サッカー観戦日記

2007年09月07日(金) 関西学生リーグ第1節 びわこ大−同大

関西学生リーグ開幕戦は平日開催となった。金曜18時キックオフ。仕事を終えて飛んでいけば間に合わないこともない。タクシーを使って到着。10分遅れ。開会式直後なので動員が行われスタンドは満席である。かろうじて座れる場所を見つけもぐりこむ。すでに同大が1点先制している。楠神がFKを直接決めたらしい。

関西学生リーグ第1節     
びわこ成蹊スポーツ大−同志社大
18時 鶴見緑地球 晴れ ピッチ並

びわこ大         同大
−−−篠部−−三好−−− −−−飯島−−角島−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
瀬古−中原−−熊田−佐藤 楠神−滝口−−大森−須原
山田−−榊−−内野−船津 深浦−永戸−−森本−井上
−−−−−磯谷−−−−− −−−−−川原−−−−−

びわこ大
GK 磯谷幸一郎(4年・各務原高)DF 山田尚幸(2年・枚方FC)榊親平(4年・岐阜工業)内野貴志(1年・野洲)舩津徹也(3年・立正大学淞南)MF 熊田圭佑(3年・市尼)中原亨(3年・青森山田)瀬古朋広(2年・各務原)佐藤瞬(3年・立正大学淞南)
篠部拓真(2年・山城)FW 三好達也(2年・市尼)
リザーブ 中岡暁紀(4年・和歌山北)小川優(3年・開星)玉垣光滋(4年・立正大学淞南)平野甲斐(2年・立正大学淞南)小池遼(2年・守山北)坂井優介(4年・丸岡)永井義文(2年・セレッソ大阪U-18)

同大
GK 川原隆弘(2年・佐賀東)DF 井上翔太(3年・藤枝東)森本一樹(3年・セレッソ大阪U-18)永戸康士(2年・履正社)深浦啓(4年・国見)MF 滝口陽平(4年・藤枝東)大森一樹(2年・ヴィッセル神戸ユース)須原啓太(3年・愛知)楠神順平(2年・野洲)飯島輝(2年・丸岡)角島康介(1年・鵬翔)
リザーブ 佐野星一郎(4年・G大阪ユース)宇城康太(2年・丸岡)林佳祐(1年・ヴィッセル神戸ユース)安川有(1年・アビスパ福岡U-18)大塚秀(2年・藤枝東)荒堀謙次(1年・野洲)岡慎一郎(4年・中京大中京)


びわこ大は春季リーグ覇者。しかし総理大臣杯出場は逃した。無名軍団のびわこ大は船津が関西選抜に選ばれたくらいで、高校時代も特に目立った実績のある選手はいない。春は観る機会が無かったので今期初観戦だ。

一方同大は二部からの昇格。当然今季初観戦。10番滝口は元全日本選抜のボランチ。またGK川原は元U−16代表。GKとしては大きくないが、反応がよくキックも正確。大森も元U−16代表だ。

ゲームは完全に同大ペース。互いにプレスを掛け合うが、あまり厳しくは無い。しかしどうにもプレスをかわすだけの早いパス回しが出来ないあたり、1部では下位の力かと思った。18分、同大右からの攻め、楠神が右にスルーパス、飯島がシュートミスしこぼれたところを須原が叩き込み0−2。同大は楠神・須原がポジションをしばしば入れ換えてチャンスを作る。びわこ大の中盤は完全にフラットでサイドハーフ同士が入れ替わることは無い。その後も同大が攻め立て、前半終了。

後半はびわこ大がよく攻め、シュートも数多く放ったが、押し上げるバックラインの裏が脆く、何度も危ないシーンがあった。主将の榊はカバーが遅れ気味だったし、一昨年の野洲高校全国優勝メンバーながらことしびわこ大に入った内野は再三裏を取られていたりと、戦術理解がイマイチ。同大では楠神が再三ドリブルを仕掛け、リズムを作った。スター不在の関西にあって、2年後のユニバーが狙える好素材だ。85分カウンターから同大・岡がドリブルシュートを決めて0−3で勝負あった。同大の強力な中盤が威力を発揮したゲームだった。タレントの不足を例年組織力で補ってきたびわこ大だが、組織がかみ合わず完敗。これをどう立て直すか。

公式記録


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T.K. [MAIL]