皇帝の日記
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2010年05月12日(水) 義弟100年戦争

義弟と皇帝は敵である。

ジャバ夫さんは日本語がそこそこできるが、弟は全く異文化に興味無し。
旅行もそこそこするけど、アメリカ一番!マック一番!とりあえずウォッカはコーラに入れとけ、な人である。
だからそもそも話はお互いにほとんど通じていないと言っても過言ではないのだが。

まず義弟はスポーツマンのせいかアクションがでかい。
会うなり、喜びのあまり(?)ジャバ夫さんに飛び蹴りを食らわせたり、ソファにジャンプして飛び込んだり、何も無ければその場でぴょんぴょん飛んでいる。
そして常にエネルギーが余っているので、突然「走りに行こう!」とか「あの山に登ろう!」とか言って、飛び出して行く。
義母によると、赤子の頃からエネルギーが余って仕方ないので、朝から夜まで床を転げ回って、ようやく寝付いていたのだとか。

まあ、これが子犬ならば可愛いのだが、義弟は180以上の大男だ。
こ、怖い・・・。
家が壊れる・・・。
ビクビクしてしまう皇帝なのであった。

そして、2007年夏「納豆ウン○事件」。
日本に遊びに来た義弟夫婦を連れて、六本木のちょっと良いお寿司屋さんに行った時の事である。
納豆巻を頼んだ皇帝に「ウン○みたい」と言ったのである。
「食べてみたら美味しいんよ」と勧めると、「味もウン○」と言ったのである。
かちーん。

てめえはウン○食った事あんのかー!!!
がしゃーん!!

と、ここでしこたま東洋の嫁に怒られた義弟。
だがしかし、こりずに2009年正月「お餅キンタ○事件」を起こすのである。

てめえはキンタ○食った事あんのかー!!!!
ばしゃーん!!

そう、義弟は下ネタが好きなのである。

かくて色々相容れず、特に食文化の違いは、決定的に二人の仲を凍えさせてしまった。
何度も我が家に泊まりに来ているが、「米、味噌、醤油」の三拍子に絶対手を付けないのだから、朝食にすらありつけず、毎朝マック通いの憂き目にあう義弟。
絶対献立を曲げない皇帝。

両者一歩も譲らず、うまく行っているとは言いがたい関係なのだが、義弟は家族の集まりとかが大好き。
しょっちゅう安否を気遣う電話をくれるし、母の日にはカードも送ってくるし。
このような異国の何食ってるかもわけわからない義姉を家族の一員として慕ってくれるのは、たいそうありがたい事でないか。

と、思っていたら、8月になんと、マリーナデルレイでセイリングの全米大会が有るとかで、1ヶ月も泊まりにくる事になった。
全然かまわないのだが、驚く事に東海岸からはるばる車で来ると言うのだ。
自分のボートじゃないと調整がうまく行かないとかいう理由らしいが、延々ボートをくっつけた車で。

その頃には新生児の子も居る予定なのに。
ふにゃふにゃの赤子も乗せてやって来ると言うのだ。
恐るべしアメリカ人。

恐るべしと言えば、義妹は今臨月に突入しようとしているが、体調が良いので大学の講師の職に復帰して、まだ教壇に立っていると言う。
予定日の前後が学期末試験なので、生徒達は先生の赤子が試験の前日とかに生まれて、テストが延期になるのを期待しているのだとか。

たくまし過ぎる。
哺乳瓶の煮沸消毒とか、どうするのかな。
しないのか。
そうか。

たぶん8月は、たくまし過ぎるアメリカ人一家に翻弄されて、毎日キーキー言っている事だろう。
乞うご期待。


皇帝