サッカー観戦日記

2010年04月03日(土) 関西学生リーグ第1節 関学大−甲南大 関大−関国大(観戦記アップ)

関西学生リーグ第1節
関西学院大学−甲南大学
11時30分 鶴見緑地球 晴れ ピッチ悪

関学大          甲南大
−−−村井−−山内−−− −−原田昂−−辻本−−−
−−−−−阿部−−−−− −−−−−−−−−−−−
−梶川−−桑野−−熊木− 原田直−立川−佐藤−田中
浦島−高島−−津田−高松 原田健−下野−綾川−下田
−−−−−横江−−−−− −−−−−水口−−−−−


関学大 総監督:加茂周 監督:成山一郎
GK 22 横江諒   177/74 2年 野洲
DF  3 津田真吾  170/63 3年 名古屋グランパスU−18
   35 高島健人  182/74 2年 ヴィッセル神戸ユース
   15 高松功一  167/63 3年 洛北
   42 浦島彰洋  163/60 3年 近大和歌山
MF 20 熊木翼   175/64 3年 ジェフユナイテッド千葉U−18
    5 桑野裕士  170/67 3年 県伊丹
    7 梶川諒太  164/58 3年 関西学院高
    8 阿部浩之  167/64 3年 大阪桐蔭
FW  9 村井匠   184/78 4年・主将 作陽
   19 山内一樹  180/74 2年 関西学院高  
リザーブ
GK  1 上田耕治  183/79 3年 東福岡
DF  2 山根佑介  169/57 3年 サンフレッチェ広島ユース
MF  4 常軒貴弥  170/65 4年 折尾愛真
   10 渡辺毅仁  169/63 4年 愛媛FCユース
   28 横山大樹  173/64 4年 関西学院高
   11 桑原理介  165/65 4年 向陽 
   14 松本圭介  171/64 4年 名古屋高

甲南大 監督:潮田晴司
GK 41 水口弘史  182/68 4年 桃山学院高
DF 37 下田尚平    /  2年 科学技術
   22 下野賢司  184/74 4年 明石南
    4 綾川友崇  186/72 4年 金光大阪
    5 原田健太  165/59 3年 ヴィッセル神戸ユース
MF 10 立川雄大  174/65 4年・主将 作陽
   18 佐藤正啓  173/64 3年 帝京可児
    9 田中大滋  165/53 4年 滝川第二 
   30 原田直信  163/62 2年 国見
FW 11 原田昂志  180/72 4年 操山
   34 辻本裕也    /   2年 作陽
リザーブ
GK 21 今村成吾  185/75 3年 星稜
DF 28 山本悠司  177/70 3年 明石南
   42 出岡翔太  179/69 2年 東海大仰星
MF 12 和田悠希  173/60 2年 ヴィッセル神戸ユース
   45 西光孝平  180/69 3年 履正社
FW 27 上月拓也  186/75 3年 セレッソ大阪ユース
   57 北上浩之  164/52 2年 県西宮

関学大は中盤ダイヤモンド型。昨年は梶川が左、阿部が右のフラット型だったが、2人とも左が得意で、阿部は右では窮屈そうにプレーしていた。トップ下なら能力をフルに発揮できそうだ。1ボランチ桑野は守備面では抜群の執念深さがあり、能力的に問題なさそうだ。CBは空中戦を極力高島が競り、170cm津田がカバーする。津田はカバーリング・ラインの統率が素晴らしく、技術的にもミスしない。

1分、関学大、右45度30mFK、梶川入れるもいいキックではなく、簡単に跳ね返される。4分、甲南大、ロングボールに辻本競り勝ってマイボールに、シュートは弱い。5分、関学大・熊木の右クロスを村井が後方にそらし山内がワントラップからハイボレー、右上隅に決まる。1−0。アナウンスでは津田のアシストとなっている。8分、甲南大・辻本に警告。FKの距離不足。そのFKで梶川のボールが中にこぼれ、津田が右クロス、桑野が左足ボレー、左に外れる。甲南大は猛烈な運動量でボールへの寄せが早いが、ファウルになっている。直後に阿部が左スペースに流れ、相手2人を引きつけ、中に走る梶川へ、グラウンダーの左クロス、合わず。12分、甲南大、正面30mFK、立川が右足で狙うも上に外れる。14分時点で甲南大はファウル7つ。17分、甲南大・原田健?に警告。ロングボールに関学大のDFが体を入れるが、引っ張った。厳しい判定。レフェリーは基準が一定でなく、スタンドがエーっと声を上げることが多い。20分、関学大・梶川が右に流れて受けてシュート、左に外れる。決定機。やや小康状態になる。29分、甲南大、右コーナー付近のFK、右利きの立川が左足で低いボールを入れるも跳ね返される。37分、関学大・村井が体を入れてボールをキープもなぜかファウル。このFKを甲南大・立川が入れ、GKとDFがぶつかるが判定ファウル。直後に関学大、左CKで梶川が上げたボールをニアでそらす、上のネットへ。決定機。43分、関学大、放り込みを村井が落とし、阿部が反転シュート、GKキャッチ。44分、関学大、放り込みを山内が落とし、阿部が切り返しでDF外しシュート、右に外れる。右のネット。決定機。結局前半は1−0で終了。

前半はシュート数9(枠内3)対2(1)、クロス数7対0。関学がずっとペースを握っていた。ファウル数は9対18。甲南大は必死に頑張っていたが、振り回されるのみ。力の差ははっきりしていた。

後半2分、関学大・梶川の左FK、ニアに入れるが甲南大・立川がクリア。左CKへ。全員がゴールライン上に固まる動きもクリア。6分、関学大・阿部が中央右より(右中間というべきか?)突破、DF右CKに逃げる。梶川のキックを大外で高島ヘッドで折り返し阿部へ、右に流れる。7分、関学大・山内→松本。11分、松本、左コーナー付近からターンし突破、左クロスは合わず。直後に甲南大のパスを高松カットし、松本へ、右クロスに熊木ヘッド、上に外れる。決定機。14分、関学大、村井が競って左の阿部へ、これを左クロス、村井トラップからシュート、弱い。15分、甲南大・原田昴に警告。17分、関学大、右クロスに村井ヘッド、左に外れる。決定機。17分、甲南大・田中→山本。右サイドバックに入り、下田が右のハーフに上がる。。18分、甲南大・綾川に警告。カウンターからの村井の突破を倒した。19分、関学大・右スローインから阿部→梶川→村井とつないだが、コントロール大きく、シュートに行けない。22分、甲南大・辻本→上月。23分、甲南大の横パスをカットした村井が持ち込みシュート、上に外れる。直後に甲南大・原田昴に入り、好トラップでマークを外す。いいアイディア。さすが昨年2部で得点王に輝いただけのことはある。25分、右CK、立川が左足で入れ、上月がニアに突っ込むが、クリアで再CK、今度は上のネットへ。26分、関学大、右CKのこぼれを阿部ワントラップ、ハーフボレーが右上隅に決まり2−0。すっと押しながら2点目が取れなかったが、ようやく取った。34分、甲南大、右パスを中で上月が好トラップからシュート、右に外れる。決定機。34分、関学大・熊木→渡辺。39分、関学大、パスが20本以上つながる遅攻から梶川が中にいれ、後ろ向きの松本が右足アウトで虚を突くトラップ、前を向いてシュート、決まって3−0。43分、関学大・高松に警告。相手の切り返しを止める。このFKで立川が左隅を狙うも関学大GK横江が横っ飛びでセーブ。横江は試合初のセーブ・シーン。44分、関学大、右CKで右利きの渡辺が左で上げてニアに津田が飛び込みこぼれを梶川シュートも上に外れる。決定機。45分、関学大の足を高く上げたファウルに対し、レフェリーが大声で「足はだめだ」と言って場内を沸かせる。ロスタイム、阿部から松本へ、シュートも決まらず。結局3−0で終了。

後半のシュート数は11対4、クロス数は4対2、ファウル数は4対9。後半は甲南大もバテだが、極端に運動量が落ちたわけではない。関学大は阿部が高い技術とアイディア、スペースへの飛び出し、守備にも奔走、大活躍だった。桑野も良かった。村井は関西屈指のストライカーだが、イマイチ。高田FCの後輩・阿部とのコンビは良かった。山内も高さ・強さはなかなかだった。村井がスペースに流れたいタイプなので、山内のようなCFが必要なのだろう。甲南大は立川が高い技術を見せた。


関西学生リーグ第1節
関西大学−関西国際大学
14時 鶴見緑地球 晴れ ピッチ悪

関大           関国大
−−−金園−−板倉−−− −−−−−蔵田−−−−−
−−−−−岡崎−−−−− 野村−−−洞ヶ瀬−−呉島
−長友−−田中裕−藤澤− −−−原口−−梶本−−−
田中雄−藤原−小椋−川野 西田−増本−−小西−向−
−−−−−井川−−−−− −−−−−藤井−−−−−

関大 監督:島岡健太
GK  1 井川貴光  176/64 2年 浜松開誠館
DF  2 田中雄大  168/66 4年 野洲
   28 藤原賢土    / 1年 藤枝明誠
   21 小椋剛   181/75 1年 川崎フロンターレユース
    4 川野大介  171/65 4年 滝川第二
MF 11 長友宏次郎 168/60 4年 東福岡
    6 田中裕人  175/74 2年 ガンバ大阪ユース
    8 藤澤典隆  175/60 4年・主将 サンフレッチェ広島ユース
    7 岡崎建哉  173/62 2年 ガンバ大阪ユース
FW 27 板倉大地  164/55 2年 サンフレッチェ広島ユース
   17 金園英学  184/72 4年 立正大淞南
リザーブ
GK 22 松本浩幸  192/84 3年 関西大学第一
DF 24 崔勝虎   185/72 1年 ヴィッセル神戸ユース
MF 14 辻井雄佑  174/68 4年 関西大学第一
   20 西山洋平  173/69 3年 名古屋グランパスユース
    9 奥田祐士  170/64 4年 関西大学第一
   10 西口大輔  175/63 4年 初芝橋本
FW 25 木村一貴  183/75 1年 ヴィッセル神戸ユース

関国大 監督:草木克洋
GK 21 藤井一貴  176/66 3年 高川学園
DF 17 西田翼   161/59 2年 大分トリニータU−18
    3 小西和樹  170/68 3年 サンフレッチェ広島ユース
    5 向意樹   173/63 4年 伏見工業
    4 増本賢一  181/67 4年・主将 市立尼崎
MF  8 洞ヶ瀬太一 164/58 1年 神戸科学技術
    7 野村惇貴  168/55 4年 大谷
   10 原口大佑  171/60 4年 市立尼崎
    6 梶本有三  165/61 3年 愛媛FCユース
FW 14 蔵田岬平  174/67 2年 大津
   11 呉島竜希  164/55 4年 市立西宮
リザーブ
GK 31 市原拓巳    / 1年 ルーテル学院
DF 22 小峠良太  175/67 4年 向陽
   20 渡慶次力也 163/57 1年 那覇西
   30 表隆太郎   / 1年 アビスパ福岡U−18
MF 29 桐山耕平  166/63 3年 京都サンガF.C. U−18
FW 19 比嘉 孝広 175/66 2年 明徳義塾
   26 稲垣雄太    /  1年 神戸科学技術

関大は今年は中盤がダイヤモンド型になっている。トップ下に入るのは岡崎。G大阪ユースでは左ハーフ宇佐美の分まで走らされていた勤勉な左SBだったが、シンプルにプレーすることが出来る。長友はFC東京の日本代表の弟だ。櫻内・田中雄・田中裕・藤澤・金園が関西A選抜、岡崎・西口が関西B選抜だ。関国大からは選ばれていない。

8分、関大・藤澤がサイドチェンジ、長友ドリブルで仕掛けて戻し、田中雄ロングシュート、上に外れる。15分、関大・田中雄の左クロス、ニアで板倉ヘッド、左隅に決まる。1−0。16分、関大FK、岡崎(右足)・藤澤(右利きだが左足)で構え、藤澤狙うが壁。直後に関国大、野村のシュートは左に外れる。27分、関大、左クロスを金園競り合い、こぼれを金園が右から上に振りぬく。決まって2−0。28分、関国大・原口の右70度30mFK、GK正面へゆるいシュート、キャッチ。関大はベガルタ仙台のチャントをセンダイ→カンダイに変えてコール。関国大・小西のミスを関大・岡崎が良く詰めてカット、金園へ、DF何とかクリア。関国大・原口は小技がうまい。しかし戦術的な判断は遅い。40分、関大、クリア拾った藤原がロング、風に乗るが上に外れる。44分、関大のロングフィード、関国大GK藤井も必死に飛び出すが、金園が先に触る。しかしカバーの増本が左CKに逃げる。ビッグプレー。しかしせっかく防いだ失点だが、左CKで岡崎のキックがそのままゴールイン。最初はニアで誰かが触ったかと思ったが、誰も触っていなかった。結局3−0で前半終了。

前半のシュート数は5対2で大差ないように見えるが、ゴールキック数は1対6、やはり関大ペース、クロス数は6対0、ファウル数は9対7だった。数字以上に力の差は歴然としていて、勝負は前半でついた感があった。

後半開始すぐ、関大・藤澤がドリブルから右クロス、板倉ニアに突っ込み、触るがGKブロック、右CKへ。4分、関大・GK井川のフィードを金園落とし板倉がスルーパス、金園抜けてGKと1対1、決めて4−0。6分、関大・岡崎から左の長友へスルーパス、角度のないところからシュート、左に外れる。決定機。8分、関国大、左80度30mFK、蔵田(左足)原口(右足)で構え、蔵田狙うも正面。直後に奪い合いから田中裕カット、板倉へ、タテに仕掛けてシュート、上に外れる。決定機。15分、関大・田中雄が得意のサイドチェンジ、藤澤が右シュートも上に外れる。17分、関大・田中雄左クロス、ファーに流れ金園が右クロス、ニアで板倉ヘッドでそらすシュート。ファーサイドネットに決まって5−0。直後に関国大・野村→�拡羃邸�18分、関大・板倉→25木村。いきなり藤澤のスルーパスを受けた木村がドリブルからシュート、左に外れる。21分、関国大・蔵田に警告。敵陣深くでチェック、足に掛かる。関大ペースが続く。関国大はなすすべがなかった。圧倒的にボールをまわされ、引いて守るが、金園・木村の強靭な2トップに基点を作られ、岡崎の飛び出しやシンプルなプレーについていけず、藤澤・長友にドリブルを許す。田中裕は相手にしつこくついていくプレーとバランスを見る感覚が素晴らしく、関大ペースを握り続ける。しかし22分、関国大・呉島の右クロスをファーでどフリーの蔵田が決める。関大は守備の人数が足りなかった。藤澤が戻ってカバーしているべきシーンだったが、油断していた。これで関大も気を取り直し、23分、岡崎から右の金園へ、切り返しで小西を外し左足シュート、GK藤井はじくも、ゴールに転がり6−1。25分には、関大・木村のペナ内の切り返しを小西倒し一発レッド。このPKは藤澤が右に外す。
関国大の布陣は↓になる。

−−−−−比嘉−−−−−
−−−−−−−−−−−−
蔵田−原口−洞ヶ瀬−呉島
西田−増本−−向−−梶本
−−−−−藤井−−−−−

27分、関大・藤澤→西口。32分、関国大・西田→渡慶次、関大・小椋→崔。昨年の関西プリンスリーグMVP。しかしファーストプレーでミス、奪われる。GKも無理なパスを出したが。更にセカンドプレーでもミス。試合の流れに入り損ねる。37分、関国大、裏へのボールに比嘉抜けてループ、GK井川よくはじいた。決定機。40分、関大、スルーパスに木村抜けてGKと1対1、シュートはGKに当てる。超決定機。直後にもDFから木村奪い、GK飛び出しがこれを拾って右クロス、西口が強シュート、右に外す。超決定機。結局6−1で終了。

後半のシュート数は14対5、ゴールキック数は0対7、ファウル数10対6、後半半ばで関国大があきらめた感があった。力の差がありすぎる。

関大の選手の動きについてはすでに書いたが、他に1年生CBコンビは安定していた。崔はイマイチだったが、本来の実力は私も知っている。これからはもっとやるだろう。

私は関西1部12チーム化に反対だったが、始まってみると、意外に下位チームが健闘していて、これなら関西の層が厚くなると考えを改めた。しかし今年の下位チームには不安が残る。たまたまこの日観たのが、関西で11番目と12番目のチームだったのかもしれないが、この力だと、1部を10チーム、2部を1ブロック10チームにして、2部のレベルを上げてそこで揉まれたほうが選手は伸びるのではないかと思った。


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T.K. [MAIL]