サッカー観戦日記

2008年07月06日(日) 総理大臣杯1回戦 九産大−道都大 早大−阪南大

総理大臣杯が開幕。16チームによるトーナメント制である。

九産大は予選での勝ちあがりは

九州保健福祉大 4−2
九州共立大   1−0
宮崎産業経営大 2−2(PK勝)
福岡大     2−2(PK勝)

4試合で9得点6失点、守備に大いに不安を感じる結果である。

一方道都大は

北星学園大      5−0
北海道東海大     4−0
北海道教育大岩見沢校 2−1
札幌大        4−1

15得点2失点。まあスコア上は問題ない。実際はわからないが。

総理大臣杯全日本大学トーナメント 1回戦  
九州産業大学−道都大学
15時40分 長居第2陸 晴れ ピッチ並

九産大          道都大
−−−−−朴ぁ檗檗檗檗檗 檗檗歙井ぁ鬱庇鍬ぁ檗
−−財津◆檗檗歉硝椨 檗 檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗
−清田◆櫺 檗盜醤性◆(震遶ぬ酖牒−守屋づ攜記
大迫◆歹−森重せ蓋ぞ田桐9盒境J欷境づ亙姚
−−−−−溝ノ上−−− −−−−−瀬川−−−−

九産大
GK 溝ノ上一志(3年・鹿実)DF 藤淳二(3年・東福岡)山口大将(主将・4年・佐賀東)森重雅人(4年・大分トリニータU−18)MF 大迫慎乃介(2年・東福岡)江濱慎介(2年・国見)清田芳浩(2年・大分)松本和弥(1年・大分)岡将司(1年・佐賀東)FW 朴俊慶(4年・大分)財津雄太(2年・情報科学)

リザーブ 寺師清貴(1年・神村学園)藤澤力也(2年・大分)木藤雅卓(1年・東福岡)梅原慎太郎(3年・山田)戸田翔太(4年・長崎日大)澁山勇希(3年。米子北)平山恭太郎(3年・築陽学園)

道都大
GK 瀬川勇介(3年・北海)DF 小田桐博明(3年・コンサドーレ札幌U−18)保原信介(4年・室蘭大谷)高橋吉信(3年・青森山田)渡辺雄(4年・大和南)MF 野田達郎(3年・コンサドーレ札幌)守屋晃成(4年・東工大附)土元隆史(2年・日大藤澤)平野賢児(4年・地球環境)FW 吉澤寛敬(4年・札幌日大)浅井達郎(主将・4年・室蘭大谷)

リザーブ 加藤太輝(3年・HONDA FC U−18)野中洋平(4年・保善)鈴木弘章(4年・武蔵越生)小幡浩之(3年・修徳)吉岡博樹(2年・札幌第一)松永康司(4年・武蔵越生)白瀧翔(4年・大和南)

九産大・朴俊慶は韓国U−17代表経験がある。道都大では瀬川・小田桐・高橋・野田・浅井が地域選抜。


九産大は下級生主体のチーム。4−3−2−1で1トップの朴が強靭なフィジカルを活かしてタメをつくり2列目の上がりを待つ。一方道都大は以前は最終ラインを押し上げ激しくプレスをかけるチームだったが様子がおかしい。全員体調が悪いかかのように運動量が少ないのである。ライバル札幌大のように技巧派揃いというわけではないのにつなごうとしては奪われる。まるでいいところがない。

九産大は右ハーフ江濱がFK担当。クロスの名手でもある。対する道都大は野田が左足FK担当。九産大は11分、清田がスルーパス、財津がGKの飛び出しの前でボールにさわり、決める。1−0。17分、九産大・右に開いた朴がドフリーで右クロス、財津がワントラップするもトラップが乱れシュートならず。19分、九産大・朴のFKはカベ。20分、九産大・松本がタテに仕掛け、シュート、DFに当たりこぼれを朴シュート、GKキャッチ。23分、森重に警告。アフタータックル。26分、九産大・朴が裏に抜け出すが、GK瀬川飛び出しストップ。それに引っかかりこけるがPKにはならない。31分、道都大・平野が左を抜け出しクロス、浅井は飛び込まず。ダイビングすれば届いたかもしれない。決定機。朴、右から切れ込み左足で右クロス、ファーで折り返し清田が飛び込むが上に外れる。決定機。終了間際に九産大・左CK・財津のキックははね返されたが、再び財津がクロス、朴がハーフボレーで決めて2−0。前半終了。

前半はシュート数8対2、ゴールキック数1対4完全に九産大ペースだった。とにかく道都大の出来が悪かった。しかし九産大もよくなく、守備は案の定イマイチだった。

後半は得点経過のみ書いておこう。

2分:九産大、オフサイドぎりぎりに大迫が抜け出し、横パス、財津が決める。3−0。
10分:九産大、財津が道都大DFのバックパスをカット、朴に出し、1対1を決める。4−0。
17分:九産大、大迫のパスを清田が左から右隅に。5−0。


非常に低調な試合で残念だった。関西基準で言えば、2部中位と2部下位〜3部上位の対戦といったレベルか。2回戦では九産大の勝算はほぼあるまい。

公式記録



総理大臣杯全日本大学トーナメント 1回戦  
早稲田大学−阪南大学
18時 長居第2陸 晴れ ピッチ並

早大           阪南大
−−−渡邉−−中川翔− −−−西田−−木原−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
菅田4篥帖歉硝楡松本怜小寺−中濱−井手口東
中川裕G烝掘歉川¬酖牒◆殍儉吉川−−澤崎−金
−−−−−菅野◆檗檗檗檗 檗檗檗檗歟歃鏑−−−−

早大
GK 菅野一弘(2年・早稲田実)DF 野田明弘(2年・サンフレッチェ広島Y) 梅澤誠司(4年・早稲田実)小川諒(2年・柏レイソルY)中川裕平(3年・四中工)MF 松本征也(4年・浜名)岩田啓佑(4年・麻生)松本怜(3年・青森山田)菅田恭介(3年・多々良学園)FW 渡邉千真(4年・国見)中川翔平(3年・国見)

リザーブ 
河野猛(3年・大分トリニータU−18) 岡根達哉(2年・初橋)宮本章宏(3年・近大和歌山)塗師亮(4年・東京ヴェルディ1969Y)中野遼太郎(2年・FC東京U−18)皆川翔太(2年・東京ヴェルディ1969Y)小井戸翔(1年・ジェフユナイテッド市原・千葉Y)

阪南大
GK 竹重安希彦(3年・西京)DF 澤崎和之(4年・京都パープルサンガユース)吉川健太(4年・守山北)金泰弘(2年・大阪朝高)朴帝宣(2年・大阪朝高)MF 井手口正昭(2年・東福岡)中濱雅之(4年・セレッソ大阪U-18)東浩史(3年・FCみやぎバルセロナ)小寺優輝(4年・青森山田)FW 西田剛(4年・鹿児島城西)木原正和(3年・サンフレッチェ広島ユース)

リザーブ
GK 麻生悠太(3年・熊元学園大付)久野修平(4年・関大一)今村虹陽(1年・守山北)長瀬圭佑(3年・ヴィッセル神戸ユース)井上翔太(1年・東福岡)吉田幸一(3年・中京大中京)魚谷尚弘(3年・帝京長岡)


早稲田では野田が元U−16代表、中川も狭間の年のU−16代表、松本怜はU−18代表経験がある。渡邉はU−19代表経験アリ。阪南大はLBがC大阪特別指定の野田ではない。


早大はサポーターのウルトラスが東京からわざわざ6人も来ている。阪南大は阪南大高が応援に来ている。

試合は序盤から阪南ペースで進む。暑い中、前から激しくプレスをしかける。これに対し早大は昨年までの大榎体勢ならバックラインからきっちりビルドアップしようとして阪南大のプレスにかかり、もろに攻撃を浴びそうな印象だが、今井体制下で、イマイチ狙いが分からないサッカーで、繋がないために危険な位置で奪われてのハーフカウンターを浴びずに済むが、ロングボールは通らず、あまりサイドで引きつけないサイドチェンジが多く、イマイチ効果が薄い。渡邉のポストプレーも深い位置では出来ず、引いてのプレーばかりで、要するにあまり強くない。昨年のインカレ決勝を観ているだけに、首をひねるばかり。選手の入れ替えの問題というよりもチーム戦術の方向性自体が不明である。

8分、阪南大・小寺の左CK、ヘッドは上に外れる。11分、早大・中川翔、強シュート、GK竹重正面。11分、阪南大・東の突破を倒され右FK、朴が左足で狙うが、左CKに逃げる。14分、早大・渡邉がいいタイミングで右に開き、右クロス、井手口がクリアするもバーを叩く。あわやオウンゴール。15分、阪南大・東が中央をドリブル突破、小寺に出しシュート、上に外れる。22分。早大遠目からロングもノーチャンス。直後、阪南大、右FK、ファーで西田が落とし、小寺へ。左CKに。25分、早大カウンター、阪南大・木原がよく戻って止め、吉川のスライディングタックルでタッチに逃げる。早大は松本怜がスピードで阪南大LB朴に対し優位に立つ。朴は正確な左足キックが武器だが、SBとしてはスピードがない。阪南大では右の東が早大・中川を圧倒。両者とも右からの攻めが武器。28分、阪南大、左クロスに西田ダイビングヘッド、左に外れる。30分、阪南大、左を崩し、井手口ミドル、左に外れる。32分、阪南大、30mFK、小寺が右に出し西田強烈シュート。44分、早大・中川に警告。東の突破をレイドタックルで止めた。45分、阪南大、小寺の左CK、西田ヘッド、右ポストを叩く。前半終了。

前半はシュート数2対9、コーナーキック数1対5、ゴールキック数6対1、ファウル数13対4.全ての数字が阪南大ペースを示す。早大も個々の能力は高いのだが、チームとしてのまとまりがない。阪南大は決定力があれば、前半で2,3点リードしていただろう。

後半0分、東がテクニカルに中川裕を外し、ゴールライン際に切れ込みマイナスのクロス、カットされる。早大はサイドのスペースにロングボールを蹴りこみFWを走らせる狙いがあったようだ。7分で4回の阪南大ゴールキックとなる。しかし阪南大もすぐに修正。後半は開始すぐ早大がペースを掴む。11分、阪南大・吉川が負傷。久野が入る。13分、阪南大・右スローイン、木原が右から切れ込み、左足シュートが決まった!0−1。16分、早大、左45度30mFK。岩田狙うも上に外れる。20分、阪南大、東の左クロスを金が受け右クロス、西田ダイビングヘッド、上に外れる。決定機。24分、早大、菅田→小井戸。ポジションそのまま左ハーフ。29分、早大右で渡邉がつぶれ、松本征ミドル、右に外れる。直後に早大DFのミスを木原が奪い、西田へ。GK前に出て防ぐ。34分、阪南大・澤崎に警告。カウンターをファウルで止めた。37分、阪南大・小寺のスルーパスを受けた西田がペナ内で切り返し、足が滑って逸機。38分、早大・梅澤に警告。西田の後ろからのしかかったヘッド。43分、阪南大・東→長瀬。早大・梅澤→岡根・189cmあり、パワープレーと思ったがそのままCBに入る。そのままタイムアップ。0−1。

後半のシュート数は2対6、やはり阪南大ペースだった。早大のプレーには首をひねるばかり。野田の正確なクロス、渡邉の身体能力、松本怜のスピード、CB陣の高さなど、個々の能力は高いのだが、阪南大の秩序あるスタイルの前に1点差ながら完敗を喫した。

この日の第1試合を見る限り、阪南大の準決勝進出の可能性は高そうだ。そこでの流経大戦が優勝の行方を左右しそうだ。

公式記録


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