| 2010年06月27日(日) |
近畿大会2回戦 奈良育英−菟道 金光大阪−草津東 滝二−近大和歌山 神戸弘陵−守山 |
近畿大会もベスト8からは、200m離れただけの2会場で同時開催される。全チームを見るため、2試合同時観戦を視野に入れて会場に脚を運ぶ。ここは02年全中や03年の近畿中学総体で足を運んで以来の訪問になる。昨年の全国高校総体の会場にもなった。近鉄南大阪線で急行の2つ目の停車駅・尺土で御所線に乗り換え、2つ目の忍海(おしみ)で下車1kmくらいのところにある。新庄健民グラウンドは野球場をかねており、サッカーのピッチと野球場の外野が兼用となっている。ということはゴール裏が広く、逸れたシュートを拾うボールボーイが大変だ。
近畿大会2回戦 奈良育英高校−菟道高校 10時 葛城市新庄健民 晴れ ピッチ並
奈良育英 菟道 −−−大城−−松田�◆檗檗 檗檗檗檗歛偲帖檗檗檗檗� −−−−−−−−−−−− 木野田−−吉田−−−名内 黄山�∧匯貝◆毯憩�−和木 −−大河内−−吉川−−− 山崎−澤田−−鹿野�∈L據‐�西−高木−−松田−川崎 −−−−−吉田−−−−− −−−−−財前−−−−−
3分、奈良育英が左から攻めてLB山崎に戻し山形の山なりの左クロス、これに菟道GK財前が自信無げに出て松田に競り負け、奈良育英先制。財前は175cmあるが、ジャンプ力や技術を含めて高さが足りないと思った。菟道はGKから繋いでいくサッカーでGK、CBを含め足元の技術は高い。しかしボランチまでは入っても、その先は奈良育英の激しい守備の前に形が作れない。村田はなかなかポストが上手いので、積極的に当てていくなり、サイドハーフが中に入ったり、逆に開いて大きな展開を狙うなり、動きに工夫をつければ、形になるのに、ショートパスで崩していく理想にこだわりすぎるあまり、思考が硬直になり、柔軟性を欠いている印象を受けた。理想が高いのは良く分かったが。奈良育英はプレスからのショートカウンターを狙う。中盤で面白いようにカット出来、圧倒的にペースを掴む。鹿野と村田の対決は興味深い。20分、兎道のバックパスを奈良育英・松田がカット、右隅に決める。2−0。32分、奈良育英・大城が左に開き、兎道CB松田の寄せをかわし左クロス、和木がファーでドンピシャヘッド、決まって3−0。前半で勝負ありと観て、後半は会場を移す。
個々の選手評を。和木は前日に引き続き冴えていた。動きにメリハリがあり、サイドを崩したかと思うと、ゴール前にも飛び込み脅威だった。鹿野は逸材。もう少しパワーがつけば面白い。大城は安定した技術でボールが収まり、決定的な仕事をした。澤藤・片山はプレスの軸となり、相手ボールを前線に運ばせなかった。菟道では小柄な大河内・吉川のコンビが足元が確かでボールを運ぶことが出来た。2年生CF村田は力強く、起点になれた。チームとしてもっと活かす狙いがあれば、更なる脅威になったはずだ。菟道は秋以降化ける可能性がある。
奈良育英は大量のチアホーンを持っていて、セットプレーの際にいっせいに吹くので迫力が増した。今時どうやって入手したのだろう。ブブゼラはもっとうるさいらしい。1回戦では吹いていなかったが、住宅地から離れていたので、この会場で使ったのだろう。
近畿大会2回戦 金光大阪高校−草津東高校 10時 葛城市新町公園球 晴れ ピッチ並
金光 草津東 −−−横井�◆歟�谷−−− −−−酒井−−石黒−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 深尾�∧匆�−−遠藤−細野 吉川−中西−−小出��田辺 大橋−福森−−江口−早田 −端−笠谷�◆殘畋次歸墜皚� −−−−−倉橋−−−−− −−−−−村上−−−−−
後半より観戦。前半1−0。 攻勢に出る草津東に対し、金光はじっくり引いてカウンターを狙う。田辺はなかなかのスピード。端は腰の低いいい守備から攻めに絡む意識も高くタフなSB。村上は雰囲気があり、高さ十分の優れたGK。石黒は前を向いて仕掛ける凄みがある。主将の中西はつぶす仕事が出来て捌ける。金光は福森・江口のCBコンビが高くてスピードへも対応できて堅い守りを構成している。横井が起点になり、樽谷が仕掛けるカウンターは迫力十分。途中から選手交代を含め、草津東は3−4−3の布陣へ。
−−柿追−石黒−堀内−− −−−−−−−−−−−− 吉川−二三−−中西−田辺 −−端−−木村−田内�◆� −−−−−村上−−−−−
終盤には決定機も何度かあったか、決めきれず。金光が逃げ切った。実力的には互角だったと思う。おそらく草津東の選手のほうが個性があった。しかし金光は巧みなゲーム運びが光った。
この試合小さなスタンドの中央付近にまで金光の控え部員が立って応援していたので観戦が大変だった。普通もっと端に固まって応援するものだと思う。
近畿大会はそれなりに大きな舞台だが、全国につながるわけではない。この大会に滝二はずっと3年生だけのチームを送り込んでいる。つまりベストメンバーではないのだ。少しでも多くの3年生に大きな舞台を踏ませてあげたい、というコーチ陣の気持ちかもしれない。
近畿大会2回戦 滝川第二高校−近大和歌山高校 12時 葛城市新庄健民 晴れ ピッチ並
滝二 近大和歌山 −−−白岩−−浜口−−− −−−中村−−松裏−−− −本城−−−−−−梶−− −−−−−−−−−−−− −−−香川−−酒匂−−− 志田−山内� 歡塰棔殍迷� −島−高原−西村拓−濱田 蓑谷��溝口−−中神−丹�� −−−−−中尾−−−−− −−−−−田和−−−−−
近大和歌山はラインを下げて、それでいて下がりすぎないよう意識して守備から入る。滝二は上がり目の両ハーフが起点になり、ボールを支配する。レフティー香川がたくみにボールを散らし、近大和歌山のプレスを外す。滝二の小柄な2トップはDFの間で受け、空いたスペースを次の選手が突く。押し気味の滝二が17分、RB濱田の物凄いオーバーラップで中央を突進、梶に預けゴール前へ、クロスにダイビングヘッドが突き刺さり先制。全員守備のチームはよくあるが、滝二みたいに真の意味で全員攻撃のチームはあまりない。チームとしての個性が出たゴール。31分にはセットプレーのこぼれから滝二が追加点。近大和歌山は本領を発揮できぬまま前半終了。
近大和歌山では中盤で辻本が主に守備を担当、安定した技術と責任感が光っていた。1年生山内は上がり目でどんどん前線を伺う。技術が凄いわけではないが、ワイルドな魅力がある。たとえが古くて申し訳ないが、北澤豪タイプ。松裏は相変わらずスペースを突く感覚が鋭く、カウンターでは脅威。田和はポテンシャルの高いいいGK。公立中出身なので、当然中学時代GKコーチはいなかったと思うし、技術的にはこれからだが、素材としては素晴らしい。近大和歌山には例年いいGKがいる。LB箕谷はおっかなびっくりプレーしていた感があった。22番だし本来のレギュラーではないのかも。一本いい左足クロスがあった。
近畿大会2回戦 神戸弘陵高校−守山高校 12時 葛城市新町公園球 晴れ ピッチ並
神戸弘陵 守山 −−江坂任−−佐藤−−− −−−石野−−田中� 檗� −−−−−−−−−−−− −−清水−−−−上村−− 滝野�◆歐広◆欖忰�江坂巧� )明遏檗檗櫺0罅檗檗歟翅� 中川−嶋谷�◆歔暗帖歔喚◆ 檗歸渓遶¬鄲次歔粟遏檗� −−−−−湯川−−−−− −−−−−稲畑−−−−−
前半終了時2−0で弘陵がリード。 後半開始時のメンバー。神戸弘陵は下級生が多い。滝二や京都橘と正反対の考えなのだろうか?
1分、守山・石野が後ろ向きで受けて前田の逆を突き前を向いて、GKと1対1、絶妙ループを決める。2−1。2分、弘陵・江坂巧に警告。異議か?弘陵・嶋谷は186cmあって高い。3分、弘陵・佐藤がGKと1対1の絶好機もGKに当ててしまう。そのカウンター、上村が運び、石野がフリーで受け、決める。2−2。守山は天野が江坂任、前川が佐藤をマンマークする。これに対し弘陵は江坂任が引き気味でスペースを作ろうとする。守山は両WBもバックラインに入り、5バック状態でスペースを潰す。しかし、ただ引いて守っているだけでなく、ボールを奪えばカウンターで中盤から前が積極的に前線に加わり、分厚い攻めを狙っている。9分、弘陵・江坂巧の右CK、ファーで江坂任が飛び込みヘッドがぴったり合う。決まって3−2。しかし守山も上村のFKが山なりでGKの上を襲い、はね返りを天野押し込む。3−3。弘陵・江坂任は足技があり、危険な選手。22分、守山・中村に警告。弘陵・中川のオーバーラップを引っ張って止めた。23分、弘陵・��滝野→��佐々川。右ハーフに入り、江坂巧が左のハーフへ。28分、弘陵・全の右クロスが江坂任にぴったり合い、ヘッド炸裂もバー直撃。32分、守山のゴールキックも、ハーウライン手前で跳ね返され、佐藤の足元へ、GKと1対1になり、左隅に決める。4−3。35分、弘陵・佐藤→�旭雎澄7覿稗粥檻海妊織ぅ爛▲奪廖�神戸弘陵が勝利した。
神戸弘陵は下級生主体のチームが受身に入り、イマイチだったと思う。江坂巧はなかなかいいキック、確かな技術で攻撃の中心になった。まだ1年生だし、将来が楽しみ。江坂任は巧と同じゆりのき中出身だから、兄だろう。スペースを狙う動きがよかった。嶋谷も体格に恵まれ、178cmの守山・石野をよく抑えた。足元の守備が今後の課題だろう。
守山は1回戦も近大附に4−3と打ち合いの末に勝っている。守備的なチームという印象が強いが、カウンターでの人数をかけた攻撃が見事だった。草津東や野洲の比べると総合力では劣るが、実戦で勝つ術をよく心得ているクレバーなチーム。今秋の滋賀も激戦になると思う。
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