皇帝の日記
目次もくもくぶらり過去旅ぶらり未来旅


2010年04月23日(金) かみたまん

基本的にあんまり宗教と関係なく生きているのだが、それでも時々神様の存在を信じたくなる時ってありますよね。
急行電車に乗った途端、お腹がグルグル言い出した時とか。
試験当日、勉強してない時とか。
チーク材の家具に足の小指を強打した時とか。

そういうとき、「神様助けて!」って急に祈るってのも、普段お祈りした事も無いのに図々しい。
気恥ずかしい。
だから「かみたまん」を呼ぶ。
母は昔から宗教の話をする時、何故か「欧米人にとってかみたまんは〜」とよく神様を揶揄していた。
そんなわけで、皇帝も時々かみたまんのご厄介になっているのだ。
かみたまんは、他の神々と同じく何もしてくれないが、そこが良い。

さて、アメリカはキリスト教徒の国である。
ピルグリムファーザーが来た頃から、脈々と政教分離せずに、明々白々キリスト教徒の国であり、国民はしょっちゅう国家への愛を神に誓わされている。
スポーツの祭典でも、学校行事でも、裁判所でも。

国民でもなければ、キリスト教徒でもない我が輩は、そういう時は「ぼへ〜」っとしているしかない。

日本国籍を捨てず、アメリカ人にならないのは、その辺の事情もある。
だって、アメリカ人になる時には「有事の際には銃を取り、国家のために戦う事を誓ってチョ」と言われなきゃならんのだ。
どんな顔してどこに向かって誓ったら良いのかわからない。
たぶん、国家のためには戦わないだろうし、銃の使い方も知らんしのう。

まあそんなわけで。
珍しく宗教の話題だったし、ついでにもう一つコネタ。

熱心に念仏を唱えているチベット人のお婆ちゃんが、テレビのインてビューで「何を祈ってますか?」と聞かれて「世界の平和」と答えていたのを観たのだが。

同じ質問に、西欧の断崖絶壁の上にある、最も厳しい修道院の僧侶が答えて曰く「自分の欲望と戦っています。特に性欲」と答えていた。

そりゃあ、ダビンチコードがセンセーショナルなわけだな、と思った。

つか、今世紀最大のがっかりだ。


皇帝