サッカー観戦日記

2011年11月28日(月) 女子インカレ第3日その2 大体大−関園大 神大−武短大 




全日本大学女子選手権第3日  
大阪体育大学−関東学園大学
12時50分 堺NTC S2 ピッチ良 晴れ

関東学園大は「関学大」を自称することが多いが、それでは関西学院大と区別がつかないので、ここでは関園大と略称表記する。漢字で三文字表記、または発音で四文字+大学が私の中での基準だ。日ノ本短大は「ひのたん」と呼ばれるから、日ノ短大と表記するのが普通だろうが、日短大と表記したのも同じ理由だ。後述するが、「むさたん」と呼ばれる武蔵丘短大も武短大と表記する。

大体大          関園大
−−−−泊−−佐藤� 檗檗 檗檗歹醋遶◆欟極椨◆檗�
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
本田��石川�◆櫺�本��加藤�|翅辞〆拊�−−冨山�B舂き�
酒井−倉本��−松岡�‥鎮罩Jヾ櫚�内海��−山本�∪篤�
−−−−−杉本�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗欹粥耕抬�−−−

大体大 総監督:坂本康博 監督:石居宣子
GK  1 杉本葵   164/60 2年 日本航空高
DF  2 田中由女  159/53 3年 大阪桐蔭
    3 倉本あや  158/53 3年 広島文教女子大附
    5 酒井望   155/51 4年 福井工業大附属福井
   12 松岡沙由理 158/59 1年 神村学園
MF  4 加藤みづほ 158/52 1年 福井工業大附属福井
    6 岡本莉奈  161/56 2年 日本航空高
   10 本田紗希  150/48 3年 宇和島南中等教育学校後期課程
   11 石川優   166/60 2年 福井工業大附属福井
FW  8 佐藤莉奈  158/56 1年 大阪桐蔭
    9 泊志穂   152/49 4年・主将 名古屋FCレディース

関園大 監督:山口重信
GK  1 佐々木友美 167/61 3年 広島文教女子大附
DF  2 山本茄奈  163/54 2年 湘南学院
    3 内海結依  163/58 3年 成立学園
    4 斉藤仁美  155/51 4年 本庄第一
    5 福丸智子  155/52 2年 鳳凰
MF  6 冨山瞳   163/59 3年 藤枝順心
   10 細谷奈菜  151/52 4年・主将 日立第二
   14 中村ゆしか 156/49 1年 藤枝順心
   15 大里希   162/50 1年 太田市立商業
FW  8 南野亜里沙 156/50 2年 岡山県作陽高
    9 橋本舞   161/46 2年 浦和レッドダイヤモンズジュニアユースレディース

大体大、杉本・泊は11年の全日本女子学生選抜。杉本は09年スーパー少女プロジェクトにも選ばれている。岡本は関西学生女子選抜。

関園大では佐々木・山本・冨山・橋本・南野が東関東選抜。中村は11年U−19代表、南野は06年U−15代表候補に選ばれている。


2日目までの成績は大体大が8−0北陸大、6−0仙台大、一方関園大は3−1仙台大、5−0北陸大だ。引き分ければ得失点差で大体大が勝ち上がる。関園大は必勝の体勢だ。

開始0分、大体大・石川の35mロングがいきなり決まって、1−0。関園大も7分��橋本から右の��南野にスルーパスが通り、フリーでのシュートはGK正面。決定機。13分、関園大�ナヾ櫃虜献�ロスを��中村が難しいダイレクトも正面。決定機。このあたり大体大が受けに回ってしまい、関園大が押しに押す。14分、関園大�ι抻海�右足で左CKを入れる。しかしミスキックで逸機。18分、関園大��橋本がペナ手前で急加速、突破して右シュートを左隅に決める。1−1。直後にも関園大40mFKを放り込むがGKとぶつかりファウル。大体大�┷監�はバネがある。37分、関園大、ミドルも正面。41分、大体大、��本田の左CKを��石川ヘッドも上に外れる。結局前半は1−1で終了。

手元集計でシュート数4対3、CK数2対1、GK数4対4、クロス数3対4、ファウル数3対3。互角の数字が並ぶ。やや関園大が押していたが、攻めきれず。両者決定的なストロングポイントがないので、決定機数は伸びない。関園大・�ι攣海領篭�い守備や大体大�Σ�本の好フィードは光った。��中村は快速だがスペースを潰されていた。

ハーフタイムで大体大��石川→��鵜飼沙紀。

後半は大体大が徹底的にスペースを潰す策に出て、試合は動かず。13分、大体大�ゼ魄罎�左突破、関園大�だ篤�が倒し警告。その左FKに�Σ�本飛び込むが触れず。惜しい。17分、関園大35m正面FK、�ι攣海�裏に出すが触れず。19分、大体大�Σ�本が右クロスをミドルもブロック、スライディングも届かず。20分大体大�Σ�本、中盤でファウルし警告。35mFKは�ι攣海�ら��中村がヘッドで勝つがゴールラインを割る。23分、大体大��泊が右深く切れ込み、��鵜飼が正面で決定的シュートも弱い。27分、大体大カウンターから��泊がスピードに乗って一人で突っ込み左から中へ切れ込んでシュートも正面。決定機。こう着状態からやや大体大ペースに。35分、関園大右クロスのニアでつぶれるが大体大DFブロック。右CKはファーに速いボールに飛び込むも上に外れる。決定機。37分、関園大タテ一本、��大里に大体大DFも体を寄せシュートは右に外れる。決定機。39分、大体大カウンター、佐藤から上手くスルーパス、��鵜飼に通るが、関園大GKよく出てシュートブロック、こぼれを�Σ�本シュート、これもブロック。決定機。けっきょく1−1でタイムアップ。大体大が辛くも準決勝進出を決めた。

後半シュート数5(4)対5(2)、GK数6対1、クロス数3対8、ファウル数3対5。互角といえば互角だが、大体大のゲームプランどおりという印象が強かった。関園大も決定機は作ったが、大体大を押していたとは言いがたい。両チームのキーマンの6番や泊・中村といった目立った選手もいたが、あまり個性を前面に出していないチームという印象。

なお同時刻に行なわれた試合は北陸大0−3仙台大だった。

公式記録




全日本大学女子選手権第3日  
神奈川大学−武蔵丘短期大学
14時30分 堺NTC S5 ピッチ良 晴れ

神大           武短大
−−−長田−−水島−−− −−−斉藤� 歐�山�◆檗�
−柴田��−−−−−鶴見�◆ 檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗�
−−−神山��−桑原−−− 宇地原�〆筝��〆粥耕抬_勺雖�
五ノ井��大谷−加藤−児玉 黒濱�¬�田�◆歟翅辞�大谷��
−−−−−水谷−−−−− −−−−−嶋田�◆檗檗檗�

神大 監督:鎌田俊司
GK  1 水谷綾香  175/68 4年 藤枝順心
DF  2 加藤茜   161/52 4年 桐陽
    3 児玉奈々  171/63 4年 埼玉栄
    4 大谷志帆  168/58 4年 豊津女子フットボールクラブ
   20 五ノ井葵月 165/52 2年 広島文教女子大附
MF  5 桑原由恵  157/52 4年 横須賀シーガルズFC
    9 神山典子  159/54 3年 埼玉栄
   11 鶴見真里奈 156/46 2年 埼玉平成
   16 柴田真奈未 149/51 3年 大阪桐蔭
FW  8 水島久美  163/56 4年 湘南学院
   10 長田いづみ 170/60 4年・主将 桐陽


武短大 監督:河合一武
GK  1 嶋田萌   161/51 2年 都立晴海総合
DF  2 柳田詩織  164/58 2年 神村学園
    4 黒濱佳奈子 162/53 2年 聖和学園
    5 宇地原奈央 162/54 1年 琉邦クラブ
    6 中村美希  164/53 2年 聖和学園
   18 大谷絵里奈 161/52 2年・主将 湘南学院
MF  7 佐々木繭  159/51 1年 聖和学園
    8 阪口萌乃  158/53 1年 藤枝順心
   10 杉山貴子  158/51 2年 常葉橘
FW  3 斉藤夏美  168/62 1年 聖和学園
   11 下條彩   157/56 1年 MELSA熊本フットボールクラブアマール

神大では水谷と桑原が西関東選抜、長田がユニバー代表。

2日目までの結果は神大が5−2武庫女大、5−1愛短大に対し武短大が3−2愛短大、1−1武庫女大。神大は引き分けでも許されるのに対し、武短大は必勝である。

0分、武短大、�┷絽�の左CKをショートでつなぎ、下條がヒールで落とし、�┷絽�が左クロス、�す�濱がヘッドを決めて0−1。直後にも武短大、裏に突っ込んだ��斉藤に対し、神大GK�/綯�が果敢に飛び込んでキャッチ。神大・水谷は体格に恵まれ、キャッチングが安定していて勇気もあるいいGK。高校からサッカーを始めたということなので、向上の余地はあるが好素材。特に空中戦で体格があるのでぶつかられても安定しているのがいい。�絢禿弔�快速アタッカー。武短大はじっくりパスを回し、撃てるところでも、より完璧な崩しを目指して回す。攻撃的なチームだが、シュートへの積極性が足りないと思った。24分、神大、左CKで��鶴見が右シュート、こぼれをシュートするも枠から外れる。27分、武短大、�┷筝�の左CKのこぼれをシュート。神大はエース長田になかなかつなげず。高さもスピードもあり、技術的には荒いが、動き出しにも優れた好素材、と言うことは1年生の頃からいっていた気がするが、4年間で思ったほど伸びなかった。技術的なベースが以下に大事か、と言うことを痛感させられる。早大の大滝と並ぶ大学サッカーを代表するストライカー。30分、武短大、下條が右CKを左足で直接狙う。神大も直後に左CKをパンチされたところを��鶴見シュート、上に外れる。30分。武短大、右から得意の細かい崩し、下條から杉山へラストパス、フリーでシュートも弱い。超決定機。31分、神大��児玉→�過通暖�幸。33分、武短大、サイドチェンジ、DF交わして��下條へ、切り返して左足シュートはブロック、右ミドルは右に外れる。結局前半は0−1で終了。

前半シュート数4対5、CK数4対4、GK数1対3、クロス数3対8、ファウル数3対3。武短大が支配するも押しているというほどでもなかった。神大は両サイドハーフが高めのポジションを取り、突破を狙うも数的不利に陥り、実らず。

後半2分、神大�┸綸腓虜牽達砲鬮�長田がニアで逸らし、�ぢ臙�がヘッド、�絢禿弔�押し込む。柴田の前で既にゴールライン割っていたようで、記録では大谷のゴール。1−1。5分、武短大��下條右クロスが右隅に飛ぶがGK�/綯�ナイスセーブ。やはりいいGKだ。直後に神大�絢禿弔�左で1対1を突破、左クロスはブロック、GK抑える。15分、神大��鶴見→��牟田佳織。17分、武短大右クロス、�ケ�地原正面シュート、上に外れる。決定機。25分、神大�┸綸腓�ヘッドで後方に逸らし、長田シュート、弱い。22分、神大、長田が右を突進、2人がかりで止める。この時間帯、武短大がバテて、スペースが出来、長田が活き始める。29分、神大・長田の突破、武短大�γ翅嫉澆瓩襦6譴靴ぢ寮�でのクリアは�┸綸腓�カット、突っ込むがこれも武短大カット。31分、武短大�ケ�地原→25関根 亜吏沙。32分、神大�絢禿帳�瀬川邑那。33分、神大の選手が「あと何分?」と聞く。ピッチ脇にはデカイと佳も出ているのだが(笑)。38分、武短大、GKにバックパス、これに長田が突っ込み、どてっ腹でロングキックを喰らい倒れる。すぐに復帰。結局1−1でタイムアップ。神大が準決勝進出を決めた。

後半のシュート数は3対3、GK数4対1、クロス数2対2、ファウル数2対2.試合をクローズさせた神大のゲーム運びの上手さが目立った。武短大はフィジカル負けして、細かいパスワークに頼らざるを得なかったが、シュートチャンスでもつなぐことに固執して得点できなかった。短期大学のつらいところだ。神大ではやはりFW長田とGK水谷のスケール感が目立った。上のカテゴリーでもプレーを続けて欲しい選手。

もう一方の試合は武庫女大5−0愛短大だった。愛短大は決して弱いチームではないが、初戦で力尽きたのかな?

公式記録

今大会は昨年ほどではないが、優勝を狙えるチーム、ベスト4を狙えるチームが以前よりだいぶ増えていることを示した。首位決戦は4グループとも引き分けだし、1試合平均5失点差をつけられたチームは姫獨大、北陸大のみだった。姫獨大も健闘したゲームもあったし、福岡大も粘りを見せた。地方勢が各地の高校と同等の力を身につける日も遠くないかもしれない。3位のチームも武庫女大や静産大、尚美大は力があった。徐々に勢力地図は広がってきている。レベルの高い高校女子サッカーOGが地域の大学に進むことで、今後劇的に力をつける可能性もありそうだ。仙台大なんて面白いと見ているのだが、どうなるでしょ?


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T.K. [MAIL]