| 2011年08月09日(火) |
全日本女子ユース(U−15)第1日その2 |
第3試合は北海道で圧倒的な実績を誇る、クラブフィールズ・リンダ(元札幌リンダ)と新潟レディースの下部組織として大会の常連の新潟U−18である。リンダは昨年ベスト4、新潟も2勝1敗の好成績で惜しくもグループリーグ敗退だった。
全日本女子ユース(U−15)グループリーグC組第1戦 クラブフィールズ・リンダ−アルビレックス新潟レディースU−18 13時 S2 ピッチ良 晴れ
リンダ 新潟 −−−松村� 歐径陝檗檗檗 檗檗檗檗歉�野� 檗檗檗� −−−−−上村−−−−− −平澤−−瀧澤−−藤井− −−上山��吉竹��高畠−− −−−山嵜−−瀬倉−−− 堀尾−佐藤�◆歸敞遏殍楷屐|單牒�橋本−−渡邉��中村�� −−−−−大宮司−−−− −−−−−高橋�◆檗檗檗�
リンダ 総監督:後藤政実 監督:布川久実 GK 1 大宮司春菜 168/58 3年 DF 2 佐藤優希 158/47 2年 11 堀尾彩花 149/44 3年 14 土肥桃子 160/50 3年 28 本間麻椰 158/45 3年・主将 MF 3 吉竹茉衣子 163/49 2年 5 上山沙枝 154/43 2年 7 上村咲菜 162/47 3年 24 高畠早奈恵 152/43 3年 FW 35 松村はるか 150/38 1年 30 新宅珠奈 150/43 3年
新潟 監督:上村敏 GK 21 高橋智子 164/59 2年 DF 2 橋本祥子 158/54 3年 3 渡邉莉菜 165/54 2年 4 池田玲奈 160/44 2年 5 中村栞 160/46 2年 MF 6 藤井つむぎ 150/48 3年 7 平澤果鈴 152/46 3年 10 瀧澤莉央 154/42 3年 11 山嵜菜央 152/45 3年 14 小野秋香 153/39 1年 FW 8 瀬倉春陽 165/58 3年
試合はシュート数の少ない渋い展開。リンダ・上村さんは素晴らしいドリブルテクニックがある。新潟では瀧澤さんの上がってのプレーや、山嵜さんの飛び出し、小野さんは前線で動き回り、形を作るがスタミナがないのか、何度も入ったり出たりしている。リンダは北海道文教大学明清に人材を送り込んでいるだけあって、基本がしっかりしている。対する新潟はトップチームにはほとんど人材を送り込んでいないが、これからは下部組織として力になれるだろう。
ロスタイム、新潟、��瀧澤さんがためて、山嵜さんにパス、左上隅に決めて0−1。結局これが決勝点だった。
公式記録
もう一方の第3試合は常連の橘中と千葉だ。後半はこちらを見る。千葉はU−18というくくりのはずだが、今大会はU−16の名称で参加している。オフィシャルにも記載はないが、今後細分化して育成にあたるのだろうか。橘中は中学部活としては早くから強化していた。前半は0−2。
全日本女子ユース(U−15)グループリーグC組第1戦 常葉学園橘中−ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU−16 13時 S4 ピッチ良 晴れ
橘 千葉 −−−日野−−小針−−− −−−佐藤−−田中−−− −−−−−鈴木−−−−− 大矢−−−−−−−−平川 −−東原�∪�野−平松−− −−−村島−−安藤−−− 大石−長坂−−栗冠−山中 豊田−馬場−−井原−大賀 −−−−−寺尾�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗飮位據檗檗檗檗�
橘 監督:杉本あすか GK 1 寺尾莉樺 164/70 2年 DF 2 奥山沙和子 160/50 3年 4 長坂奈菜美 171/59 3年 5 大石つくし 153/43 3年 10 粟冠美桜 158/49 3年 MF 6 山中沙織 159/51 3年 7 浅野奈々瀬 163/43 3年 12 東原彩帆 154/46 2年 14 鈴木千尋 149/40 3年・ゲーム主将 FW 8 日野李保 158/48 3年 9 小針舞夏 168/52 3年 HT 奥山→平松希望
千葉 監督:上村崇士 GK 1 三木良美 161/63 3年 DF 11 大賀理紗子 164/50 3年 3 馬場麻友華 162/54 2年 7 井原美波 165/53 3年 MF 6 村島絵里 157/57 3年・主将 10 大矢円佳 164/50 3年 12 平川真菜 153/42 3年 8 安齋結花 153/48 3年 FW 13 佐藤萌 156/47 2年 14 田中萌子 161/53 3年 DF 18 並木彩香 162/53 2年
HT 18並木→2豊田楓
千葉が体格を生かしたプレーで攻勢を握る。スペースがあればドリブルで突っかけ、DFが体を寄せてもビクともしない。村島さんや大矢さん、田中さんのパワーは見事。橘は大苦戦も数で囲んで耐える。そして7分、右CKで鈴木さんのキックを日野さんがニアでヘッド。1−2。橘は細かいサッカーも、千葉の当たりの強さの前に終始苦戦。後半のシュートは一本だけだった。結局1−2でタイムアップ。
公式記録
なおこのグループは新潟が3連勝で突破。
第4試合は前年度準優勝の青崎が登場。鳴門とはグループリーグで対戦し、6−0で一蹴している。鳴門は昨年3連敗でグループリーグ敗退。四国のレベルからいって、今年も苦戦は避けられまい。
全日本女子ユース(U−15)グループリーグD組第1戦 青崎サッカークラブHanako Clover's−鳴門ポラリスレディースフットボールクラブ 14時30分 S3 ピッチ良 晴れ
青崎 鳴門 −−沖土居� 歙邵蝓檗檗檗 檗檗歉�森−−瀬尾�◆檗� −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 斉藤−神田�◆歸亙奸殄霏辞∈�部�〇埓キ◆殘靆遏欅羮絖� 岩佐�〇�玉�◆櫺鰐遶�安部 山下�_�野−−平島��玉谷�� −−−−−富澤�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗歟翅次檗檗檗檗�
青崎 監督:戸根徹典 GK 21 富澤絵利 154/49 2年 DF 3 児玉涼 161/55 2年 14 安部里奈 162/55 3年 16 河野由華 157/39 2年 12 岩佐莉奈 150/36 1年 MF 10 神田若帆 149/41 2年 11 武村菜緒 151/42 2年 13 斉藤礼佳 157/45 3年 15 渡辺薫乃 158/46 3年 9 川��咲耶 153/42 3年・主将 FW 5 沖土居咲希 150/39 1年
鳴門 監督:八田雅文 GK 5 中村神菜 154/46 3年 DF 3 岡野優 160/55 3年・主将 4 平島寧々 153/51 2年 9 笹部杏奈 151/44 1年 17 玉谷優衣 162/50 1年 MF 7 市瀬菜々 153/42 2年 10 矢野くるみ 152/42 3年 15 瀬尾優穂 166/52 2年 16 井上恋 154/43 1年 FW 2 山下渉楓 146/45 1年 11 小森碧伊 156/46 3年
到着時1−0。序盤から青崎の猛攻が続く。10分、渡辺さんの左クロスを沖土居が巧みにコントロールして決める。2−0。ハーフコートマッチだが、鳴門は2トップが強力。小森さんのワイルドな突破、瀬尾さんのポストプレーと2トップでカウンターに持ち込めるところが売りだ。21分、青崎・川崎さんが相手からカット、持ち込んで決める。3−0。25分、鳴門はカウンターから小森さんが強引に加速して突破、決めて3−1。結局前半は3−1。青崎は守備は結構脆い。川崎さんの高いテクニックを生かした攻撃が光る。公式で前半のシュート数13対1というワンサイドだが、鳴門はカウンターに全てを託す。
公式記録
後半からはピッチを移す。前半は大分0−0世田谷。大分は九州リーグ参加で大人のチームとユースチームを分けていない。とはいえ事実上の下部組織といっていいだろう。世田谷はトップがチャレンジリーグ参加。その下部組織が今大会に参加している。
全日本女子ユース(U−15)グループリーグD組第1戦 大分トリニータレディース−スフィーダ世田谷FCユース 14時30分 S5 ピッチ良 晴れ
大分 世田谷 −−−−−目原� 檗檗檗檗 檗檗欹監�−−渡辺−−− 安藤−桜井−−五嶋−川野� 檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗� −−−−−八坂−−−−− 海老沢−桜庭−鎰谷−吉田 稲富�\尭�−−木原−渡邊 大竹−村上−−千田−船附 −−−−−安部�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗歙侈遏檗檗檗檗�
大分 GK 16 安部ちひろ 153/43 2年 DF 2 清藤優美子 156/45 3年 3 木原知佐 166/53 2年 4 渡邊夏花 160/42 3年 6 稲富若菜 150/36 1年 MF 7 安藤ゆき 159/43 3年 10 八坂芽依 153/37 3年・主将 11 桜井由衣香 154/39 3年 22 川野陽菜 152/41 1年 9 五嶋京香 155/41 3年 FW 8 目原莉奈 150/42 1年
世田谷 GK 16 石野妃芽佳 161/44 3年 DF 8 井上愛 157/48 3年 11 大竹珠来 154/43 3年 17 千田日向子 165/49 3年 22 村上朱音 158/47 3年 MF 9 海老沢桃子 158/47 3年 12 鎰谷佳恵 158/48 3年 13 桜庭里紗 158/45 3年 FW 14 佐藤美月 172/55 3年 26 渡辺亜由美 166/53 3年 59 吉田こはる 157/49 2年
HT:井上愛→19船附ひな子
前半は0−0。 両者まったくの互角。ワンボランチからワイドを狙う大分に対し、世田谷はサイドを基点に押し上げる。守りも堅く、シュートに持ち込ませない。結局後半も0−0で終了した。
公式記録
ちなみにこのグループは大分は2勝1分けで突破した。
今大会観て思ったことは、はっきり弱いチームが少ないと言うこと。3連敗に終わったFunと鳴門ははっきり落ちるが、これくらい。Funにしても技術はあったし、鳴門もFW陣は魅力的だった。同じく3連敗の常葉橘中は全て接戦を落としており、弱い印象はなかった。昨年が4グループのうち3連勝で通過が3チーム、4連敗で敗退が4チームあったのと比べると、今年は3連勝は1チームだけと接戦が多かった。全国のレベルが底上げされている証拠だろう。今大会は下部組織的チームも多く、将来につながりそうなプレースタイルが目立った。予選参加は251チーム。高校女子選手権よりも中学生のほうが少ないのは問題だ。地域別では北海道10、東北21、関東91、北信越19、東海27、関西21、中国14、四国13、九州35。どんなスポーツも関東で盛んになることがまず重要だと思うので、関東で自由にチームを選べる状況になれば、今後この大会も発展していくはずだ。女子サッカーは少なくとも現在の5倍以上の競技人口があって、初めて身体能力の高い選手を代表に送り込めると思うので、今後に期待だ。世界の女子サッカーはアメリカと北欧が強い時代が終わり、サッカー大国が本格的に力を注ぎ始めている。女子W杯でのフランスの躍進やアフリカ勢の健闘など、世界のサッカー界は躍進の一途をたどっている。どの一般スポーツの男子よりも女子W杯の予選参加国数のほうが多い。と言うことは、今後、技術・戦術・身体能力といった要素が劇的に高まる可能性がある。日本は技術と戦術の高さで対抗してきたが、W杯の準々決勝以降ではドイツのガレフレーケス(出場はしなかったがプリンツ)、スウェーデンのシェリーン、アメリカのワンバックといった180cm級のFWと当たった。これに対して日本が160cm台のDFで、「組織」で対抗と言う時代ではないだろう。身体能力があって、なおかつ技術も戦術もしっかりしている選手を育てるには、競技人口を増やすしかない。今まで日本は少数のエリートを大事に育てる方向性で来たが、サッカーが物量作戦のスポーツ。女子も育成がしっかりしている上で競技人口が多くなくては勝てなくなってきている。高校女子選手権予選参加チームが323校。高体連加盟で、来年から高校総体(長野)参加が決定しているので、高校生の競技人口は劇的に増えるだろうが、中学生が増えなくては、劇的なレベルアップにつながらない。日本はレベルの微増程度だと世界に取り残される。危機感を持って普及に取り組んで欲しい。
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