サッカー観戦日記

2007年05月05日(土) フットサル国際親善試合 日本−アルゼンチン

フットサルの代表チームを観るのは初めてである。代表チームが結成された当初はマリーニョ氏だとか木村和司氏というクラブ監督経験のない人が代表監督に就任して、当然のごとく冴えない結果に終わっていたし、特に木村氏の頃は悲惨な結果が、続き観に行く気にもなれなかった。その後経験のある人が代表監督に就くようになり、結果も出て、魅力ある代表チームになってきたと思う。
現在のサッポ監督はブラジルでの実績もあり、ジーコのつてで呼ばれた人物だが、数少ないジーコ時代の財産と言えるだろう。選手が絶えず動き、ポジションチェンジを繰り返しながらパスを回すフットサルを志向している。対するアルゼンチンは前回の世界選手権ベスト4、世界のトップの一つである。2日前にも日本とテストマッチを行い4対2で下している。時差ボケも解消し、コンディションが上がっていると思われる今回の対戦はどうなるか。

試合が始まってみると意外と日本がパスを回す、アルゼンチンの守備が低めで、まずはゴール前を固める戦法だった。しかし1対1は強く、日本のパス回しにも振り回されない。シュートは必ず正面に入りブロックする。恐るべき守備のチームだった。アルゼンチンが攻勢に出たときは、ポジションチェンジが少なく、個人技で局面を打開しようとする。両者決定機が少ないまま前半終了。

後半に入ると、双方チャンスが増えてくる。ゴール前のシュート性のボールがわずかに味方に会わないシーンが続く。そして左サイドで木暮が放ったシュートがファーサイドネットに突き刺さった。一人ファーに詰めており、枠を外していてもゴールしていたシーンだった。1点入るとアルゼンチンも攻勢に出て、ゴレイロ(GK)も高い位置に出てパス回しに加わり崩しにかかる。そして終了間際サイドでの崩しからゴレイロが決めたかに見えたがタイムアップで惜しくも得点ならず。日本で0.数秒差で逃げ切った。

日本の状態はよさそうに見える。AFCフットサル選手権も見に行く予定だ。ぜひ優勝してほしい。


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T.K. [MAIL]