私は関西学生リーグ1部を10校から12校に増やすのには否定的だった。関西の層がそこまで厚くないからだ。実際昨年まではまるで勝てないチームもあった。しかし今年の残留争いはレベルが高い。壊滅的に弱いチームなどないのだ。前期を見る限り同大は大丈夫だと思った。しかし今年は残留のレベルが上がり、厳しい順位にいる。決して悪いチームではないのだが。
関西学生リーグ後期第6節
大阪体育大学−同志社大学
11時30分 キンチョウ ピッチ良 晴れ
大体大 同大
−−−金−−−澤上��−− −−−岡村�◆殄鏡亅◆檗�
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
池上�∈絽�−−足立−安田��生部��佐々木−宮本−安井��
秋山�∈篷棔檗蘖�田�‖静牒…甲��∈篷棔檗殘氾牒E�邉��
−−−−−村上−−−−− −−−−−小出−−−−−
大体大 総監督:坂本康博
GK 1 村上昌謙 185/79 4年 草津東
DF 30 太田賢吾 180/70 1年 川崎フロンターレU−18
3 坂本修佑 183/76 4年・主将 初芝橋本
14 羽田昇平 178/78 1年 金光大阪
13 秋山拓也 184/72 2年 愛知産業大三河
MF 5 坂口豪 171/63 4年 セレッソ大阪U−18
18 足立拓眞 172/61 4年 久御山
9 安田圭佑 170/64 3年 京都両洋
6 池上丈二 165/60 2年 青森山田
FW 11 金亨勲 175/73 4年 安東
10 澤上竜二 181/76 3年 飛龍
リザーブ
GK 31 本田渉 183/76 1年 アルビレックス新潟ユース
DF 2 山口幸太 178/76 4年 四日市中央工
MF 16 中道竜太 173/67 2年 三重
17 後藤虹介 178/72 2年 飛龍
15 久保田駿斗 171/61 3年 長崎日大
8 山田貴文 173/65 4年・主将 日章学園
FW 35 中村優仁 3年 流通経済大学付属
同大 監督:望月慎之
GK 1 小出直紀 181/75 4年 渋谷幕張
DF 69 長谷知季 175/70 2年 奈良一条
5 免田朋己 179/68 3年 ヴィッセル神戸U−18
29 渡邉良太郎 1年 前橋育英
6 坂本拓人 177/69 4年 星稜
MF 11 生部麦 174/67 3年 桐光学園
8 宮本龍 174/69 4年・主将 山梨学院
33 佐々木陽介 163/60 4年 東北学院
30 安井修平 179/64 1年 東海大仰星
FW 18 俵石直哉 174/67 3年 大阪桐蔭
55 岡村悠矢 182/78 2年 暁星
リザーブ
GK 31 西浦翔 180/72 4年 セレッソ大阪U−18
DF117 岸田陵佑 185/78 2年 奈良一条
2 平田雄己 168/64 3年 滝川第二
MF 14 松井修平 171/64 2年 桐光学園
24 清岡恭祐 2年 松山北
FW 16 西村拓馬 161/59 3年 セレッソ大阪U−18
10 白石健人 170/68 4年 東山
大体大の池田竜太が中道竜太に名前が変わっている。同大は主力とみていたボランチの松井がベンチ。
立ち上がりから潰し合い。大体大は中盤に足立を入れ、ビルドアップを高めようとする意図があるが、同大が早目の潰しとファウルで止め、澤上にボールを入れさせず、クサビにならないので、後方でのパスが多い。9分、大体大、左クロスを��澤上オーバーヘッド、ブロックされ左CKに。同大の守備はゾーン。10分、大体大�佳�立のスルーパスに裏を取った��澤上撃てそうだったが同大�ヌ氾弔離船磧璽犬念鏥 �11分にも大体大�佳�立のスルーパスに��澤上左シュートも右に外れる。この日は意識の高い読売テレビ?の人が実況練習に来ている。サッカー中継の少ない関西では1の中継のために10の練習が必要なのだろうか?その人が17分、同大㉚安井がカットインから初シュート、と実況するが、どう見ても至近距離でブロックされていて、シュートのカウントしないのでは?このアナウンサー氏は熱意の割に用語をよく間違える。たとえばチャージとは肩をメインとするコンタクトプレーによる守備だが、コンタクトなしでもチャージと言っているし。21分、大体大、左FK、�γ咯紊留β�、��坂本ヘッド、体勢が崩れ左に外れる。25分、大体大、ついに��澤上のポストプレーから��安田の右シュートを��金にスルーパスの形になるが、DFカット。26分、同大サイドチェンジ、㉚安井がキープ、タメて㉙渡邉追い越し右クロスも誰もいない。28分、同大�┻榾椶虜牽達砲豊ヌ氾張悒奪匹皹Δ乏阿后7萃蟲 �34分、同大㉝佐々木のスルーパスに55岡村シュート、わずかに右上に外す。決定機。大体大�佳�立は抜群にうまい。大体大自体今期はフィジカル偏重のサッカーからパスも繋ぐ方向にやや舵を切っているので、左足で鋭いパスを出せる足立の存在は貴重だ。38分、同大�┻榾椒潺疋襪皀屮蹈奪�。39分、大体大�γ咯紊虜献�ロスを��澤上競り合うもクリアされる。42分、大体大、左CKここで��安田→㉟中村。安田は早かったが、徐々に消えていった。そのカウンター、同大、ロングシュート、左に外れる。GK余裕で見送る。前半は0−0で終了。
前半シュート数は3(1)対4(1)、CK数2対1、GK数5対2、クロス数7対2、ファウル数4対11。やや大体大ペースだが、同大も安定していた。安井は好きな選手だが、相変わらず右サイドに慣れていない。タテへの突破がなく、カットインのみなので、読まれていて、しかも無理なパスを狙いすぎる。ファンとしては得意の左サイドで使ってほしいが、プレーの幅を広めるために必要な苦しみかも知れない。左サイドなら自在の突破やシュート、クロスと武器が多いのだが。
後半立ち上がりもやはり潰し合い。両者なかなか形を作れない。53分、大体大�γ咯紊離�ックを�寡鏡丱悒奪鼻■庁謄薀ぅ鷯絅�リア。超決定機。54分、大体大55岡村→��白石。57分、大体大、右FK、これは逸機。しかし徐々に大体大が押し込む。62分、大体大、カウンターから�γ咯紊�左を抜け、1対1を仕掛けマイナスのグラウンダークロス、��澤上が左足で合わせ、決める。1−0。67分、同大㉚安井→��松井。場内放送が聞こえにくく、安井修平から松井修平と言われても判別できない。ビジョンがあったし、背番号でわかるけど。そのまま右サイドへ。大体大も�γ咯紜���久保田。同大は右の��松井を起点にパスが繋がり始める。一つには大体大の運動量が落ちたこともある。というか自制している。73分、大体大��澤上、強シュート、左隅を襲うがGKセーブ。改めて同大のGK小出はいい選手だと思った。まあ総合力では大体大・村上の方を買うが。しかしシュートストップの才能は天性のものだ。決定機。73分、同大�┻榾椶離�ットから��松井得意のスルーパスもGK飛び出してカット。74分、同大に警告?はっきりカードが見えなかった。76分、大体大��金が左足強シュートは左に外れる。80分、大体大�佳�立の左足「シュータリング」をGK小出弾く。これもナイスキーパー。直後に同大も�寡鏡个�ら��松井、俵石、松井とリズミカルに繋ぎ右クロスを��生部が右ドフリーでシュートも正面。超決定機。大体大GK村上の存在感が正面に撃たせたとさえ感じた。同大㉝佐々木→㉔清岡。83分、大体大、サイドチェンジを受けた��澤上が1対1を仕掛け左クロス、中で囲まれ撃てず。86分、大体大��金→�∧薪帖�88分、同大、誰かに警告。90分、同大�寡鏡弌▲撻米發納�けるが撃てず。結局大体大1−0同大で終了。
後半シュート数は5(2)対2(1)、CK数4対0、GK数1対1、オフサイド数1対1、クロス数4対3、ファウル数2対11、FK数1対1。やはり総じて大体大が押し気味だった。とは言え同大も最後まで秩序を保ち、統率されていた。
なお試合後後ろの席で杉山和穀さんが電話していたので話しかけた。会社員をしながら同大のコーチをしている。髭をたくわえて貫禄がついている。清商時代の話をすると「昔のことです」とか、同大が負けたことには「情けないです」とのこと。私は不甲斐ない負け方には映らなかったが、そもそも同大が残留圏争いしていることに納得できないのだろう。例年なら一つ二つ、明らかに弱い大学がいて、同大程度の勝ち点なら自動降格はないのだが、今年は激戦だから……。これが普通の12校リーグのあるべき姿だともいえるが。
第2試合に登場する大教大は負けがたいチームだ。つまり守備が固くセットプレーでも隙を見せない。先制点を取れば非常に強い。攻め手は多くないので、得点力は低いが。激しいプレスで中盤を封じる一方でクレバーでパワフルなバックラインが放り込みにも強い。前期は終盤戦に順位を上げた。やはり容易に降格するようなチームではない。
関西学生リーグ後期第6節
京都産業大学−大阪教育大学
14時30分 キンチョウ ピッチ良 晴れ
京産大 大教大
−−−松井� 飮位抬◆檗檗 檗檗歹�高�◆櫺聾境�−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
沖田−前田�◆歐�元−守安�ゝ彑キ∪沼次檗盜盡�−細川
米丸�4篷椨�−二宮�E鎮罩‥鎮罩E通遏歟羸将�長谷川
−−−−−射庭� 檗檗檗檗 檗檗檗檗歉庄梱�−−−−
京産大 監督:古井裕之
GK 21 射庭康太朗 182/74 1年 セレッソ大阪U−18
DF 48 田中敦稀 175/67 1年 東福岡
3 二宮竜平 178/70 3年 南宇和
16 岩本泰士 181/73 3年 洛北
14 米丸智幾 174/66 3年 大分トリニータU−18
MF 26 守安陸 170/62 1年 ヴィッセル神戸U−18
22 杉元義紀 4年 滝川第二
7 前田悠斗 175/74 2年 東山
15 沖田宗一郎 171/69 4年・主将 鈴鹿
FW 19 三木慎太郎 2年 履正社
13 松井慎太朗 180/69 1年 ヴィッセル神戸U−18
リザーブ
GK 1 水野竜 177/70 2年 大阪桐蔭
DF 25 伊井野克也 177/68 1年 ヴィッセル神戸U−18
MF 47 松田岳 173/62 1年 日章学園
27 竹之下修弥 175/67 1年 セレッソ大阪U−18
FW 11 坂本樹是 171/71 4年 久御山
10 木匠貴大 176/65 3年 初芝橋本
MF 9 美濃部寛貴 170/55 4年 野洲
大教大 監督:入口豊
GK 12 松浦祐樹 177/65 3年 広島皆実
DF 2 長谷川太一 176/73 4年 御影
25 中西健太 183/68 2年 千里
3 田野武史 180/70 4年・主将 千里
5 田中脩史 179/70 3年 広島皆実
MF 7 高見周吾 181/72 4年 夢野台
14 西村俊彦 172/63 4年 丸岡
8 細川勇介 167/67 4年 三島
26 久瀬恭平 170/62 2年 千里
27 日高恕保 180/67 2年 作陽
FW 10 河原陽 173/72 3年 千里
リザーブ
GK 1 久光悠馬 173/70 3年 作陽
DF 18 高橋悠 173/63 3年 千里
6 田中杏平 165/60 4年 広島観音
MF 23 小板健 178/71 3年 夢野台
13 梶浦心 165/55 4年 龍野
9 堀江修平 168/60 3年 神戸U−18
19 西野健太 170/62 3年 寝屋川
立ち上がり予想通り、大教大のプレスが京産大のパスを上回り、入りが良い。双方チャンスがないが、これは大教大の試合運びだ。11分、大教大、サイドチェンジから�┷拈遒�突破、�ヅ鎮罎�左足で蹴るも逸機。田中は左サイドで持ち上がったりフィードしたり、サイドを変えたりと、攻撃の起点になる。そしてロングボールに慎重のない��河原が競ることが多いが、しばしば無理目の体勢でファウルになる。14分には大教大が左CK。これは��西村が蹴る。17分、大教大�ヅ鎮罎魑�点に��西村が裏へダイレクト、身体でDFをブロックしながら��河原は突進し左足シュートが決める。0−1。21分、京産大、GKのキックから㉖守安が左フリーでクロス、中でカット。24分、大教大左の㉗日高が落とし�ヅ鎮罎魑�点に厚い攻め。��河原から右の�┷拈遒悄■餌丕韻鯑庸砲任�ず。25分、京産大左クロスを㊽田中右シュートも正面。角度がなかった。直後に大教大、相手DFのミスを拾った��河原が左クロス�┷拈酘庸砲皀�フェンスファウル。29分、京産大、左クロスをニアで競り合い、ファーに流れて㊽田中蹴りこむ。1−1。29分、京産大�鎧位擒���木匠。32分、京産大、左FK、これは大教大GK��松浦が好パンチ。京産大㊽田中の右クロスを��沖田左シュート、ワンタッチ有り右CKへ。これは沖田が左足で蹴る。45分、大教大左CK,��西村のキックを跳ね返したところを再び��西村入れるがクリア。結局前半は1−1で終了。
前半のシュート数4対2、CK数1対3、GK数6対1、クロス数3対4、ファウル数5対9、FK数1対1。全くの互角でした。
後半の立ち上がり、やはり大教大が猛烈なプレスに出る。出ばなをくじく入り方はなかなかのゲーム巧者だ。ノートには59分まで記載事項がない。高見の潰しと西村の運動量は凄かった。チームも組織立っていた。クレバーなチームが労を惜しまずフィジカルコンタクトを厭わなければ強い。しかし59分、京産大が左右左右と4連続CKを取り、ペースを握る。62分、その流れから右70度35mFK��沖田狙うも上に外れる。この苦しい時間帯、大教大は�E通遒�声を出し統率する。京産大では㉒杉元の判断力が見事だ。大教大�┷拈遒�ら裏へ��河原左シュートもブロック。66分、大教大��長谷川カットイン、人のいないコースを巧みに突き、��河原へシュート打てず。68分、大教大㉗日高→�垣礁遏F��發呂茲�走りフォアチェックを続けた。70分、いきなり大教大、左クロスを�垣礁逎椒譟次∈犬乏阿譴襦7萃蟲 �71分、京産大、ハーフ付近の何でもないFK、放り込むが大教大DFが何と処理ミス、待ち構えていた��木匠に渡り。ペナ内で右に持ち替えて左隅に流し込む。2−1。大教大はあまりにも痛い凡ミスだった。72分、京産大米��米丸のアーリークロスからループも右上隅に外れる。76分、大教大�ヅ鎮罐�ットインからスルーパスは届かず。77分、京産大��木匠カットからシュートはGKキャッチ。決定機。大教大㉖久瀬→��堀江。79分、大教大�ヅ鎮罎虜献�ロスをGKナイスキャッチ。直後にも大教大��堀江から��西村とつなぎ�ヅ鎮罎虜献�ロス、大外に�┷拈醉遒箸鍬�西村ポストプレーで踏ん張るが潰される。81分、京産大��沖田ダイレクトで中に入れるがカット。83分、京産大㉖守安→��坂本。84分、京産大��木匠が裏を取り��松井へ、フリーシュートはGKに当てる。超決定機。85分、大教大��長谷川→�温盒供�89分、京産大��沖田→㉕伊井野。90分、京産大��坂本に警告。故意にハンド。さらに杉元にも警告。故意に遅らせる。91分、大教大誰かに警告。91分、大教大㉖久瀬のFK、キャッチ。決定機。93分、京産大カウンターからシュートは大教大GK松浦がセーブ。決定機。結局2−1で終了。死闘でした。
後半のシュート数は10対5、CK数5対4、GK数3対3、クロス数4対1、ファウル数8対13。
戦力的に上回る京産大を大教大が万全の守備で封じたが、ミスからの失点で負けた。しかしその後のトピックの多さからも分かるように、大教大もあらゆる手を使って攻め続けた。中盤から前にすば抜けた選手はいない。しかしインサイドは身体を張り、両サイドは仕掛け続けた。細川も久瀬も特に突破力があるわけではないが積極性が相手の守備意識を高めさせ、引かせた。バックラインも田中はいいキックを持っているが、スピードは並だし、CB陣は高くて鍛えられていてクレバーだが、仕掛けられると弱そうだ。それでも組織力でここまで出来ることを証明した。こういうチームは1部リーグに一つあると刺激になるので残留してほしいのだが。