サッカー観戦日記

2004年09月12日(日) メニコンカップ2004


メニコンカップ オールイースト−オールウエスト 
9月12日(日)瑞穂球技場 13時 ピッチ並 晴 微風


東                 西
−−−谷島−−宮川−−− −−−上谷−−原田−−−
−−−−−能登−−−−− −−−−−−−−−−−−
−大竹−−木暮−−柿沼− 二戸−鈴木−−安田−池−
輪湖−吉田−−豊島−笠松 原田−米田−−三宅−奥井
−−−−−岡田−−−−− −−−−−鈴木−−−−−

4分:全東 右CK大竹君からニアの豊島君がヘッド。1−0。
31分:全西 二戸君がハーフ付近からスピードに乗ったドリブルでバイタルエリアに進入、全員の注意を引き付け、右でフリーの池君へ。落ち着いて決め1−1。
50分:全西 原田君がドリブルで強引に中央突破、ペナ内で倒され、PKかと全員がプレーを止めた瞬間一人立ち上がって蹴りこむ。笑いをとった絶妙の間。1−2。
60?分:全西 全東DFから奥埜君に出たパスを読んだ安田君がトラップしたところをカット、すぐ原田君に捌き、横の坂井君?が決めて1−3。


前半からG大阪主体の選手構成の全西が息の合ったパス回しで全東を圧倒。特にインサイドの二人のテクニックは圧巻だった。プレッシャーをものともせずボールを失わない安田君と剛柔併せ持つ左足の鈴木惇君が次々にチャンスを量産する。池君の切り返しを多用するドリブルや二戸君のシンプルにスピードを活かすドリブルも効いており、上谷君の周囲のスペースを狙う原田君に面白いように決定的なパスが通る。全東は全員がバラバラで個々の能力を活かせなかった。ポスト役の谷島君は三宅君・米田君に狙われ足元に収まらず空中戦でも大苦戦。宮川君もドリブルに入れず、トップ下で起用された能登君も前線のスペースを再三狙うがボールは出ず、かといって下がって受けようとすれば安田君の餌食となってしまった。GK岡田君は再三の好セーブを見せたが、GKばかり目立つ前半だった。

後半のスターターは以下の通り
東                 西
−−−谷島−−宮川−−− −−−白谷−−原田−−−
−−−−−大竹−−−−− −−−−−−−−−−−−
−輪湖−−木暮−−奥埜− 二戸−鈴木−−安田−池−
笠松−吉田−−奥山−豊島 原田−米田−−三宅−坂井
−−−−−岡田−−−−− −−−−−石田−−−−−

全東は中盤を大幅に変更。前半と同じポジションは好プレーをみせていたボランチ木暮君のみ。西は選手交代の必要性などなかったが、オールスター戦のためGK、RB、FWを交代。東は相変らず呼吸が合わず、各選手が動きながらボールを受けることが出来ない。足元で受けて個人の能力で打開できるわけでもなく、やはり全西が完全にゲームを支配。ドリブラー2人となった前線の機能こそ低下したが、圧倒的な構成力で全東を寄せ付けない。地元グランパスの選手を入れながら最後まで押し続けて完勝した。

MVPは前半の出来なら鈴木惇君、70分通じてなら安田君かな、と思っていたらFWの原田開君だった。敢闘賞は安田君と岡田君。


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T.K. [MAIL]