サッカー観戦日記

2011年07月03日(日) 総理大臣杯1回戦 阪南大−浜松大 流経大−仙台大(観戦記アップ)

総理大臣杯全日本大学トーナメント1回戦  
阪南大学−浜松大学
15時30分 キンチョウ ピッチ良 曇り

阪南大          浜松大
−−−奥野��−中村−−− −−−神谷−−村松��−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
泉澤��窪田�◆歟�本�B嫉魁‖臘弌歛臘�� 歸敕帖歔�田
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阪南大 監督:須佐徹太郎
GK 21 原田直樹  181/78 2年 広島観音
DF 35 朴賛友   182/80 1年 水原高→コヤンFC
    4 永井鷹也  180/82 2年 ジュビロ磐田ユース
   19 飯尾竜太朗 175/69 3年 ヴィッセル神戸ユース
   26 藤内隆廣  174/68 3年 高松北
MF 12 谷本泰基  174/63 3年 広島皆実
    8 窪田良   175/65 2年 ヴェルディ東京ユース
    9 村山拓哉  175/65 4年 久御山
   11 泉澤仁   165/63 2年 アルビレックス新潟ユース
FW 18 奥野将平  173/70 3年 興國
   10 中村雄大  177/70 4年・ゲーム主将 愛知FCユース

リザーブ
GK  1 土師一将  178/78 3年 東海大五
DF  5 岩本知幸  178/72 4年 東海学園
    3 二見宏志  179/75 2年 奈良育英
MF 15 香川勇気  175/62 1年 滝川第二
   16 本多勇喜  172/65 3年 名古屋グランパスU−18
   14 井上翔太  170/63 4年・主将 東福岡
FW 20 多木理音  183/80 1年 ヴィッセル神戸ユース

浜松大 監督:長澤和明
GK  1 佐野恭佑  182/74 4年 清水商
DF  3 徳武正之  174/72 2年 帝京
    4 鍋田圭吾  173/66 4年 清水エスパルスユース
   11 関嶋順起  177/60 4年 岡崎城西
   13 後藤亮太  172/64 4年 常葉橘
MF  5 土田太陸  172/65 4年・主将 東福岡
    8 増田誠也  165/60 4年 清水商
   10 大槻優平  168/60 4年 京都サンガU−18
   18 大町将梧  172/68 1年 国見
FW  7 神谷峰輔  171/61 4年 愛工大名電
    9 村松知輝  167/56 3年 帝京
リザーブ
GK 21 長谷川和  178/80 1年 磐田北
DF 24 加藤喬大  162/63 1年 藤枝明誠
MF  6 小野寺建人 173/78 2年 常葉橘
   22 浜田康寿  176/66 1年 中京大中京
   25 大道桂三  180/73 1年 清水商
FW 12 大石明晞  184/72 2年 島田工業
   27 前田陽平  172/65 1年 清水エスパルスユース→湘南ベルマーレ


試合は立ち上がりから地元阪南大が猛攻を仕掛ける。3分、藤内の左クロスをファーで村山トラップから切り返し、左足シュート、左ポストを叩く。決定機。4分、阪南大、村山がペナ内右からシュート、右サイドネット。決定機。浜松大も5分、神谷の右アーリークロスに村松わずかに届かず。直後に阪南大、中村の右クロスに窪田左足ボレー、バーを叩いて跳ね返り、村山シュートもGKナイスセーブ。いずれも決定機。浜松大は立ち上がり、徳武がドリブルに対する弱さを突かれ、狙われる。土田は攻撃時1ボランチのような形を取る。増田はドリブルもパスもアイディアがあり、なかなかの好選手。11分、浜松大、左で受けた村松が阪南大・朴のルーズな守備をあっさりドリブルでかわし、GKと1対1となり、難なく決める。0−1。朴は1年生の留学生だが、コヤンFCでプレーしていて89年4月1日生まれなので、日本の学制だと大学を卒業した世代に当たるが、あまりに荒削りで、岩本のほうが現時点で上だと思うのだが、期待が大きいのだろうか?空中戦には強いが、寄せもドリブルへの対応もアバウトすぎる。これで浜松大は阪南大の流れを食い止めた。村松が快速ドリブルを見せ、守備も寄せが早くなった。19分、阪南大・
泉澤の左クロスに村山ヘッドもファウル。泉澤は序盤面白いようにドリブルを仕掛けていたが、徐々に突破できなくなる。それでもタメを作って味方の攻め上がりを引き出せるので、有効だが。20分、浜松大・神谷が朴から奪い、ゴールエリア内にパスを出すが、誰も走りこんでいない。決定機というべきか?21分、阪南大カウンター、村山から谷本、さらに奥野へつなぎミドルも当たり損ね。決定機。村山は攻守の切り替えの早さとアイディアの豊かさでここまで大活躍。谷本・窪田の両ボランチが攻撃面に特徴のある選手ということもあり、阪南大両サイドが生き生きとプレーしている。22分、浜松大・佐野に警告。31分、浜松大のスルーパスが神谷に通るが、GK猛ダッシュで先に触る。35分、阪南大・泉澤から中村へ、左クロスはカット。35分、阪南大・奥野→井上。絶対的なエースだが、膝を故障していた。左ハーフから前線に飛び込むプレーが得意だが、この日はそのままFWへ。優勝に向けて、1回戦では出来れば温存したかったろう。36分、阪南大・飯尾から窪田へスルーパス、これをペナチョイ外でダイレクトシュートも当たり損ね。決定機。36分、阪南大、泉澤から窪田へスルーパス、これをつないで中村が落とし井上シュートもGK正面。いい形。38分、阪南大・村山の右クロスに中村がニアに飛び込むもシュートはブロック、右CKへ。これは逸機。45分、阪南大、左CKで井上のキックをニアで誰か逸らすが押し込めずクリア。結局前半は0−1で終了。

前半のシュート数は9(枠内5)対1。CK数3対1、GK数1対2、クロス数8対1、ファウル数9対6。ただしメモに追われて精度は保証できません(笑)。こうやって書いてみれば、いかに阪南大が押していたか良く分かる。阪南大は朴を除いて個々の出来がよく、ハートもこもっていた。藤内のトラップも永井の寄せも良かった。だから後半は必ず逆転すると確信していた。

ハーフタイムで浜松大は布陣を変更。村松の1トップにして、4−1−4−1となる。

−−−−−村松��−−−−
大町−増田−−神谷−大槻
−−−−−土田−−−−−
後藤−鍋田−−徳武��関嶋
−−−−−佐野−−−−−


後半は阪南大が前から激しく行き、素早く攻めきろうとする。浜松大はサイドに起点を作られ、ズルズル下がるしかなくなる。5分、ペナ内で井上受け、切れ込むが浜松大DFカット。7分浜松大・大町がバイタルで受け、強烈な左足シュートもGK原田正面。7分、阪南大・村山が右ペナ内で1対1仕掛けて左足シュートもGK正面。8分、阪南大・窪田が正面で左足シュートもGKキャッチ。15分、浜松大カウンター、村松ドリブルで仕掛け、右上隅を狙うコントロールシュート、わずかに外れる。決定機。17分には浜松大・村松が得意のドリブルでファウルゲット。右80度25mFK、土田(左足)と大槻(右足)がかまえ、土田が入れて大町ボレーも上に外れる。超決定機。21分、浜松大・裏に抜けた神谷からマイナスの大町へ、フリーのシュートもGKに当てる。超決定機。22分、阪南大・泉澤が右を抜け、切り返して左足シュート、GKの股間を抜けたかに見えたが、お尻の下で止まる。超決定機。23分、阪南大・中村→本多。左ハーフに入り、泉澤がFWに上がる。27分、浜松大・大槻→加藤。足を攣っていた。31分、浜松大・神谷に警告。遅れて足が入った。36分、浜松大・村松→前田。彼も元プロだ。阪南大も藤内→二見。強烈なロングスローに代表される身体能力と、正確な技術を兼ね備える好サイドバック。40分、浜松大・前田に警告。43分、浜松大・神谷→大石。浜松大は運動量が落ちない。45分、阪南大・本多の警告。結局0−1でタイムアップ。浜松大が良く戦い勝利した。

後半のシュート数は5対4。互角だったと思う。ファウル数は7対11。阪南大としては前半で勝負を決めることも出来たはずだったが、外し続けた。コンディションもハートも素晴らしかったが、「決めなければ、決められる」というサッカーの鉄則どおりの結果となった。

浜松大は村松の高速ドリブルや増田のセンスが光った。関東勢とも渡り合える力はあるだろう。2回戦が楽しみだ。

公式記録



第2試合は大学サッカー界の雄・流経大が登場。現時点で関東大学リーグ2位、五輪代表には増田・比嘉・山村と最多の3人を送り込み、3面の人工芝グラウンドと150人以上収容できる選手寮を備えている。最近の大学サッカー会の設備充実ぶりは下手なJ2を凌ぐが、ここまで豪勢なのは他に例を見ない。対する仙台大は長年の中屋敷監督(総監督)体制から新体制に移行。ベガルタの影響力の強い体制になっている。東北を圧倒的な強さで制し、昨年は高度に柔軟なサッカーを展開した。奥埜がユニバー代表だ。

総理大臣杯全日本大学トーナメント1回戦  
流通経済大学−仙台大学
18時 長居 ピッチ良 曇り

流経大          仙台大
−−−中美�◆歙�矢−−− 嶺岸�◆檗蘖�埜−−−鳥山��
関戸−−−−−−−−椎名�◆檗檗欸�谷� 盜�田��−−
−−−中里−−山村−−− −−−−−今出川�◆檗檗�
田向�◆欖ァ歉�川�J欷妖帖/�井慎�∧震遏欖キ/�井拓��
−−−−−増田−−−−− −−−−−秋葉�◆檗檗檗�

流経大 監督:中野雄二
GK  1 増田卓也  183/79 4年・主将 広島皆実
DF  8 保戸田春彦 167/68 4年 流通経済大学付属柏
   17 小川晃平  178/73 3年 流通経済大学付属柏
    4 乾大知   184/73 4年 桐生第一
   29 田向泰輝  175/68 2年 水戸短期大学附属
MF  5 中里崇宏  174/70 4年 流通経済大学付属柏
    3 山村和也  186/75 4年 国見
   10 関戸健二  174/64 4年 旭
   15 椎名伸志  166/60 2年 青森山田
FW 13 征矢智和  180/73 4年 東京ヴェルディ・ユース
   18 中美慶哉  177/69 2年 前橋育英
リザーブ
GK 21 高宮大輔  175/70 4年 東海大学付属第五
MF  7 村瀬勇太  174/62 4年 流通経済大学付属柏
   16 大貫彰悟  173/62 3年 FC東京U−18
   24 名雪遼平  170/64 4年 流通経済大学付属柏
FW 14 河本明人  174/69 3年 流通経済大学付属柏
   23 古川大士  166/60 3年 流通経済大学付属柏
   30 グレイブス・ジョシュア 174/70 2年 流通経済大学付属柏

仙台大 監督:吉井秀邦
GK  1 秋葉智人  177/77 2年 ベガルタ仙台ユース
DF  2 菅井拓也  168/65 2年 聖和学園
    5 平野洋輔  179/70 4年 北海
   22 乾智貴   184/70 1年 桐生第一
    6 菅井慎也  168/65 2年 聖和学園
MF 28 今出川歩夢 175/65 2年 聖和学園
    8 黒田涼太  170/60 3年 桐生第一
   10 熊谷達也  167/54 1年 柏レイソルU−18
FW 11 嶺岸光   170/60 2年 聖和学園
    9 奥埜博亮  171/66 4年・主将 ベガルタ仙台ユース
   18 鳥山祥之  167/63 1年 柏レイソルU−18
リザーブ
GK 23 内海貴洋  177/68 2年 利府
DF  3 木内瑛   177/70 3年 西目
MF  4 蜂須賀孝治 179/70 3年 桐生第一
    7 森田光哉  166/60 4年 青森山田
   15 香焼智成  169/63 3年 中央学院
FW 17 佐藤世弥  172/65 4年 秋田商業
   19 斎藤恵太  180/67 1年 聖和学園


流経大はシルバーにエンジの背番号で判別しにくい。こういうことは良くあるが、指導が入らないものか?

序盤から両者ポゼッションにこだわる。守備は引き気味で、ファウルも少ない。流経大のほうが多少高めに行き、若干ファウルが多いくらい。流経大はあまりポジションにこだわらず流動的。仙台大も奥埜がしょっちゅう中盤に下がり、2列目がトップに顔を出すなど、流動的だが、昨年ほどではない。バルサを意識した「0トップ」と言えなくもない布陣。7分、仙台大・奥埜の突破を流経大・保戸田が倒し、左FK。黒田が蹴るがチャンスにならず。流経大・中美は安定したキープ力がある。18分、仙台大・奥埜がタメて左の黒田へ、シュートが左隅を襲うが、GKキャッチ。25分、流経大・関戸が後方からドリブル、加速し意表をつく30mロングシュートが右隅に決まる。1−0。仙台大は奥埜と熊谷が圧倒的な技術があり、全体としてもパスを良く回していた。しかし一つ一つのプレーが甘く、寄せられて奪われたり、競り負けたりするシーンが目立った。東北では圧倒的な勝ち上がりだから気づかないのだろうが、プレーが甘いと思った。失点にせよ油断があったのではないか。32分、嶺岸の左ミドルが左に外れる。34分、仙台大・乾のクリアミスを流経大・中美が奪って右足シュート、左に外れる。決定機。35分、仙台大・菅井慎也に警告。突破を倒す。37分、流経大・征矢の裏への飛び出し、右から左足シュート、左上に外れる。惜しい。決定機。仙台大は両サイドが突破できず、最後の打開力がないため、安定したパス回しを見せるもシュートに行けない。突破力のある奥埜や熊谷は、チャンスになるときはパスに絡んでいて、突破のところに関われない。結局前半は1−0で終了。

手元集計でシュート数5(1)対3(1)、ゴールキック数2対7、クロス数4対0、ファウル数7対2。ノーリスクなサッカー。夏場の全国大会初戦だからこんなものか、という感じ。

ハーフタイムで仙台大・鳥山→森田。今出川→蜂須賀。ポジションそのまま。開始直後、仙台大・熊谷の左足での右CKにニアで奥埜が逸らすがわずかに上。決定機。3分、仙台大・熊谷の右パスを受けた奥埜がシュート、左隅に飛ぶがGKセーブ。決定機。森田がドリブル自慢の選手ということはすぐに分かった。東北なら面白いように突破できているのだろう。しかしスピードと切れに頼り、中ばかり突っ込んでいくので、流経大・田向がすぐに対応し、突破できなくなる。GKの差もこのあたりにははっきりしてくる。流経大・増田はハイボールを安定した空中姿勢で次々キャッチ。対する仙台大・秋葉は同じようなボールをほとんどパンチして、しかも味方につなげられない。普段からの意識の差か、全国でのプレッシャーで本来の力が発揮できていないのか、とにかく増田との差を感じる。17分、仙台大・嶺岸にスルーパスが通るが、流経大DFも寄せて左CKに逃げる。25分、流経大・中美→古川。後半はずっと仙台大ペース。守備も激しくなっている。28分、仙台大・熊谷に警告。中央突破を引っ張って止めた。流経大・関戸→村瀬。仙台大・黒田→佐藤。1トップに入り、奥埜がシャドーに下がる4−2−3−1。直後に佐藤がポストに入り、平野が左へ出し、嶺岸左シュート、左隅に飛ぶがGK増田セーブ。33分、仙台大、サイドチェンジを受けた嶺岸が左45度30mミドル、DFをかすめてループ状になり、GK増田の上を抜きゴール。1−1。直後にも佐藤がペナ外で流経大・乾に倒され、左80度20mFK、これを奥埜狙うがわずかに左。乾に警告。38分、流経大・征矢→河本。43分、仙台大・佐藤に警告。結局1−1で延長へ。

後半はシュート数3(2)対8(4)。ゴールキック数7対3、クロス数2対5、ファウル数4対6、ずっと仙台大が押していた。チャンスの数を考えるとむしろ逆転しておかないといけないゲームだった。

延長は指してトピックなく終了。双方1回ずつ決定機があったが省略。PK戦へ。

流経大は明らかにPK戦をかなり練習していてタイミングを外して上隅に決めるなど、慣れていた。GKの存在感の差もあった。全員決めた先攻・流経大に対し、仙台大は5人目の佐藤が大きく上に外し決着。次戦への進出は流経大となった。

公式記録


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T.K. [MAIL]