| 2014年10月11日(土) |
全女関西予選準決勝 高槻ーハリマ 姫獨大ー大商 |
全女は予選にチャレンジリーグ勢が参加する。シードされ準々決勝からの登場で、こちらの山は高槻とハリマが順当に勝ち上がった。一方の山はC大阪とバニーズが敗れたのだが……。
皇后杯全日本女子選手権関西予選準決勝 スペランツァFC大阪高槻−ASハリマアルビオン 10時 神戸レディースフットボールセンター ピッチ人工芝 晴れ
高槻 ハリマ −−−齋藤−−巴月−−− −−−町田−−中塚−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 成宮−虎尾−−丸山−吉村 籾井−杉山−−今井−齋藤 平野−秋葉−−壷井−畑中 江上−−南−波佐谷−山口 −−−−−石川?−−−− −−−−−杉本−−−−−
高槻 監督:本並健治 GK 20 石川優? DF 2 畑中美友香 166/53 96.06.28 FCヴィトーリア 3 壷井綾子 157/51 89.05.15 岡山湯郷Belle 4 秋葉夢子 161/52 87.03.12 岡山湯郷Belle 6 平野聡子 169/58 86.11.20 日本体育大 MF 5 吉村碧 157/50 93.08.13 武蔵丘短期大学 14 丸山桂里奈 163/56 83.03.26 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 9 虎尾直美 158/54 86.03.19 神奈川大学 7 成宮唯 154/45 95.02.22 ベガルタ仙台レディース FW 28 巴月優希 164/56 95.02.22 FCヴィトーリア 16 齋藤敏子 156/55 90.11.19 ジュブリーレ鹿児島
ハリマ 監督:田渕径二 GK 21 杉本葵 166/62 91.07.12 大阪体育大 DF 19 山口紗矢 162/55 91.10.27 FC吉備国際大 3 波佐谷灯子 163/54 88.05.03 アルビレックス新潟レディース 26 南千穂 91.02.20 5 江上成美 162/52 88.06.22 姫路日ノ本短期大学 MF 13 齋藤愛 147/46 92.09.04 姫路日ノ本短期大学 25 今井まゆら 152/45 93.05.11 姫路日ノ本短期大学 8 杉山祐香 160/53 88.10.25 1.FCケルン 17 籾井美香 165/58 91.02.26 姫路日ノ本短期大学 FW 7 中塚理加 159/50 90.03.10 つくばFC 20 町田朱里 167/65 93.12.02 武蔵丘短期大学
高槻のGKは確かに背番号20だったと思うが、石川優はFW登録。だから真偽は不明。ハリマの田渕監督は旧姓花垣の名前で徳島(旧大塚製薬)でプレーしていた。ハリマは日ノ本学園高、姫路日ノ本短期大学の上部組織といったところ。
高槻は立ち上がりから飲んでかかる。いきなり1分、右から突っ込んだ�サ搬爾�切り返し左足で左上にシュート、決まる。1−0。高槻はCBコンビが小柄だがボールを動かし続け、ハリマの前線のプレッシャーをもろともしない。両SBは高い位置に押し上げ、��虎尾が引き気味で組み立てに加わる。��丸山はどんどん飛び出し、㉘巴月がサイドに流れると、サイドハーフが中に飛び込む。10分、�違憩�が裏を取って右シュート、アウトにかかって右に外れる。決定機。13分、�Ю�宮が左でタメて�κ震邵献�ロス、�違憩�が正面でシュートも右に外れる。超決定機。成宮はU−17代表時代には徹底的にドリブラーだったが、キャプテンながらもコーチングとか自己主張できず、孤立気味だった。トップ下ドリブラータイプだが、フラットな4−4−2ならボランチとしては守備力が低く、FWとしてはパワー不足。だから左ハーフとして開花してほしいと思う。まあ開花すれば仙台レディースに戻る運命なのだが。高槻両サイドバックはフィジカルが高く、技術的にも安定していて能力が高い。畑中は体格と守備力があるためCB起用されたりしていて、私が適性ポジションと信じる右サイドバックとして開花するのが遅れるかと思っていたが、この日はCBコンビが小柄にもかかわらず、右サイドバック起用で安堵している。主将の佐藤が外れたのは怪我か?佐藤も適性ポジションがわからない。体格があるのでCBか?でも攻撃能力の高い選手だし。巴月も上背あるけど本来突破力のある選手だし、CFではなく右ハーフだと思うのだが。まあチーム事情でしょう。14分、高槻、タテ一本から�違憩�が抜けるもGKに当てる。14分、右70度27mFK、虎尾が狙うも弱くてキャッチされる。高槻は直接のキッカーがいないなあ。17分、高槻��虎尾の右CKにハリマGK㉑杉本キャッチミスも何とか抑える。18分、ハリマのイージーな横パスを高槻、㉘巴月がカット、ミドルは左に外れる。本来巴月あたりがFK蹴れれば大きいのだが。22分、高槻��丸山から�違憩�再び��丸山へ、GK飛び出しブロック。このあたり二人の頭の回転の良さ、息の合ったコンビネーションが出た。25分、高槻、ペナ右でFK、��虎尾の緩いボールはGKキャッチ。28分、高槻�Ю�宮がタメて�κ震邵献�ロス、�違憩�シュート、GK㉑杉本セーブ。決定機。しばらく膠着。ハリマはべた引きで耐える。しかし37分、高槻スルーパスに�Ю�宮が上手く呼び込んで裏を取り1対1、シュートはサイドネット。超決定機。ハリマ㉕今井が突っ込むが高槻�D朧罎�正確なスライディングタックル、もちろんノーファウルだが、今井はよけず、負傷。担架に運ばれ、顔をずっと押さえている。すぐに㉓北川和香菜(姫路日ノ本短期大学)投入。38分、高槻㉘巴月、カットインからループ、決まって2−0。45分ハーフの前半はスコア動かず、2−0で終了。今井の怪我が重そう。膝に氷巻いている。そして顔を抑えたまま。
前半シュート数11(7)対1(0)、CK数5対2、GK数0対4、クロス数3対0、ファウル数2対3。一方的に高槻ペースなことがわかる。
後半開始。47分(45分ハーフ)、右CK、��虎尾がニアに入れたボールが��畑中に合い、高いヘッド、決まって3−0。50分、高槻の集中が一瞬途切れたところにハリマ㉓北川左シュート、決まって3−1。58分、高槻��丸山→�暇榲勅售�(大阪体育大)。60分��虎尾の右CKに、こぼれを�κ震逎好薀ぅ妊�ングシュート、決まって4−1。両者の力の差、試合展開から勝負あり、と思った。ハリマ㉓北川→�粟虱娜犹辧壁穎�日ノ本短期大学)、��齋藤→��小谷野優(姫路日ノ本短期大学)。67分、ハリマ�環�田のパワフルなミドル、バー。68分、ハリマ�┸�山に警告。ラフ。高槻、㉘巴月→��島村裕子(TASAKIペルーレFC)。高槻は布陣を大きくいじる。↓の通り。
高槻 −−−−−島村−−−−− 齋藤−成宮−−虎尾−吉岡 −−−−−本田−−−−− 畑中−秋葉−−壷井−吉村 −−−−−石川?−−−−
79分、高槻�違憩�→㉒高谷美里(東京女子体育大)。83分、高槻��虎尾→㉓遠山さゆり(清水第八プレアデス)セットプレー担当を引き継ぐ。89分、�Ю�宮、左からカットイン、シュートはサイドネット。結局高槻が4−1で圧勝する。
後半シュート数は5(3)対1、CK数4対1、GK数3対4、クロス数2対3、ファウル数3対5。
この試合で思ったのは本並監督のポゼッション志向のサッカーは格下のチャレンジリーグ相手だと有効だということ。最終節、ノジマに引き分ければ事実上昇格が決まる。ただしなでしこリーグ時代は格上相手に無謀にもポゼッションサッカーを志向して失敗した。本並監督には自分の美学・哲学とともに滅びるのではなく、勝つサッカーをしてほしいものだ。監督として成長していればいいのだが。バックラインは本来大柄で技術もある選手が揃っているのだから、楽しく攻めるサッカーではなく粘り強く守るサッカーをしてほしい。
全日本女子選手権関西予選準決勝 姫路獨協大学−大商学園高校 12時40分 神戸レディースフットボールセンター ピッチ人工芝 晴れ
姫獨大 大商 −−−二八−−七番−−− −−−七番−−九番−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 六番−十番−−八番−二一 八番−二十−−六番−十六 二九−十六−−三番−二二 二番−三浦−−四番−五番 −−−−−三一−−−−− −−−−−一番−−−−−
選手名は不明。ただし大商10番はU−18女子代表の三浦桃。
立ち上がり、大商がやや上回ると思った。CBコンビの三浦は左足、4番が右足フィードが素晴らしいし、守備力も高く、上背もある。20番のキック精度の高さ、6番の守備力、大柄な9番のパワードリブルなど武器も多い。しっかりつないで崩せる。対する姫獨大はすでに女子インカレ出場を決めているし、大体大を破って勝ち上がって全女出場を決めているので、力があるのは間違いない。しかし技術がない。CBが守備力、特にカバーは凄いが、奪ったら蹴るか、極めて簡単なショートパスだけ。8番もシンプルにはたくがパスはぶれる。21番はパワードリブルが得意だが大ざっぱ。一番技術のある10番は判断が遅くボールロストが多い。しかししばらく見ていると、姫獨大は自分たちが出来ること、出来ないことを分かっていて、「決断」していることに気が付く。無責任なプレーはせず、勝負パスを出しているし、大商との力関係を見極め、何が一番相手にとって脅威かよく考えている。そして12分、左の6番が8番と判断の早いワンツーで左フリー、クロスに28番が流し込む。1−0。大商は支配しつつシュートが打てない。特に9番はポテンシャルがありながらシュートの決断が遅い。おそらく姫獨大と違って出来るプレーの選択肢が多いから、「決断」出来ないのだろう。パワードリブルでゴール前に運んでも囲まれて奪われる。姫獨大は27分には7番、36分には左CKから再び7番がヘッドで決定機を迎える。終了間際に22番→24番。結局前半は1−0で終了。
ハーフタイムで姫獨大、7番→11番。ボランチに入り8番がトップ下の4−2−3−1に組み替える。
後半の入りも姫獨大がいい。45分ハーフの49分、姫獨大21番から左の6番へ、クロスに大外の28番、右から左足シュート、ファーサイドネットに決まって2−0。その後も姫獨大ペースは続く。大商ベンチ、「シミズ、上げて」の声で13番アップを上げ、6番→13番。さらにいつの間にか3番もイン。右サイドバック。5番右CB、4番左CB、10番ボランチ8番右ハーフ、13番、左ハーフ。11番FW。↓の布陣。
大商 −−−九番−−十一−−− −−−−−−−−−−−− 十三−三浦−−二十−八番 二番−四番−−五番−三番 −−−−−一番−−−−−
大商は三浦が上がってキープ力と突進力を活かす形。姫獨大も6番→2番、21番→23番。23番が1トップの28番シャドー。16番右ハーフ。11番と10番のボランチに。68分、」大商、サイドチェンジから13番左シュート、右サイドネットに突き刺さる。2−1。72分、大商16番→11番。82分、大商8番が切れ込み三浦へ、シュートはGKキャッチ。決定機。84分、大商9番→19番。9番以上に高い選手。当然パワープレー要員のはずだが、大商はつなげてしまうのでベンチの意図を理解せず、というか自分たちで判断してだろうが、繋いでしまい19番の高さを活かせない。結局姫獨大が逃げ切り、2−1で勝利。決勝に進出した。
決勝の相手は高槻。まず勝算はないだろうが、厳しい相手にどう戦うか、考える頭が姫獨大にはある。書いている時点で決勝は台風で延期され、開催されてないが、姫獨大なら奇跡も起こせそうな気がする。
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