰めるフリー17番にわずかに届かず。超決定機。69分、久御山10番のスルーパスに9番シュートもセーブされる。超決定機。71分、久御山、左ミドル左隅セーブ。決定機。左CKを4番ヘッド、学園DFライン上ブロック。超決定機。そのカウンター、学園9番に代わった19番が前を向きGKと1対1になりかけるがカット。19番もデカくてターンが鋭く、スピードもそこそこある。9番がポストプレー重視なら19番はフィニッシャーか。その左CKを学園3番ヘッド、上に外れる。決定機。34分、学園19番ポストから右へ展開、クロスに11番へ、カット。76分、久御山17番→5番。左サイドバック。79分、久御山、左CK、学園GKパンチミスをいつの間にか入った7番シュート、GKキャッチ。決定機。このパンチミスで学園GKは悪いイメージを持ってしまったのか……。40分、久御山、左FK、ファーで折り返すもGKキャッチ。43分、久御山、8番がターンからシュート、上に外れる。44分、久御山の放り込みに学園GKパンチミス、7番が叩き込み、ロスタイム4分に劇的先制点!結局久御山1−0学園で終わった。

後半シュート数は10対2、CK数5対0、GK数2対4、クロス数5対3、ファウル数5対5。ギリギリの勝負だった。久御山はエース14番が密集した守備の前に突破できず、シュートも撃てず。久御山はパスサッカーと言っても振り回して消耗させるほどではなかった。学園が最後までバランスを保った。力では若干久御山が上だったが、学園にも勝機はあった。ただ流れから言ってPK戦なら久御山が有利な気がしたが……。隣は立宇治3−0桂で終わり、ベスト4が出そろった。


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